住職のひとり言

住職のひとり言平成23年

感謝で始まり感謝で終わる H23.1.1
新年のご祈祷修法会は、、世界平和、国家安泰、各家の家内安全と繁栄を願って無事厳修致しました。有難うございました。

昨日大晦日に届いたメールです。
「題名、感謝 ▼本文 金沢市の〇〇と申します。毎朝(一口法話)魂の深くまで染み込むお言葉 本当にありがとうございます、そしてありがとうございました。
人生山あり谷あり、このかけがえのない一年の中で私はどん底の深さ、というものを知りました。
そしてそれが神仏の慈しみの深さとイコールであることを今感じています。
いつも勇気とエネルギーをいただいております。
どうかご住職様ご自愛下さり世のため人のため益々善きお仕事をなさって下さいませ。
深い感謝を合掌に込めて 〇〇拝」

有り難いメールに、私も勇気とエネルギーを頂き感謝です。感謝は感謝で結ばれて、人を幸せへの世界へと導いていく。今年も感謝で始まり感謝で終わりたいと思います。
昨年ほど充実した一年はなく、神仏のご加護とお慈悲を心から感じた年も有りませんでした。
平成21年は、自己を見つめる事の大切さと愛の大切さをご本尊様から教えられ、昨年平成22年はどんなことがあっても信じることの大切さと、諦めずに精進していくことの大切さを教えられました。今年は、どんなメッセージを頂けるのか楽しみです。
なぜならそれは、幸せの道、涅槃の世界へと辿り着く方法だからです。
今年も、どんな出会い、ご縁を頂けるのか、どんなお導きを頂けるのか今から楽しみです。
どうぞ沢山の出会い、ご縁をを待っています。お遠慮なくお出かけ下さい(メール下さい)。合掌

神仏のお試しに負けないように H23.1.2
元旦の朝、勤行中に枯れ葉舞う木枯らしの情景を見せて頂き、今年は余程心していかなければならないと、心新たに決心しました。
そして、この二年間にご本尊様(神仏)から教えて頂いた、自己を見つめる事と愛の大切さ、信じることと諦めずに精進していくことの大切さのお試しの年でもあると確信しました。
そんなこと考えながら、位牌堂の先代様、ご先祖様にローソクの火を灯すと、こんな事は初めてというくらいローソクの火が高々と燃え上がり、先代様、ご先祖様が「自分達がついている、守っているよ」と教えて下さった様に思え、有り難くどんなことがあっても、乗り越えていける、乗り越えられると確信した有り難い元旦でもありました。

神仏のお試しに負けないように心して今年も一年、常に自己を見つめ愛を忘れず、どんなことがあっても信じて諦めずに前進してまいりますので、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様も私と一緒に前進しましょう。合掌

年末31日の一本の電話 H23.1.4
年末31日の一本の電話。
ひとり言12月26日の「今日、衛門三郎の話からお大師様は罰を与え、八人の子供達を殺した」と言われた信者さんからの電話です。
「先日、私は問答のつもりでお話をさせて頂きました。もう一度お聞きしたいのですが、何故、衛門三郎の子供は死んだのですか?」と尋ねられました。
私「これは分かりませんが、例えば山の神様を怒らせたとか?人の怨みや辛みだったのか?宿命だったと思います。お大師様には亡くなることが分かっていたから、衆生救済のために托鉢に行かれました。しかし、お大師様の思いとは裏腹に追い返させられてしまった」とお話しすると、今私は石手寺に来ています。石手寺でも同じ事を言われました。これで納得しました。今年の内に解決したかった問題だったので良かったです。有難うございました」と電話を切られた。

疑問に思ったことをきちんと解決されて新しい年を迎えられた信者さん。
しかも年末年始の休みを利用して自転車で四国巡拝。御利益は大きそうです!
今年の信者さんの運勢は前進しそうですね。きっと心願成就へと導かれることでしょう。
陰ながら応援します。

先日、熊本で消息を絶った小型機の方、弟と南極31次隊で一緒だったドクターとのこと。
残念でしたが、心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

今年一番の神仏のお試しに度肝を抜く H23.1.7
2日のひとり言「神仏のお試しに負けないように心して今年も一年、常に自己を見つめ愛を忘れず、どんなことがあっても信じて諦めずに前進してまいりますので………」と書きましたが、来ました!来ました!早速、今年一番の神仏のお試しが!
この二年間の神仏の教えは、この日のために有ったのではないかと思うくらい度肝を抜かれた。
もし、愛と信じることの大切さを教えて頂いていなければ少しは動揺していたかもしれません!

それは、1月4日の息子次男の二十歳の誕生日にやってきました。
娘から電話が鳴る。
「ビックリするかもしれないけど、私赤ちゃんができたの!産みたいと思っている。それともう一つビックリする事があるの!相手は25歳年上」と。
「えっ!」と驚く私に「たまたま好きになった人が25歳年上だっただけよ」とあっさり言われてしまう!「確かに!」と変に納得する。
「現在無職で!」「えっ!」の私の言葉に「今一生懸命仕事探しているけどなかなか良いところ無くて。でも凄い頑張り屋さんよ!それにお坊さんだから凄く優しい人よ!」と!
出てくる言葉に驚くことばかり!

しかし、娘が彼を思う心、愛する心と信じる心には完敗しました。
娘が彼を愛して信じているのであるならば、私達夫婦は二人の愛を信じて見守っていこう!このご縁を良縁と信じて、後は神仏を信じて二人の幸せと彼が一日でも健康で長生き出来るようにお祈りしようと決心しました!坊守は自分より一つでも年下で良かった!と息子が一人増える喜びと孫が出来る喜びに今からわくわくしています。

昨年12月18日、信者さん49歳と37歳がめでたく結婚式を挙げました。
信者さんがやっと掴んだ幸せです。「本当に良かった」心から祝福申し上げます。
人生はまだまだ捨てたもんじゃ有りませんね!
世の男性諸君!(女性諸君も!)四十過ぎたから結婚はない!と諦めないで、自分を磨けばまだまだチャンスはあること信じて精進して下さい。会社と家の往復ではチャンスは有りません。サークルや習い事ドンドン人が集まるところに出ていって自分をアピールして下さい!ご健闘を祈ります!

沢山あるホームページから当山とご縁が有るのは何故でしょう?
ご本尊様、お大師様、当山の仏様から皆さんを幸せに導きたいとご縁を頂いたのです。あなたは当山の仏様に選ばれたのです。
神仏を信じて、自分を信じて精進して下さい。道は開かれるはずです。実行有るのみです。合掌

娘達の出会いは仏縁、お不動様のお導き H23.1.12
 9~10日、娘達が神戸から挨拶に帰ってきました。
そして二人のご縁は仏縁!お不動様のお導きであることを確信しました。
 二人が出会ったのは仁和寺!娘と出会ってから彼は二日間続けて行ったこともない山を登り、行き着いたところには岩の上にお不動様が立っている夢を見たそうです。そのことを聞いた娘は「実家の寺には岩の上にお不動様が祀られています」と話していたそうです。
 そして、篠栗に入り篠栗四国一番札所南蔵院に来たときに「僕の見た夢はここから山にずっと登っていったよ………夢でここに来たよ!夢で見たお不動様は慈音の滝のお不動様だよ!」と話したそうです。
私が娘に「本当は五剣の滝のお不動様が呼んだと思うよ」と話すと、「五剣の滝はパワーが凄くて今の自分は怖くて行けない」と五剣の滝には行けなかった事を話したそうです。

 彼の父方の叔父は、高野山真言宗の山林部長をされた方で、母方は和歌山県の高野山真言宗の檀家寺だそうです。幼少の頃から僧侶になりたかったそうですが、金儲けが面白くなり僧侶の夢は忘れられていったそうです。
海外のブランド品を仕入れるためイタリヤやパリに行ったり、パリのモデルのスタイリストをしたいと学校に行ったり(娘のカットはなかなか似合っていた)色々仕事をし大金を手にしましたが、中国人に騙され人間不信に陥り鬱病になったそうです。担当医が変わり、「あなたの病気は薬を飲んでも治らない。頑張り過ぎるのが良くない。先ずは外に出て、電信柱一本まで行ったら帰っておいで!それが出来たら次は電信柱二本まで行ったら帰っておいで!」そう言われて実行したそうです。
結果「あの二年間は何だったのだろうか」と思うくらい簡単に治ったそうです。
その後もお金儲けに走り、居酒屋をしてはお客様の火の不始末で店は全焼。保険に入っているからと保険書を見れば昨日で満期切れ!自分の人生はいつも天から地に落とされる。これは仏縁を持たなければならないのではないかと思い、それから大日如来様をお祀りして信仰しはじめたそうです。
阪神淡路大震災の時は、何故か隣の畳の部屋に寝たくなってベットでは寝なかったそうです。翌日ベットの上には46型のテレビが落ち、大日如来様の首が折れていたそうです。自分は何かに守られていると思い得度をしたそうです。
 その他、親戚に腹を立てお墓を倒したなど「幸せになるために!」の条件の実行と懺悔、そして世のため人のために生きていかなければならない方だと思いました。
この結婚は、娘にとっても彼にとっても一番のご縁で、お互いに無いものを補いながら持っている能力を引き出し高め合いながら生きていける、お不動様から頂いたご縁、良縁だと思いました。

とは言うもののやはり親は心配!今日は「観音様、娘に変わっておみくじを引かせて下さい」とお願いしておみくじを引いてみました。
「第三十二番おみくじ、運勢は吉、恋愛は、今の人が最上迷うな! 縁談は、人の言葉に迷うず心を定めよ!吉」と。
「やっぱり!」と一人、ニヤリ笑う私でした。合掌

仏様に認められた信者さん H23.1.20
18日早朝信者さんから届いたメールです。
「お早うございます。先日物凄く雪が降った日に篠栗方面に、義妹と行っていたのです。帰りに祖聖大寺横を通りましまたので、お滝場の不動様だけお参りして帰りました。
雪が凄くて怖かったです。篠栗は別世界ですね。今日、お地蔵さまが『来なさい』と朝から言われています。やはりお滝場のお不動様だけしか行かなかったからでしょうか(笑)。今日、時間が取れたら少し伺いたいと思っています。ご住職様に会える事も、とっても嬉しいです。お地蔵様お不動様が呼んで下さる有り難いご縁です。夕方伺います。また、私にとって素晴らしい良いお話が、聞けるのでしょう。楽しみです」と。
このメールを読んで「良い話が聞ける?違う!今日は話をしに呼ばれたのではない。何故お地蔵様は信者さんを呼ばれたのだろう?」と疑問に思っていましたが、答えはすぐに見つかりました。
22日に来られるはずだった板金業者さんが「予定より早く鬼瓦が入荷しましたので今日取り付けます」と工事に来られたのです。お陰で待ちに待った小さなお堂、淡島堂、弁財天堂、夫婦地蔵堂、大学地蔵堂、梅林堂が完成しました。そこへ信者さんが来られましたので、信者さんに手伝ってもらって各お堂に仏様を安置しました。
信者さんはこのためにお地蔵様から呼ばれたようです。しっかり仏様を抱きかかえて「有り難い!有り難い!」と幸せそうでした。
仏様もここまで惚れられたら信者さんを呼はれるは当然!と思いました。
また翌日も平日に来られるはずもない信者さん!仏様に呼ばれて役行者様とご自分の守り本尊大日如来様を移設して頂きました。
この不思議なご縁は、仏様に認められたお二人であることを確信したご縁でした。
お二人はいつか世のため人のためにお力を発揮され、信仰の素晴らしさを生きることの素晴らしさを沢山の方に伝えて頂ける方だと思います。信仰は本当に素晴らしい。幸せになるのですから!

正月から降った雪がまだ溶けない!この分だと棟上げまでに溶けそうもない!明日は雪かきか~!誰か助けて~!合掌

大師堂上棟式無事終わる H23.1.24
昨日23日、大師堂上棟式無事終わりました。
ネットを見て伊万里からお越し下さった方、お接待に手作りのちらし寿司をお持ち下さった信者さん、遠路唐津からお越し下さった信者さん………寒い中本当に有難うございました。お陰様で無事に楽しく上棟式を終えることが出来ました。
3月中旬には完成予定です。どうぞお楽しみに!
お大師様が私達の為にお力を貸して下さいます。幸せに導いて下さるのです。有り難いことです。

昨日信者さんから届いたメールです。
「ご住職様からのメールに返信しようとしていたら、待ちに待った彼からメールが届きました。
始めて会話らしい会話、メールのやり取りが出来ました。一歩前進です!
大師堂棟上の「もち」がここまで届いたのかもしれません!(笑い!)」と、嬉しいメールでした。
又、今日は信者さんから、「父の厄落としのために星祭りで塩鯖のお接待させて下さい」とお話を頂きました。星祭り参加の皆様に鯖半身をお一人様1ケ差し上げます(大人のみ)。
楽しみにお出かけ下さい。今年の景品は電子レンジ、炊飯器、シェイバー、コードレスアイロン、ドライヤー、オーブントースター、その他、縁起物色々用意してお待ち致しております。
まだ、開運、厄除け祈願のお申し込みを終わらせていない方お急ぎ下さい!ご縁を楽しみにしています。

又、信者さんから嬉しいお話を聞かせて頂きました。
「主人が別人のように優しくなりました。子供もお父さん門がとれたね!と、家族仲良く幸せに暮らしています。本当に有難うございました。」と。
ひとり言を読んで幸せの輪が広がっていること、心から嬉しく思います。
これからも精進してまいりますので宜しくお願い申し上げます。合掌

信者さんが事故を起こした理由 H23.1.26
信者さんからのメールです。
「こんにちは。今インフルエンザで寝込んでいます。熱は下がったのですが………。
一昨日は事故をおこしてしまいました。民家の塀にぶつけてしまったのです。
幸い人をはねてはいません。私も大丈夫です。
車は買い替えです。ご先祖様に守られたから怪我がなかったのでしょうが。
今日母親がお墓参りに行くとお供えしていたお花の葉が揺れていたそうです。何か関係ありますかね?」と。
私「一月は誰か命日の方がいますか?ご自分もお墓参り、初詣!神仏とご縁を結んでいますか?正月霊場巡り考えていましたね!ご先祖様楽しみにしていたかもしれません」

私達は何気なく思ったことを口にしますが、「霊場巡りをします!」と口にした時、ご先祖様は楽しみにしています。その思いが強ければ強いほど催促をされる事があります。
人もそうだと思いますが、口に出したことを実行しないと「あの人は口先ばっかり」と信用されなかったり、叱責されたり、頼りにされていればいるほど不満は大きくなり、時にはいじめに遭うこともあります。

言葉に出したことは、人もご先祖様も神仏もしっかり聞いています。
自分の言葉には責任を持ちましょう。そして実行しましょう。
実行すれば、人との絆も、ご先祖様との絆も、神仏との絆も深まって有意義な楽しい人生を送ることが出来るはずです。
信者さんが事故を起こした理由(わけ)は、「言葉に出して何もしないで失敗するよりも、言葉に出して実行して多いに失敗して賢くなりましょう!」とご先祖様が教えてくれたのかもしれませんね!

今日頂いた嬉しいメール。
「住職のひとり言に載っていた、大師堂上棟式の写真を見たとき、何かたくさんのパワーをいただきました。ありがとうございました。」と嬉しいメールに感謝です。合掌

逃げずに精進 H23.2.1
二月は逃げる!と申しますが、あっという間に過ぎてしまいます。

しかし、この時期何故か人は辛抱仕切らず、逃げていく人が多いように思います。どんなに辛くても逃げずに精進して下さい。

今日は、高野山に前行(僧侶になるための行)に行っていた弟子が1月30日無事に終え、一週間の暇を頂いて挨拶に来た。表情も豊かで一回り大きくなったように見える弟子だが、辛く苦しかった行の話を淡々と話していたが、時折感情を必死にこらえている姿に胸が痛くなった。
通らなければならない道とは言え不憫でならない。
「全ては不動明王様のお試しと思いなさい」と話すと「ハイ、私が落ち込んでいるのを見てお不動様はニヤリと意地悪く笑うのです。クソッ!と思います」
私「その内お不動様に認められたなら慈悲深い顔に変わるから、それまで辛抱!」
弟子「ハイ、負けません!後ろからいつも誰かが私の経本を覗いて、見守って下さっているのが分かりますから負けられません」
私「お大師様がみ守って下さっているのですね。精進して下さい」とこんな会話でした。

信者さんから届いたメールです。
「去年、離婚の相談を受けて祖聖大寺のHP教えてあげた友人からメールが届きました。
「関東八十八箇所」を御主人の運転で廻られているそうです。
離婚どころか、こんなに仲の良い夫婦もありませんね!幸せの輪広がっています」と。

逃げずに夫婦のこと見つめ直したから幸せに導かれていく!嬉しいことです。

「我が家と言えば、弟の目が悪いようです。
視野が狭くなったようで車の運転が怖いので小さな車に買い替えると聞きました。
車の前に病院に行ってもらいたい。病院へ行くのが怖いのか?
現実を受け止めるのが怖いのか?どうしたらよいでしょう?」と

私「弟さん!口に出した事実行していませんね!」

信者さん「私が?弟がですか?」

私「忘れましたか?弟さんが「落ち着いたら祖聖大寺に挨拶に行くと言っていました!」と私に言われた事を!」

信者さん「そうでした!私自身忘れかけていました。のど元過ぎれば何とやらで、その時の苦しみは過去の事となり、今は現実の生活に流されてる。どう切り出したら良いでしょうか?」

この話は一年前の話です。1月26日に「口に出したことは実行しましょう」とブログに書いたばかり!神仏の存在を心から感じたメールでした。
さて、弟さんどうするでしょうか!逃げずに精進してくれると良いのですが!言い換えれば神仏はしびれを切らしている!早く救ってあげたいのです!嬉しいことです。合掌

繰り返し繰り返しして心は(魂)は磨かれていく H23.2.2
今日も弟子が来山。
昨日も今日も顔が赤い!「熱があるのでは?」と尋ねると
「顔がしもやけです」と答えが返ってきた。私も手や足にしもやけができたが・・・絶句した。

信者さんのメール。
「大雪の中、星祭り、お疲れ様でした。 ありがとうございました。
長崎から90歳のおばあちゃまがいらっしゃったんですね。その方にお会いしてみたいです。
星祭り当日、我が家は高台なので下りられず、月曜日も主人は歩き、私も息子達を送り届けて、今頃!筋肉痛です。
でも改めて、母の一番大事な仕事は 子供達の安全を守ること!健康管理も含め、家庭を守ることなんだと思いました。水道管凍結で洗濯できずに、頑張って水で手洗いしました!ストーブで沸かしたお湯に手をつけつけ!お湯が出ること、普段の生活がどんなに有難い事か。昔の人は大変だったんだな~と、色々考えながら過ごしたの日々でした」

私「ママは奮闘でしたね。不足を言わず、感謝出来る事、日頃の精進の成果ですね!
神仏を信じる心!本物になってきたと心から嬉しく思います」

信者「はい、ありがとうございます。でも!まだまだです。不平不満… 出てきますけど、
ぐっとこらえてるし、とにかくみんな無事だったんだからそれでいいと。私もやれば出来るな!な~んて、秘かに思ってましたし。また凍結しても、もう、ある程度出来る!ってわかったから、ちょっと自信になりました。繰り返してますよ。でも、なるべく切り替えてます。今は大丈夫です!今は……ですよ」
私「繰り返し!繰り返し!して人は成長していきます。前進してます」と。

弟子に「人は繰り返し!繰り返し!して成長すると信者さんにメールしましたが、落とされてははい上がり!落とされてははい上がり人の心は強くなり魂は磨かれていく。僧侶として強い信念を持っていればどんなお試しにも負けないし、負けてはならない」と話すと、
弟子「アッ!その言葉で分かりました。それでこんなに日々試されるのですね!私の心(魂)を磨くため今、繰り返し、繰り返し、試されて動じない強い心を養っているのですね」と。

その言葉に弟子が高野山でどれだけ辛い心の修行をさせられているかがよく分かる。
試しているのは神仏は勿論、人も又同じである!
興味を持って試してくる人は、弟子の将来に大きく関わる人だからでしょう!だからどんなお試しにも負けずしっかり精進して欲しいと思う!
あなたも心(魂)を磨くためどんなお試しにも負けないで下さい。合掌

宿命の年を迎えて H23.2.4
今日は立春。新しい年を迎えて、気になる信者さん。
21年11月21日のひとり言。
「今日は観音様から厳しいが有り難いお慈悲を頂く。信者さんから「朝こんな夢を見ました」と尋ねられる。の夢。私は頭を抱えた。信仰される方が朝方見る夢は正夢である。その旨伝えると「絶対にそんなことはない」と受け入れない。ところが観音様から「2年半前から取り組んでいる問題を解決したとき宿命は変えられる」とお言葉を頂いた。目の前に後光が差したような思い。それにも益して有り難いのは、信者さんの祈願の時、観音様が歯を見せて笑われた。お大師様も微笑まれた。私はいつまでも頭を深々と下げた。信者さんの苦しみは私が一番知っている。努力しているにもかかわらずまだ頑張れと厳しい言葉を言ってきた。それでも良くここまで付いてきてくれたと胸が熱くなる。やっと報われる日が近づいた。後は信者さんが心新たに精進してくれる事を願う。「半年後の12月本堂で親子3人が座禅している様子が見えるよ」と言っていたが現実となりそうだ。勿論これは始まりであり最終目的の幸せにはもう少し時間がかかる。
しかし、道は開けた。観音様のお慈悲に感謝感謝。本人の努力に乾杯。」

大切な人との別れとは、父。問題解決とは家族の絆。
しかし、家族の絆はまだ深まっていない。昨年家族の絆深めて頂きたくて赤瑪瑙(人間関係が深まるパワーの石)の数珠を差し上げた。それでもなかなか進まない。私の方が焦ってしまい、信者さんに早く家族の絆深めるように責めてしまう。その結果「今は何も言わないで下さい。」と言われ、肩の力が抜けていった。
それから、二週間後私が差し上げた数珠が切れたそうだ。修繕はされたが私との絆は修復されなかった。
年末、このままでは大変なことになると思い、観音様の許可も出ないまま、前から約束していた実家の神棚仏壇を見に行った。やはり問題多い祀り方だった。
それでも私の思いは届かず、星祭り前電話で46分お話ししたがなかなか進まない。「とにかくご実家の障子の張り替え、掃除をして下さい」と言っても言い訳をされる。仕方なく「葬式するにも家を綺麗にしておかないと」と言って電話を切った。
そして、新年を迎えた今日、黒星を迎えたお父様は、救急車で運ばれた。軽い脳梗塞らしい。10日間ほどで退院できるそうだ。今回はこのくらいですんだが、一日も早く家族の絆深めてお父様の命、宿命を変えて欲しい。これは観音様から頂いた家族の宿題ですから、私にはどうしてあげることも出来ないのです。合掌

宿命は変えられるか? H23.2.9
先日のひとり言の信者さん、父親が病院に行くまでの不思議な経緯を話してくれた。
お父様は自分の携帯に着信があったので先方に電話をされたそうです。
ところが相手の方は電話をしていないらしく、いつもと違うお父様のご様子にビックリされ、家族に救急車で病院に行くよう勧めたそうです。
医者は、「後数時間遅れたら亡くなっていたかもしれない」と言われたそうです。

そんな不思議な出来事に、家族は命を頂いた!観音様にチャンスを頂いたともう一度家族の絆深めるため動き出した。

私が掃除を勧めているのは、掃除が目的ではなく、家族が心を一つにして父のため夫のために必死で掃除をする事!(母親が物を捨てきれず物に溢れているらしい)
掃除は家の不浄を祓うだけではなく、心の清掃です。
要らない過去、怨みや怒り不平不満を全て捨て、楽しい思い出と今ここに存在する家族、そしてこれからの未来。残された時間の大切さ、家族の絆の大切さ、もう一度見つめるきっかけにして家族の絆深めて欲しいのです。

「宿命は変えられる」と有り難いお言葉を下さった観音様。
それは、三年間家族の絆深めたいと願かけ祈願をされてきた信者さんに対する観音様のお慈悲だと思います。どんなに祈っても母も姉も分かってくれない!三年間頑張ったのに何も変わらないと観音様の存在に疑問を持ち始めた信者さんに対するお慈悲!
何とか家族の絆深めて頂いて幸せな家族家庭を築いて欲しいと思います。
来週は掃除の進み具合のぞきに行ってみよう。さて、宿命は変えられるでしょうか?
観音様のお慈悲に絶対に応えて宿命を変えて欲しいと祈る私です。合掌

悩みは幸せの入口 H23.2.11
今日も沢山の方とご縁を頂いた。 皆様様々な悩みを持っていますがたとえ小さな問題でも本人にとっては心を痛める重大な問題です。
悩むと言うことは一生懸命生きている証拠。一生懸命生きているから悩み苦しみ。

私からのメッセージ!一つだけ覚えておいて下さい!
「大丈夫だから!」
悩みは幸せの入口なのです!合掌

人生は無常なり H23.2.12
「おはようございます。雪凄いですね。母は毎日お掃除がんばってます。姉もがんばってます。
昨日は姉一人で、父のお見舞いにも行ってました。掃除は、まだまだですが、我が家にとっては、貴重な前進です」と信者さんからのメール。
やっと信者さんに笑顔が戻ってきた。私との絆も切れた数珠を修繕されたように修復されそうです。良かった!

喜びもつかの間、信者さんから電話が入る。
「明日の供養祭、行けなくなりました。いつものように供養をお願いします。息子の同級生が亡くなり、今夜通夜で明日が葬儀です。詳しいことは分かりませんが、一番仲の良かった友人で、私が息子を怒っていたら「おばちゃん、怒らない!怒らない!〇〇くんは良い子だよ!」と私に言ったんです。とても優しい子だったのに」と。
中学三年生受験を控えた同級生!ショックで勉強どころではない!
息子さん、この苦しみを乗り越えて頑張ってくれること、友人のご冥福と受験合格心よりお祈り申し上げます。
人生は無常!と感じた一日でした。合掌

ご縁は繋がっている!全ては繋がっている! H23.2.13
今日は、ご縁は繋がっていること!全ては繋がっていること!実感しています。
片思いの信者さん。彼のことが知りたいと思っていると、長崎の信者さんの妹さんが嫁いだご主人と同じ千葉の職場であったり、坊守の恩師が「あなたの守護神様は白衣観音様ですよ」と言われたそうですが、母方の実家側に白衣観音様が祀られていたり、信者さんから歴史ある白衣観音様の話を聞いてどうしても気になるからと坊守がお参りに行ったところは、母方のご先祖様(大隈重信と繋がる)が四〇〇年前まで住んでいたところだったり、何か見えない糸で繋がっている。
詳しいことは話せませんが今日は全ては繋がっていること!恐ろしいほど実感しています。きっと今日の答えは12月にでるでしょう!良い結果が出ること!期待を込めて祈りたいと思います。

ふと信者さんから届いたメールを思い出しました。
「先日福岡の友達と会ったんですけどね。その子がふっと、人生相談占いのお店に入ったんですって。そこは私が三年位前にふっと入ったとこで、そこの方に『わからなくていいからとにかく般若心経を唱えなさい。必ずいい事があるから』と言われたとこだったんです!
彼女が言うには『高野山真言宗って書いてあったよ』って。彼女も真言宗で、引き寄せられたのかなぁ。そして、私はそこが真言宗だった、と、今更知りました。
今思えば偶然入ったんじゃなくて、般若心経との出会いはまさに、そこだったので、なんだか パズルが1つ1つはまっていく感じで、おもしろいなぁと思ってます。
彼女も色々悩んでたんですが、今年に入って やっと落ち着いて、先日初めてお寺の話をしたら『行ってみたい』と言ってます。20年間、彼女はキリスト教だと思ってたら、真言宗だったなんて。『あなた宗教どこ?』なんて言わないですもんね。
やっぱり順番ってあるんですよねぇ。いきなり私が祖聖大寺にたどり着くのは難しいですよね!
般若心経から観音様を知って、そこから祖聖大寺にたどり着いた!!
そして『今』がある。助けてくださる、という観音様のお導きもだけど、真言宗は旦那様の宗派、ご先祖様のお導きもあるんですよね」と。

この世に偶然はありません!縁あるべくして縁あり!です。
そのご縁を善きものにするか?否かは?自分次第です。
あなたのご縁は、善?悪?
もしも悪だと思うなら、もう一度自分を見つめて下さい。
そして、信者さんが言われたように、分からなくても良いから般若心経唱えて下さい。
祖聖大寺とのご縁も偶然ではなく必然ですよ!
きっと神仏に近い方で、心の綺麗な方なのでしょう!だから・・・なのです!
みんな幸せになりましょう!蔭ながらお祈り致します。合掌

心の垢 H23.2.16
昨日、清掃行の信者さん宅へ行ってきた。
思ったより綺麗にされていたのでホッとひと安心。
神様が鎮座され、空気も変わっていた。
清掃行は凄い!と感じたのは、お母様の心の垢が随分落ちていたこと。そしてみなぎる力を感じたこと。全ての心の垢が落ちたとき家族の絆は深まりご主人様の宿命も変えて頂けると思います。一日も早くその時が来ることを心から祈ります。

人は生きていれば心に垢を付けてしまいます。感情の生き物ですからね!
しかし、その垢を貯めないことが大切です。心に不平不満、怨みやねたみ・・・!
その都度心の整理をしていくことです!
どうしても自分一人では解決できない問題は、よく話し合うことです!
それでも平行線で解決できない問題はあるかもしれませんが、諦めずに時間をかけて話し合うことです。無縁社会、無縁家族、こんな悲しい事にならないように一人一人がしっかり考えて心の整理、心の垢を落とす努力と感謝を忘れないことです!
幸せになるために精進して下さい。

自分と関わった方は幸せになってもらいたい!そんな思いから今日も信者さんと1時間42分電話でお話をしましたが、なかなか自分の思いは伝わりません。心の垢を取ることは難しいけれどここで諦めるわけにはいきません!時間をかけてゆっくり進みたいと思います。

今日届いたメールです。
「検査も無事に終わり、女医さんに別に心配する所はありません。と言われた瞬間が私の2度目の誕生となりました。精密検査の日までの不安な毎日を住職の言葉にどれだけ助けられた事でしょう。真っ先に私のご先祖に手を合わせに行きました。両親が住職様に引き合わせ下さった事も含め、感謝。又、お礼参りに伺います。一先ず、ありがとうございました」と。

本当に救われる有り難いメールでした。合掌

信仰心 H23.2.17
今朝、岡山から参拝の方、寺務所から一緒に読経させて頂きましたが、「凄いお力を頂いておられる方だなぁ!しっかり守られている」と感じたので「しっかり信心していますね」と尋ねると「信心しているほどではありませんが、定年退職してから全国有名な神社仏閣600ヶ所ほどお参りしました。三大霊場もあと小豆島だけになりました。これも暇と少しだけのお金があるからできます。有り難いです」と爽やかな方でした。
信仰する方は、眼には見えないけれどしっかり神仏に守られている!と実感しました。

しかし、幸せになりたいと信心される方も、神も仏もあるものか!幸せは自分で掴むものと無信心な方も、幸せの道とは裏腹な行動をとる人が多い。
幸せにないたいと言いながら不平不満で暮らす人、お金が欲しいと言いながら働くことが嫌いな人、病気を治したいと言いながら落ち込んでいる人・・・様々ですが!
もっと精進して欲しい!自分を信じて、輝かしい未来を夢見て生きて欲しい!

そして信仰心持ってほしい!
眼に見えない神仏を信じることは難しいことかもしれないけれど、眼を閉じ一点に集中させて神仏と真剣に向き合って欲しい!
そうすれば必ず神仏の存在を体感できるはず!
百聞は一見にしかず!ではないけれど体感して欲しい!
自分の幸せのために!家族や子孫のために!縁ある全ての人のために!合掌

こだわりを捨てて H23.2.19
「どうしたら人の心を動かせるか?」最近よく悩む!
毎日、観音様に皆様の幸せをお願いするのですが、人の心はなかなか動きません!
昨年、「住職のひとり言」の冊子差し上げた方、「祖聖大寺とご縁を頂いて良かった」と感動されていましたが、残念ながら感動で終わって、自己を見つめること、幸せになるための条件、なかなか出来ていません。

誰一人自分が間違っていると思っていないのですから、仕方がないのかもしれません!

ただ言えることは、不平不満で生きることは損!
今日一日を感謝して楽しく生きることが幸せ!と言うこと!
どちらを選択するのか?自分次第ですが!
いつまでも過去にこだわり、怨みや憎しみの心を引きずっても運気は低迷!何一つ良いことはないと言うこと。一日も早く心の切り替えをして、スッキリと楽しく生きて欲しいと思います。こだわりは早く捨てて下さい。
そして、みんな一緒に幸せになりましょう!
神仏も、ご先祖様もあなたの幸せを一番願っているのですから!合掌

幸せの輪広げましょう H23.2.21
昨日の信者さんとのメールのやり取りです。
信者さん「こんにちは!休みの日は洗濯・掃除が日課ですが思うように進まない!集中していないからでしょう。時間があると色々考えてしまいます。
友人の事です。「失って気づく」それもありかもしれません。
本人はそれで良いけれど家族はどうなのだろう?特に子供達!子供達には何も責任はありません。宿命と言ってしまえばそれまでですが…
「こだわりを捨てる!」離婚は悪だと思っている以上私は変わらないのでしょうか?
失う前に夫婦お互い気づく事って無理なのでしょうか?」

私:「こんにちは。人の幸せを願う気持ち嬉しく思います。
悩んで下さい!最後に行き着くところ本物になるでしょう!」
信者さん:「メール後、2階(仏間)の掃除に行っていました。掃除が終わり掛軸(本四国集印軸)の前でにらめっこです。
友人は離婚届に印を押した。それが結果なんだと!友人は悩んでいる段階からすでに結論を出し行動した。そして今は自分の想いに向けて行動している!
だから私の言う事も耳で聞いてはくれたが、心では聴いてもらえなかった!
私はそれを受け入れる事しかできないのか!友人の心に響かない…旨く言えない(伝えられない)自分にもどかしいです」
私:「人の心はなかなか動かせません!ですが、あなたと出会った事、重大な意味がある事にいつか気付くと思います!無駄な事など何もないのですから!自分の経験こそ!人の心を動かせる!説得力があるのではないでしょうか?
人の幸せを願う人には大切な経験かもしれません!あなたはするべき事を充分されました!後は祈る事です!」
信者さん:「はい!掃除の続きに取り掛かります」
私:「心の清掃!魂磨いて下さい!」
信者さん:「部屋の掃除は週一回だけれど、心の掃除は日々精進…心がけてはいるんですけれどね~!」
私:「お互いに死ぬまで続きますよ!」
信者さん:「幸せに為るために!そしてその為に生まれてきた!ですね!」
私:「ハイ」と。

一年、二年とご縁を頂いた信者さん!
最初はご自分の悩みや不安の相談でしたが、今では人の幸せを願っている!
なかなか人の心は動かせず悩んでいますが、素晴らしいことだと思います。
こうして幸せの輪はドンドン広がっていくのでしょう。
先日、奈良の信者さんから「ひとり言の冊子」をお役立て下さいと送って頂きました。
もし、あなたの周りで冊子を読ませたい方、幸せになってほしい方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。お分けしたいと思います。あなたの手で幸せの輪広げましょう!
そして、みんな一緒に幸せになりましょう!心から祈念しています!合掌

金の糸の修行を心しておきなさい H23.2.22
昨年12月24日のひとり言の信者さんが今日ご来山。
あの日、私は金の糸をもらっていることに気付きました。
ご住職様から頂いた数珠の房は金の糸でした。
それと、あの日夢を見ました。どんな夢だったかは忘れましたけど、「金の糸の修行を心しておきなさい」と言われた言葉だけ覚えています!時計を見ると午前4時52分でした。

朝方の夢は正夢!
金の糸!一日も早くどんな生き方なのか気付いてほしい!
しっかり魂磨いて金の糸、この世に生まれてきた意味何をしなければならないのか?気付いてほしい。面白くなってきた。心からお祈り申し上げます。合掌

責任 H23.2.24
先日、信者さんから「今朝、ご住職様から五色の鼻緒のわらじを頂く夢を見ました。わらじの色は普通のわらじの色ではなく・・・・」と言われたので「金のわらじでしょう!この前来られたとき、在家得度をしないといけない方だと思いました」

また、先日のひとり言の「金の糸の修行を心しておきなさい」と言われた信者さんも、人を幸せに導くために僧侶の道を歩む方!歩まなければならない方!・・・昨日私から逃げないで下さい!と伝えたのですが・・・・!

また、醍醐派の寺で在家得度をされた方に「師匠の手前、当山には今までのように出入りされるのは良くないと思いますよ」と言った口の下から私の思いとは裏腹に「本音と建前」とお不動様が私に言わせた信者さん!結局私のことを「心の師匠」と慕ってくれる!

そして今日届いた信者さんのメール。
信者さん「今から、月一のお墓参りに行ってきます。
それと本日、AUのお店に行き、指定先(3件まで)通話料無料の手続きをしてきました
一件は、ご住職様の携帯です。3月から私がかける電話が無料となります。ただしAU同士が基本なので、ご住職様AUを変えないでください。お願いします」
私「こんにちは。無料通話ご指定頂きまして光栄です。しっかり鍛えてまいります」
信者さん「ハイ、鍛えさせて頂きます。宜しくお願いします」と有り難いメールです。

私はご縁を頂いた方に間違った指導をするわけにはいかない!
最近、責任を強く感じます。
まだまだ、自分を高めて魂を高めてまいりたいと思います。
どうぞ、私と末永くお付き合い下さい。宜しくお願い致します。合掌

銀婚式 H23.2.25
今日は結婚25周年、銀婚式。
遙か昔のことのように思えますが、振り返れば昨日のことのように思い出されます。
三人の子供達にも恵まれ、それぞれに個性豊かで、悩みも心配も楽しみも沢山もらい、親を楽しませて頂きました。まだまだ現在進行中ですが、死ぬまで続きます。
長女はお産で6月には帰省の予定。
長男はシナリオライターとしてフリーターで頑張るらしい。
次男は3月13日で新聞奨学生を無事に終え一旦福岡に戻ってくる。来年再度夢に挑戦するらしい!
それぞれに自分のやりたいことに挑戦し後悔しない生き方を選んでいる。若いときは何にも挑戦して失敗して、何が好きなのか、何が向いているのか?知ることが大切だと思います。
親元離れてこれからが本当に大変な人生だと思いますが、結婚25年、人生〇〇年を振り返って、あの時は辛かったけど、大変だったけどだから今がある、だから幸せなんだと心から言えるから、子供達をしっかり見守っていきたいと思います。

あと25年、二人で金婚式を迎えることが出来るだろうか?
先のことを心配するよりも、二人で力を合わせて今日一日を大切に、楽しく生きていく事に精進してまいりたいと思います。
皆さんにも沢山の記念日があると思いますが、節目を大切にして下さい。
誕生日、命日、儀式や昔からの習慣、人生に覇気が出てくると思います。
一人で節目を迎えるよりも、沢山の人と記念日や誕生日たのしみましょう。
人生は楽しまなければ損!損です!では、早速はい!笑って!合掌

感謝 H23.2.26
 みんな一生懸命生きている!
 それだけで素晴らしい!
 他に何も言うことはない!
 生きていることに感謝!
 それだけで幸せになれるのです!

今日、参拝者のご家族を拝見していて感じた言葉です!
一生懸命生きて下さい。
自信と誇り持てますから!幸せになれますから!

信者さんから届いたメール。
「結婚25周年、銀婚式おめでとうございます。
これからも(お子様や信者さん方のためにも)お元気でお過ごし下さい。
そして、皆さんに「幸せ」への教えを広めてください」と。
有り難いメールに感謝です。合掌

春到来 H23.3.1
今日から三月。寒さ厳しい冬ともお別れ、日々春の足音に嬉しくなります。
また、三月は、別れと出会い、喜びと不安、色々な思いで迎えられていると思います。
皆さんはどんな三月を迎えていますか?
勿論笑って迎えてくれていますね!
たとえどんな状況であっても、悩んでも良いことなど一つもありません。前を向いて楽しいことだけ考えて下さい。何かを掴むためには苦労はつきもの、苦労を喜びに変えて楽しんで下さい。
これを乗り越えれば一つ自分は成長する、人間として一回りも二回りも大きくなる!と自信と誇りを持って前進して下さい。

先日の「生きているだけで素晴らしい!」は、障害をもたれたお子さんに笑顔で接している夫婦が「生きてくれて有難う!」と感謝され大切に育てておられる様子に感動した言葉です。、親子が一生懸命手を合わせる姿は本当に美しかった。
やはり、一生懸命生きている人は、人に感動を与えますね!
きっと、ご夫婦はこの子を授かったとき、悩み苦しんだと思います。しかし、その苦しみを乗り越えて今では感謝して美しく生きている。
私達も長い人生いろんな事があり、落ち込むこともありますが、永遠に続く事もないと思います。
生きているだけで素晴らしいのですから、人間に生まれてきたこと、これこそ春到来です。素晴らしいことなのですから、自信と誇りを持って感謝して楽しく生きて下さい。合掌

父と息子、母と娘 H23.3.6
大学前期試験を終えた息子を持つ父。心配で仕方がない!
昨日は本人の変わりにご祈願に来られた。
親も落ち着かないのか、つい小言を言って息子とトラブルらしい!
「私はこだわりが強いのか?男はこうあるべき!こうするべきと、つい小言を言ってしまいます」
それを聞いた私は「世の中の厳しさを伝えていくのは父親の役目だと思います。いつか息子さんも家庭を持ち父親になったとき、父親の言葉が身にしみると思います」と、お話をさせて頂きました。

そんな中届いたメールです。
信者さん「私、ここしばらく実家に行ってないんです。些細なことで母と喧嘩してしまって。母の言うことは正しい。指摘されて、素直に受け取れなかった自分が腹立たしい。
しかも、母が謝ってくれて。それって違うんです。私が今回の件は悪い!
お母さんの言い方が悪い!と実家に行かない自分は小さいと思います。
今までご住職様から何の勉強をしてきたのか………。
まだ母にも謝っていないから声が出なくなったのかな?」

私「喧嘩して良かったですね!お母さん素晴らしい方です!誇りに思って下さい。
良い見本のお母様がいてくれて良かったですね。
親は我が子が可愛いですよ!喧嘩しても何しても大切に思ってくれていますよ!
素直になって下さい。良い結果が出るはずですよ!だから今喧嘩したんです!必要な出来事です!笑って笑って頑張って下さい」と。

私は、父親は息子に世の中の厳しさを教えることが大切だと思っています。
母親は娘に、人の優しさや思いやり、温もりを伝えることが大切だと思っています。
家庭円満、子孫繁栄のために、父から息子へ、母から娘へご自分の人生で一番大切だと思う事をしっかりと伝えて下さい。自分の経験、思いは必ず伝わるはずです。合掌

お不動様に見込まれて H23.3.7
昨日のひとり言、母親と喧嘩した信者さん。
「昨日から 頭痛と嘔吐で 夜に主人が救急に連れていってくれて、頭のCTは異常なし。
点滴うって昨日は帰ってきましたが、今朝も動けなくて 全部主人がやってくれました。
薬は飲んだのに 頭痛と吐き気が治まらない。つらいです。何もできない。
夕方母が来てくれるから、待ち遠しい。
息子が一生懸命祈ってくれたらしいです。 早くよくなりたい。
とにかく頭痛が。ご住職様のパワーを送ってほしいです。 宜しくお願いします」と。

私「頭痛は辛いですね。今日お母様が来られたら一番に心から感謝とお詫び!そうすれば治ります!辛いでしょうが辛抱!疲れも溜まっています!今は何も考えずにみんなに感謝して寝て下さい!こちらから早く治るようにお祈りします。安心しておやすみ下さい」

信者さん「ご住職様が言われた通りのことを私も思っていました。やっぱりって。私の頭が痛い分、母もきっと、きつかったんだろうなーと思いました。ありがとうございました」と。

「お不動様は厳しいなぁ~!信者さんはしっかり見込まれている」と感じました。
何故なら、信者さん宅にはご主人の祖父(四国)が守ってこられた形見分けのお不動様が祀られている。沢山の仏様の中で誰も引き取らなかったお不動様です。
しかし、このご縁は必然です。お不動様が呼んだから嫁に来たのか?嫁に来たからお不動様が来られたのかは分かりませんが、祀るべき人のところへ来られたと思います。
私とご縁を頂いて一年半、しっかり私から仕込まれてそろそろお不動様が動き出したかな?そんな気がします。きっと幸せの輪を広めていかれることでしょう。楽しみです。

今自分を取り巻くご縁に喜びを感じていますか?それとも辛いですか?
全ては必然です。前世からのご縁、そして今まで生きてきた結果のご縁。
楽しむべきか、苦しむべきか、乗り越えさえすれば幸せは自ずとやって来ます!
勿論、何度も何度も繰り返して覚りの世界、本物の幸せを掴むのですが………!
全てのご縁を拒否せず、しっかり受け止めて充実した人生を送ってほしいです。
信者さんは、厳しいお不動様に見込まれて大変と思いますが、その分幸せ(心の安堵)を早く掴むでしょう!合掌

ほのぼの家族 H23.3.8
昨日の信者さんからのメール。
「だいぶ回復しました。まだ本調子ではないんですが、みんな協力してくれてます。
昨日、母にちゃんと謝ろうと思っていたら、妹も一緒に来てくれて、しかも主人と子供達は『ばぁば、ばぁば』と母が台所に行けば みんな後を付いて行って、小さい家を民族大移動みたいになって、私は最後に『お母さん、ごめんね、ありがとう』しか、本当にそれしか言えませんでした。
昨夜は 一日半ぶりに主人が作ってくれたお味噌汁を少し食べれて、でも落とした豆腐を入れたの?って感じの大きさバラバラで、みんなで爆笑しながら食べましたけど(笑)おいしかったです。
主人には感謝しています。普段やらない事を一生懸命やってくれて。水筒の中蓋を付け忘れて『ランドセルにお茶がこぼれた』と息子が帰ってきましたが、それでも十分でした。
元気になったら、恩返ししっかりやりたいと思っています。
今日のひとり言もありがとうございましたm(__)m
お不動様のお試し…………(≧▼≦)
かなりきつかったから、もういいいです~!
ひとり言を読むまで、お不動様のことを忘れていました。すみませんm(__)m
子供達が風邪ひいても私は心配で心配でたまらないのに、母も私の事、心配してくれただろうなぁ、と思います。
病院で点滴しながらずっと『お母さ~ん』と思っていました。
でも母は会いたくてももうあーちゃん(祖母)には会えないんですよね。
色々反省したし、感謝もたくさんしました」と。

何ともほのぼの家族、お母様の後をご主人様と子供達がついて回る光景を想像しただけで幸せになります。目の前で見ていた信者さんは心から幸せを感じた事でしょう。たまには病気するのも良いことですね!感謝は幸せの入口です。これもお不動様のお計らい!私はそう信じています。

さて、こちらは昨日のひとり言を読んだ信者さん。
こんばんは!HPみています。
「彼女はお不動様に見込まれた」
では、私はどなたに見込まれたのでしょうか?
見込まれたなんて、まだ見込まれていないのかも…?
捨てて身軽になりたいのに、以前より周りの色々な事に反応してしまう。
反応しては打ち消し、その繰り返し。
流れに任せて中道を今年は行くつもりなんですけどね…」と。

さて、どうなるのでしょうか?将来が楽しみな信者さんです。合掌

東北関東大震災 H23.3.15
11日14時46分M9.0の巨大地震が東北関東を襲い甚大な被害をもたらした。
犠牲者の方々のご冥福と被災者の皆様方には心からお見舞い申し上げます。

インタビューに応えた被災者の方「家も民宿も船もみんな無くなってしまったんですけど、生きているだけでいい………どうか無事でいてほしいです」と感謝と祈り!この言葉に救われました。
被災された方も、テレビに釘付けになっている私達も人ごとではなく幸せになるために大切な生き方。感謝と祈り………!

先日、震災の犠牲者の方々のご冥福と行方不明の方々が一日でも早く見つかりますようにお祈りをしていると、観音様から大きな急須に溢れんばかりのお茶を見せられ、「あ~!熱いお茶を飲みたいんだ」と、慌てて大きなどんぶりにお茶の葉を浮かせお供えさせて頂きました。
今日は、お大師様から「この震災で沢山の犠牲者をだしたが、私が守護して助ける!」とお言葉を頂き、有り難くホッと安心しました。
また、「日本人は、神の国でありながら手を合わせることを忘れてしまい、あまりにも贅沢三昧、言いたい放題、したい放題、贅沢に慣れてしまい感謝を忘れている。中東イスラム教、インドの仏教、その他諸外国の貧しい国の若者の方が信仰熱心!この震災を教訓にして自分を戒め慎ましく生きていかなければならない。ご飯とみそ汁で充分だ」と諭されました。

お大師様のお言葉をしっかり受け止めて、これから私達はどう生きていかなければならないのか?これから何をしなければならないのか?一人一人が、震災で亡くなられた方々の死を無駄にしないように考え生きていくことが大切だと思います。
また被災者の方々に出来ること義援金に少しでも協力して頂きたいと思います。
今、日本人は団結してこの苦しみを乗り越えてこそ本当の幸せを掴むと思います。どうぞしっかり考えて行動を取って下さい。切に願い申し上げます。合掌

その笑顔は希望~震災の子供たち H23.3.17
信者さんから届いたメールです。
「震災の情報を調べていて見つけたページです。
『その笑顔は希望~震災の子供たち』
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/Earthquake/201103/17/children/

子供はいつも夢と希望をもって生きている。
私達大人はこの子供達のために自分の力を出しきって幸せの道を切り開いていかなければならないと思います。
日本中のパワーが集まれば絶対にこの苦境を乗り切って、さらなる飛躍、日本の夜明けを迎えることになるでしょう。合掌

功徳を積む H23.3.19
皆さん、覚えていますでしょうか?
昨年、鬱病で休職していた信者さんが会社を退職して、念願の中高一貫の理科の先生になったことを!今日、終業式を迎え一つの節目を無事に全うされました。この一年間色々あり、どうなるかと心配しましたがよく乗り切ってくれた!と嬉しく安堵しています。
昨日、久しぶりに電話があり、そんな過去があったとは思えないほど明るい声でした。

信者さん「不思議な夢を見ました。黒い衣装を着た、多分お坊様が托鉢をしていたと思いますが、沢山の人が寄附していましたので、私も寄附をしました。すっとお坊様の頭の上に老婆が現れ「有難う」と私に合掌して目が覚めました」と。

私「老婆はきっとあなたのご先祖様でしょう!そして義援金をしてほしい!とお願いに来られたと思います。今日本中が大変な時にお役に立ちなさい!功徳を積みなさい!と催促されているのだと思います。是非、自分の為に、ご先祖様のために!未来のために!来世の為に!…………!
義援金をして下さい。夢で「有難う」と感謝されたように喜んで下さいますよ。どうぞ宜しくお願いします」と電話を切りました。

どうぞ皆様も功徳を積んで下さい。
あの世で沢山の仏様(犠牲者)を迎えたご先祖様も悩み苦しみ何かしてあげたい!今こそ生きている日本人が手を取り合ってこの苦しみを乗り越えてほしいと願っていると思います。この苦境を乗り越えたときご先祖様も共に喜び私達を見守って下さいます。
どうぞ義援金にご協力下さい。お願い致します。合掌

お大師様開眼供養 H23.3.21
大師堂ほぼ完成!
3月21日は、お大師様が高野山奥の院にてご入定された日です。
そのご縁日に合わせ、本日お大師様開眼供養を執り行いました。

真っ黒にすすけていたお大師様、化粧直しをされ男前になって戻って来て下さいました。

眼は生き生きと力強く希望に満ち、私達を幸せの世界に導いて下さる意気込みを感じました。
日本中のどこで地震が起こってもおかしくない!明日は我が身!東北関東大震災を人ごと思わず、生かされていること感謝と祈り!そして縁ある全ての人を愛し慈しみ希望をもって生きなさい!今私達が何をするべきかしっかり考えて行動しなさい!情けは人のためならず!とお大師様のお言葉です!
どうぞお大師様のお言葉をしっかり受け止めて一緒に精進してまいりましょう。合掌

忘れることと感謝すること H23.3.23
信者さんからのメールです。
「この度の大震災で被災され、亡くなられた方もたくさんおられ
”かわいそう”、”お気の毒”と思いながらも、
”他人事”、”傍観者”な自分がいることにも気づきました。
直接自分の身に降りかかっていないので、実感できないからでしょうか!?

阪神大震災でのあの大きな揺れは今も覚えているのですが!
もう忘れかけている。
(当時住んでいた家には外壁にひび割れも出来ました)
でも前に進んでゆくためには”忘れる”ことも必要なんでしょうね?」と。

信者さんが言われるように、前に進んでゆくためには忘れることは必要だと思います。
辛いこと苦しいこと、いつまでも引きずっていると前には進めません。
人が幸せになるためには、嫌なことは全て忘れることです。
そして、親、兄弟、縁ある人から受けた恩に感謝して生きることです。
勿論、国や社会の恩も忘れてはなりません。

今回の震災で日本人は、世界中からマナーの良さや思いやり、素晴らしい民族と賞賛された国です。今この苦境を乗り越えるためにはみんなで力を出し合って前進していくことです。

日本人に生まれてきたことに感謝して、家族の大切さ、生きることの大切さ、みんなで協力して生きていく事の大切さ、子や孫に!友達や縁ある全ての人と語り、素晴らしい日本、素晴らしい日本人と世界中の人々の心を動かす日本人になりましょう!
世界中の人々が幸せになるために!それが各国から受けた恩返しになるのではないでしょうか!合掌

祈り H23.3.24
「福島原発、作業員3人被曝」のニュースに胸が痛い!
仕事に対する責任感と自分の命!私ならどうする?
自分の命を捨ててまで……そして家族……未来!考えただけでも辛い!

又、被災され「命があっただけでも…………!」そう思っていた人々も、時間が経つに連れ現実との戦いに苦悩し始める。これからが一番大切なのだが、私に何が出来るのだろうか?
目の前にいる人ですら救うことが出来ないのに、遠く離れた人を助けることなど出来るはずがない!
私に出来ることは祈ること!祈って祈って祈ること!
「お大師様、被災された方々がどうか神仏とご縁を結んで下さいますようお導き下さい。そして信仰の力で人々をお救い下さい。お願いします」とただただ祈るばかりです!

信仰の力、神仏のお慈悲によって救われることを知っている私に出来ることはそれしかありません。一人でも多くの方が神仏とご縁を結んで幸せになりますように心からお祈り申し上げます。
合掌

被災者の皆さんと共に H23.3.31
毎日被災者のニュースが流れる。
「夫を亡くし死んでしまった方が良かった。と思っていましたが、今は子や孫のためにもう一度頑張ろうと前向きに考えています」
「柱一本から建てた家も全て無くなってしまい、79歳の私に何が出来ますか?ですが皆さんのご厚意に助けられ感謝しています。今は何もいりません」と大工さん。

私のどんな説法よりも今は、被災者の声をしっかり受け止めてほしい。
生きていることがどんなに素晴らしいことか!
当たり前のことがどんなに有り難いことか!
家族の絆、人の温もり、全てに感謝して生きていくことが一番の幸せということ!
被災者の皆さんと共に感じてほしい!

明日から四月!
一年の節目を迎えます!
要らないものはゴミ箱に捨てて、心新たに自分を磨きましょう!
今年正月のひとり言覚えていますか?
自己を見つめることの大切さ!
愛することの大切さ!
信じることの大切さ!
諦めないことの大切さ!
もう一度心に刻み、私と共に精進しましょう!
頑張った者には必ず春は来ます!どうぞ信じて精進して下さい!
先ずは自分が幸せにならないと誰も幸せにしてあげることは出来ないのですから。合掌

新年度 H23.4.1
今日から新年度!
夢と希望に満ちた社会人一年生!
そんな時代を誰もが通り過ぎ、今では仕事に追われ時間に流され生きるために仕事をしているなんて事はないですか?
節目の新年度に、自分も新入社員になったつもりで新鮮な気持ちで仕事に励んで下さい。

我が家の長男はと言うと高野山大学と奨学金をもらって通った専門学校を無事に卒業し、シナリオライターとして歩み出した。
フリーターですが、契約先の事務所に自分専用のデスクを用意してもらったそうです。
出来高払いの不安定な仕事ですが夢に向けて頑張っているようです。
本人曰く講師の先生から「15年間講師をしたが加藤君ほど宿題を真面目にしてきた生徒は初めてだ。君に僕の交友関係すべて紹介するよ!その代わり君も又次の世代に君の交友関係紹介してほしい」と言われ、今の事務所と契約が決まったそうです。
跡取りしない宣言をした長男、必死で勉学に励み、掴んだ知識や能力と信頼関係!
夢と希望とそして不安と!不安があるから必死で頑張れると思います。
決して楽な人生ではありませんが、自分の夢に挑戦して生きることは素晴らしいことだと思います。

仕事が決まったときに息子が言った言葉!
「何か見えない力で守られていると思った!それはお父さんやお母さんが僕のことを心配して祈ってくれているからだね」と!その言葉に「親心が分かっている」と安心しました。

自分の人生は自分で切り開く!確かにそうですが、神仏、ご先祖様、両親に守られていることに感謝を忘れないで生きることが大切だと思います。
さぁ~、新年度お互いに新鮮な気持ちで頑張りましょう!合掌

夢に向かって H23.4.6
「今日から新学期!」奮闘ママからメールが届く。
モーニングコールの高校生からも「行ってきます」とメールが届く。
桜は満開!華々しい新学期スタートです!
新しい出会い、学び………心時めいて迎えましょう!

3月6日のひとり言の大学受験生無事福岡教育大学合格しました。
大学受験合格の夢から先生になる夢へと変わり、国家試験合格、採用試験合格と夢に向かって頑張ってくれるでしょう!
奈良の信者さんの息子さんは、アルバイトで貯めたお金で一年間カナダへ留学します。
夢のために一生懸命アルバイトに励み、疲れた身体で大坂まで英会話教室に通った。
そして夢の安全祈願のために親子で先月末特別修行道場にご来山下さいました。
三月彼岸月だったからでしょうか?沢山のご先祖様も来ていました。
親、ご先祖様、神仏に守られていること忘れずにしっかり手を合わせて下されば、素晴らしい出会いと輝かしいに未来へと繋がるでしょう!

桜は満開!心も満開!たとえどんな状況であっても時が来れば花が咲くように心も満開になるように春には夢を持ちましょう!
自分、家族、仕事、社会どんな小さな夢でも良いんです!
そして、頑張った自分を自分で誉めましょう。
それだけで充実した一日に幸せを感じることが出来ます。
失敗してもかまわない!幸せに生きるために夢に向かって今日を大切に生きてほしいのです。合掌

マイナスから頑張る H23.4.11
今日は東日本大震災から一ヶ月。
いろんな思いで過ごしてきましたが、被災された方々が前向きに頑張っているお姿に胸をなで下ろし力を頂いてきました。今日も「マイナスから頑張ります」の言葉に「私も負けてはいられない!みんなが笑って幸せに暮らせる世の中にするために仏教の素晴らしさを一人でも多くの方に伝えなければ!」と気合いが入りました。

ゼロからではなくマイナスから頑張る!
今、日本人一人一人がこの意気込みで頑張らなければならないと思います。
どんなに頑張っても全く報われないかもしれませんが、ここで頑張るか?頑張らないか?
この差は数年後大きく現れるでしょう!

今までは個人の評価が求められましたが、これからはみんなで手を取り合って智恵を出し合って共に生きていくスタイルが求められると思います。

幸せの条件、先ずは家族の絆から!
この両親の子供に生まれてきて良かった。幸せと感謝できること(第1条件)  
この人と結婚出来て良かった。一緒に人生を歩んで幸せだと感謝できること(第2条件)  
この子供達を授かって幸せ。「私達の子供に生まれてきてくれて有難う」と感謝できること(第3条件)  

これが神仏からのメッセージではないでしょうか?
どうぞ幸せを家族で掴んで下さい!
そして、幸せの輪をドンドン国、世界へと広げていって下さい。
誰のためでもない!自分のために、心の安堵を掴むために!
4月8日はお釈迦様の誕生祭、花祭りでした。
当山ではお釈迦様縁のお砂踏みを致しました。
人が幸せになるために仏教を開かれたお釈迦様の思いを私達はしっかり受け止めたいと思います。合掌

本物の笑顔(人は色んな思いをして生きている) H23.4.12
二年ぶりにオーストラリアからお里帰りの知人。両親と家族ぐるみで親しくしている妹のような存在。相変わらず元気で明るく幸せそうである。

彼女曰く「日本のお米は輝いて見える。こんな美味しいご飯を食べられて日本人は幸せだと思う!日本にいる時はご飯が食べられること当たり前だと思っていました。
オーストラリアに行って当たり前のことが当たり前でないことに気付かされました。
私は、今宇宙のパワーを身体に取り入れて施術をして人を助けています。そして幸せに生きることをお話しています」と!
話を聞きながら生きること!生かされていること!宇宙の真理を色々と勉強しているな!と思いました。
そして「幸せに気付いていない人が多い!人に話す前に、先ずは自分達家族が幸せに暮らすことが大切と思って家族仲良く頑張っています」と、言いながら「生きていたらいろんな事がありますね!やっとの思いで永住権をとったのに!同じ日本人同士なのに!………」とポロリと涙を浮かべた彼女!色んな思いして生きているんだな!と思いました。
最後に彼女が言った言葉「前世の縁によって与えられた修行乗り越えたとき幸せになれるんですね!」と!

彼女のいつもの元気で明るい笑顔は、全てを飲み込んで前向きに生きている笑顔だったんだな!本物の笑顔、幸せを掴む笑顔だったんだな!と嬉しく思いました。

「私は今年で40歳、これからが花盛りです」と笑顔で帰られました。合掌

安らぎの場所 H23.4.14
鳥のさえずり、小川のせせらぎ、そしてそよ風が優しく「幸せ!」と語りかけてくる
そんな穏やかな春の朝に、ふと信者さんの言葉を思い出す。

「世の中には大きな寺や由緒ある寺は沢山あります。こんな事を言っては大変失礼ですが、名も知られない祖聖大寺が私は好きです。ここに来ると何故か心が安らぐんです。もし許されるのなら永遠にここに骨を埋めて安らかに眠りたいと思っています」

私「残念ですが、子孫がいらっしゃる方はお預かりしていません。納骨堂は仮の住まい、お墓に入るのが一番良いです。お墓があるのですからお墓に入られて子供達を見守って下さい。それが子孫繁栄に繋がります。納骨はできませんが、永代供養は致してますのでその時は永代供養を遠慮なくお申し込み下さい」と。

こんな小さな寺に骨を埋めたいと言っていただけること本当に有り難く嬉しいことです。

皆さんも、安らぎの場所を見つけて下さい。
出来れば神社や寺、神仏に手を合わす喜び(心の安堵)感じて下さい。

信者さんは、おもかる地蔵様にお尋ねすると色々教えて頂けるそうです。
だから、信じられるのでしょうが!
一心にお祈りしていれば、必ず神仏の存在を感じることが出来ると思います!
神仏の存在を感じることが出来る人は、幸せになれる人です。
どうぞ、安らぎの場所見つけて幸せになって下さい。合掌

加藤登喜子さんの震災応援歌 H23.4.19
信者さんからのメール
「今回の震災の後、私自身何も行動出来ないんです。
小豆島の歩き遍路、義妹のお父さんが亡くなった時の四国遍路。
小豆島は私自身の事としても、義妹のお父さんが亡くなって何故私が「お父さんの代わりに!」四国遍路へ行ったのか?
あの時も「普通に考えたらそれって変だよね」と思いつつ行動せずにはいられなかった。
想い(感情)が行動へ導くと考えています。
全国から集まったボランティアの方々もそうなのでしょう。
いてもたってもいられなかった、だから行動となった。
スポーツ選手・音楽…色々な専門分野の方々は「自分に出来る事を通じて皆さんに元気を」
私には専門分野も無ければ、行動へと導く想いもないのか…日々スッキリしない理由はここにあります。
今日TVで加藤登紀子さんの曲を聞きました。震災応援のために書き下ろした新曲だそうです。

「今どこにいますか」
今どこにいますか 寒くはないですか
お腹はすいてませんか 眠る場所はありますか
誰かと手をつないでいますか 暖かな火はありますか
誰かを胸に抱いていますか 青い空を見上げてますか
大きな悲しみは嵐のように 突然に訪れるけど
夢じゃない 何もかも ほんとうの ことだから
今日一日を生きましたね
あしたのために眠りましょう
かなしみはあなたの胸で 大きな愛に変わるでしょう
出来るだけのことをして それでも足りなくて 悔しさに泣けてくる
どうしようもない ことばかり
地団駄を 踏みながら 泣きたければ泣けばいい
大きな声で歌えばいい みんなで笑い合えばいい
子供のようにころげまわろう あしたは来る かならず来る
太陽はまわってる
出来ることをひとつづつ またひとつ 積み上げて
泣きたければ泣けばいい 大きな声で歌えばいい みんなで笑い合えばいい
子供のようにころげまわろう

私「お互いに動けません!何も出来ない!これが事実です!自分の無力さ!痛感しています!
震災応援歌はそのままですね!今自分の心に素直に正直に生きて悲しみ悔しさ全部吐き出してしまわなければ前には進めないと思います!泣き崩れてもう涙が出ないと言えるまで!まだまだ時間がかかると思います!」

信者さん「この曲を聴いた時、そのままだなと私も思いました。
加藤登紀子さんの感性・人生が彼女の歌を作り上げているのでしょう。
「かなしみはあなたの胸で大きな愛に変わるでしょう」
住職さんが何故「愛に生きる」のか…!
これからも「愛」広げてください。
微・微・微力ですが私も広げたいです」と。

私「いろんな愛!広めましょう!」と送らせて頂きました。
悲しみ苦しみを知っている人は、人にやさしくなれる(愛)。人が幸せに生きるために愛を感じて生きてほしい!愛を広めて生きてほしい!
常にひとりひとりが愛の大切さを意識して生きていれば、一人から二人、二人から三人と幸せの輪が広がるでしょう!
先ずはあなたの前にいる方に愛を感じて下さい。愛を分け与えて下さい。
日本中が、世界中が元気になるために!合掌

お大師様胎内供養 H23.4.22
昨日21日はお大師様のご縁日です。
大師堂のお大師様開眼から丁度1ヶ月の昨日信者さんから届いたメールです。
「只今、夕飯を済ませたところです。炊きたてのご飯に生卵、タマゴかけご飯ですが、なんと双子、これにはビックリです。そのたまごの名前が「しあわせたまご」本当にしあわせな気持ちになりました。小さなしあわせ報告でした」

私「こんばんは。しあわせたまご!幸せですね。被災者の皆さんにも食べてもらいたい。
小さな小さな幸せ沢山見つけて欲しいです」

その後、「小さな幸せを頂いた〇〇です」とメールが届く。
本日郵便局から、今回の大師堂に役立てて頂きたく送金いたしました。
「無理はしないで下さい」とありましたが、少し無理をしました(笑)
お大師様のお色直し代を聞いて、あれからずっと気になっていました。
ご住職様が「眼は生き生きと力強く希望に満ち、私達を幸せの世界に導いて下さる意気込みを感じました。」とHPに書かれていましたが、お大師様を参拝してずっと「お大師様の眼」が頭から離れません。
そのことはさておいて、ひとつお願い事があります。
先日、震災の四十九日はいつですか?と尋ねましたが、ご住職に四十九日の法要をお願いしたいと思っています。引き受けていただけますか?避難所生活では法要はできないと思いますので、亡くなられた人達を、どうぞ浄土へ旅立たせてあげてください。
そして残された家族をどうぞ見守ってあげられるように…」と。

私「四十九日の法要の件承知致しました。
落慶法要(5月29日)の時皆様から祈願供養を受け付けて、胎内供養をしたいと思っています。
胎内供養とは、祈願供養の申し込み頂き仏様の胎内に納め永遠に守護して頂く祈願供養の事です。今回はお大師様の台座の中に納めます。
施主を〇〇様にて東日本大震災犠牲者供養と被災者の方々のご健勝とご多幸を祈念し胎内供養とさせて頂きたいと思います。他にご希望がございましたらご連絡お願い致します」

信者さん「体内供養」ありがたいです。
こんな事は一生に一度でしょう!とても嬉しい気持ちで一杯です!
東日本大震災の犠牲者の供養と被災者の方々の祈願宜しくお願いします。
それと我が家のご先祖様の供養を宜しくお願いします。
きっと御先祖様達も大喜びだと思います」と。

信者さんの思いをしっかり受け止め、感謝と祈り精進してまいりたいと思います。合掌

「いのちの理由」さだまさし H23.4.24
信者さんからのメールです。
「日曜日の今日、昼間TVを付けたらいきなりこの曲が流れました。
歌手の人達って「悟りの世界」に近いのかしら?

「いのちの理由」(さだまさし)
私が生まれてきた訳は
父と母に出会うため
私が生まれてきた訳は
きょうだいたちに出会うため
私が生まれてきた訳は
友達みんなに出会うため
私が生まれてきた訳は
愛しいあなたに出会うため

春来れば 花自ずから咲くように
秋来れば 葉は自ずから散るように
しあわせになるために 誰もが生まれてきたんだよ
悲しみの花の後からは 喜びの実が実るように

私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを傷つけて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かに救われて
私が生まれてきた訳は
何処かの誰かを救うため

夜が来て 闇自ずから染みるよう
朝が来て 光自ずから照らすよう
しあわせになるために 誰もが生きているんだよ
悲しみの海の向こうから 喜びが満ちてくるように

私が生まれてきた訳は
愛しいあなたに出会うため
私が生まれてきた訳は
愛しいあなたを護るため

この曲は浄土宗の宗祖法然上人800年大遠忌
記念曲「法然共生」イメージソングだそうです」と。

常に「幸せの輪を広げたい!共に幸せになりたい!」と思っている信者さんです。
人は心に花を咲かせたい!と願っていると、小さな感動!小さな幸せを感じて生きる事ができると信者さんを見ていて思います。
小さな幸せの積み重ねが花開くとき、幸せの輪は広がっているのでしょう。合掌

スーちゃん告別式「幸せな、幸せな人生でした」H23.4.26
昨日は、沢山の笑顔と夢を与えてくれた元キャンディーズ、スーちゃんの告別式。
肉声のメッセージを残して旅立たれました。
二十年間乳ガンと闘われたスーちゃんのメッセージは私達に生きることの大切さ、生かして生きることの大切さを教えてくれたメッセージでした。
スーちゃん肉声メッセージ
「こんにちは。田中好子です。きょうは3月29日、東日本大震災から2週間経ちました。被災された皆様のことを思うと心が破裂するような、破裂するように痛み、ただただ亡くなられた方々のご冥福をお祈りするばかりです。

私も一生懸命病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。でもそのときは、必ず天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の勤めと思っています。

キャンディーズでデビューして以来、本当に長い間お世話になりました。
幸せな、幸せな人生でした(涙ぐむ)。特に蘭さん、美樹さん、ありがとう。二人が大好きでした。

映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでもいつまでも伝えたいのですが、息苦しくなってきました。

いつの日か、妹、夏目雅子のように、支えて下さったみなさまに、社会に、少しでも恩返しができるように復活したいと思います。かずさん、よろしくね。その日まで、さようなら」と。

スーちゃんのメッセージは、病と闘い不安と死への恐怖……どんなに辛くても前向きに生きてきた彼女の生き様が伝わってきました。私達はスーちゃんの最後もメッセージをしっかり受け止め、誰もが沢山の方のお陰で生きていることに感謝し、誰かの役に立つよう生きていくことこそ幸せになれる、幸せに旅立つ事ができること忘れてはならないと思います。

いつも素敵な笑顔のスーちゃん、最後まで私達に生きる勇気と夢を与えてくれて有難う。
天国に旅立たれても沢山の方に幸せのお裾分けして下さい。本当に有難うございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。合掌

断捨離 H23.4.29
信者さんに連休中の予定を尋ねると断捨離と返事が返ってきた。
信者さん「そう、〇〇年も生きていると物が増える!しかし、ここ数年増えていません。
神戸の震災の時「形ある物は壊れ無くなる」と被災者の言葉。
父が亡くなった後「これどうしよう。捨てるに捨てられないね」という「物」
母が亡くなる前は「大切なものはここにある」と、ひとつにまとめてくれていた。
今回の震災でも被災者は体ひとつ!
それでも生きている、生きていく!
家のあった場所に行き人々は「写真」を探す。
「写真」という「物」ではなく、思い出(記録)を探している。
物は無くても生きていけるけど、人がいなければ生きていけない
そう、私が亡くなった後、残された家族が「これどうしよう」と困らないように、ぽちぽち片づけ始めているんですよ!もしくは、〇〇前のお片づけかな?(笑)」と。

私「おはようございます。いつも楽しいメールを有難うございます。最後の閉めは良かったです。そう願っています。本当に人探し!思い出探し!人はひとりでは生きていけない!
ですが、親子、夫婦、兄弟上手くいっていない人が多い!
亡くして分かる人はよいけれど、親が死んで霊柩車の中では相続の事、悪口、多いそうです!(斎場に勤めている方の話)
憎しみあっている人は、早くそのことに気付いてくれたら良いのですが!
断捨離頑張って下さい」と。

昨日は震災犠牲者の四十九日、今日は、ウィリアム英王子とキャサリン妃さんの結婚式。
時間も世の中も止まることなく動いている。そして確実に死へと向かって生きている。
さて、どうせ死ぬのだからと何もしないで生きるのか!死ぬまで目標持って情熱持って生きるのか!あなたならどうする?あなたのいらないもの?捨てて身軽になって下さい!
そして、仏道を歩いてほしい!震災から私に出来ること色々考えてみたが、やはり仏教の素晴らしさ伝える事!それしかないと確信した。現実はなかなか難しいけれど断捨離身軽になって前進あるのみ!震災の四十九日を機に再度出発です!合掌

自分の生き様後ろ姿 H23.5.3
今日は何の日?
「憲法記念日(Constitution Memorial Day)
日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する国民の祝日。
日本国憲法は1946年11月3日に公布され、半年の準備期間を経て翌1947年5月3日から施行された。前文と11章103条の本文で構成され、「国民主権」「戦争放棄」「基本的人権の尊重」を基本理念としている」
さて、どれだけの政治家と国民が意識しているだろうか?

信者さんからのメールです。
「こんにちは。
ゴールデンウィークも中盤、ニュースでは渋滞情報や混雑情報を流していますが、観光地などは閑散としている様子?みんなどこに出かけているんでしょうね?
昨日、2年前に亡くなった義母がデイサービスで貰ったらしい、年をとってからの生き方訓?のプリントしたものが出てきました。
メロディーが付いていたのかどうか判りませんが、額にでも入れて、毎日読み上げようかと思われるほどの傑作だと思います!
関西弁でうたわれていて、少し長いですがおもしろいので送ります。

ぼけたらあかん 長生きしなはれ  天牛新一郎(94歳):作?
1.年をとったら 出しゃばらず
 憎まれ口に 泣き言に
 人の陰口 愚痴言わず
 他人のことは誉めなはれ(なさい)
 聞かれりゃ 教えてあげてでも
 知ってることでも 知らんふり
 いつでも アホでいるこっちゃ(いることだ)
2.勝ったらあかん(ダメ) 負けなはれ(なさい)
 いづれ お世話になる身なら
 若いもん(者)には 花持たせ
 一歩下がって ゆずるのが
 円満にいく コツですわ(ですよ)
 いつも 感謝を忘れずに
 どんな時でも ヘェ(ハイ)おおきに(ありがとう)
3.お金の欲は 捨てなはれ(なさい)
 なんぼ(いくら) ゼニカネ(お金)あってでも
 死んだら 持って行けまへん(ません)
 あの人は ええ(いい)人やった(だった)
 そないに(そのように) 人から言われるよう
 生きているうち バラまいて
 山ほど 徳を積みなはれ(なさい)
4.そやけど(だけど) それは表向き
 ほんまは(本当は) ゼニ(お金)を離さずに
 死ぬまで しっかり持ってなはれ(なさい)
 人にケチやと(だと) 言われても
 お金があるから 大事にし
 みんな ベンチャラいう(言っ)てくれる
 内証やけれど(だけれど) ほんまだっせ(本当ですよ)
5.昔のことは みな忘れ
 自慢話しは しなはんな(してはいけません)
 わしら(私ら)の時代は もう過ぎた
 なんぼ(いくら)頑張り 力んでも
 体が いうことききまへん(効かない)
 あんた(あなた)はえらい(立派・すごい) わしゃあかん(私はダメ)
 そんな気持ちで おりなはれ(いなさい)
6.わが子に 孫に 世間さま
 どなたからでも 慕われる
 ええ(いい)年寄りに なりなはれ(なさい)
 ボケたら(になっては)あかん(ダメ) そのために
 頭の洗濯 生き甲斐に
 何か一つの 趣味持って
 せいぜい 長生きしなはれや(しなさいよ) 

信者さんは、きっとええ(いい)年寄りになられる事でしょう!
何故なら、素敵な方です。素敵なご夫婦です。素敵な親子です。
自分の生き様こそ、受け継がれていき子孫繁栄と繋がっていく!
良き見本を見せるか否か???これが問題です!
子や孫の姿は自分の後ろ姿!
さて、あなたはどちらの生き様後ろ姿を伝えていくのでしょう?合掌

ゴールデンウィークの断捨離終了 H23.5.5
信者さんからのメール
「こんにちは!GW終了致しました
可燃ごみ2袋、不燃ごみ1袋、布(着物等)4袋、掃除(断捨離)終了致しました。これが今年のGWの成果です(笑)
昨日は御心配お掛け致しました。GWも今日一日と、お尻に火がついたら片付けなくてはしかたない状態になり朝からバタバタしていました。昨日、涙で袋に詰めた着物も、今日になったら「物」になっていました。
人の心って不思議ですね。時は越えられないけど(物理的に)心は、過去へ行ったり、未来へ行ったり、だから忙しいのでしょう。こうやって心バタバタしながら成長していくのでしょうね。一歩前進したでしょうか?

私「こんにちは。GWの成果ありましたね!心はスッキリ!前進!
未来は見えないけれど明るい未来に向かって人は歩いて行く!それが幸せの入口です!
信じて歩いて行く!それしかありません!
悩んでも落ち込んでも始まらないのですから!
断捨離!物も心もいらないものは捨てて前進あるのみです!」と。

皆さんはどんなゴールデンウィークでしたか?
今日はゴールデンウィークの最終日、子供の日。親も子も幸せな一日だったと思います。
ですが、もし水子さんの事を忘れている方がおられたらお願いがあります。水子さんに親の心を届けてあげて下さい。ミルク(牛乳)を供え読経し、その後ミルクを川に流しに行き振り返らず家に帰って下さい。ですが川が近くにない方は、台所の流しを綺麗にし塩で清め水を流しながらミルクを流して送り届けてあげて下さい。きっと喜ぶと思います。私からのお願いです。合掌

素直な心は救われる H23.5.8
初めてのご縁の方「そんなこと言っても、親から親らしいことをしてもらっていないんですよ。それなのに親を怨むな、大切にしなさいと言われても……‥」

「それは前世で、あなたが親らしいことをしなかったから、今度はそんな親を縁として生まれてきたのです。前世からのこの世の宿題です」

「はぁ~!」とついたため息に「そうなんだ!」と納得された気がした。
そして「分かりました。親を怨む心では願掛けしても成就しない。何にもならない。先ずは自分の心を変えることからですね!あぁ~来て良かった!」とご縁に感謝されて帰られました。

素直な心は救われる!これで運命は変えられる!と思いました。
この世で与えられた宿題、因縁を、可愛い子供や孫に残さないためにも、怨みや憎しみの心は捨て、魂を磨いていくこと!徳を積み事(人が喜ぶこと)!
一番大切なことは幸せになること!そのためのエネルギーは惜しまず使ってほしい。今日ご縁を頂いた方は、幸せを掴み方だと確信しています。
何故なら、今日は「母の日」偶然とは思えない不思議なご縁です!
私には「祈念すべき幸せの始まりの日」そう思えるのです。

さて、皆さんは母の日に感謝の心届けましたか?
我が家の娘は今月初め「靴のサイズは?」とメールをくれたそうです。
坊守は「今回は気持ちだけ受け取ります。無駄遣いせず生まれてくる子供に使って下さい」と返信。そして5月7日娘の誕生日に娘から「生んでもらって、私は幸せ者です!」とメールが届いた。
この言葉が何よりの母の日のプレゼントになったと思います。
坊守は「生んで良かった」と返信。今までならば「生まれてきてくれて有難う」と返信しますが敢えて「生んで良かった」と返信したそうです。何故なら母親になる娘に「生んで良かった」と言える母親になってほしいからだそうです。
さて、親の思いは届いたでしょうか???
親から子へ、子から孫へ、伝えたいこと!そっとさりげなく、心に伝えましょう!合掌
昨日、大師堂に仏具が入りました。落慶法要、胎内供養ご縁をお待ち致しております。

本物の幸せを掴む信者さん H23.5.12
信者さんからのメールです。
「祖聖大寺ご住職様
先日は再就職を喜んでいただき有難うございました。
折角色んな方々に喜んでいただきながら申し訳ないのですが、再就職3日目で、離職することを決めました。
先週ぐらいから、何だか変な感じ!というか、虫の知らせなのか、実家の事が無性に気になり、今日お昼休みに電話をしたら、母は連休中、父の見舞いを行く途中で倒れた(?)そうで!しかも足の股関節がその時痛くなり、歩けなくてどうしようもなかったと。
私が昨年末実家に行くのをやめてから、母は買い物も見舞いも全て一人で行い、私の弟はたまの休みに来るくらいだそうで、おそらくその疲労が蓄積したものだと思いました。
このままでは、買い物も見舞いもままならない。
そう思って母に、「私、仕事辞めようか。仕事はいつでも探せるけど!お母さんを手助けするのは今じゃないと、今からじゃないと遅いやろ。」と言うと、
「いつまでもあんたとツンツンするわけにもいかん。
お父さんもあんたの事をいっつも気にしとる。やっぱり娘に手助けしてもらいたい」と言われました。
昨夜寝る時に、金剛杖を握って眠ろうと、ふと思ったことを思い出し、もしかしてお大師様が、最後のチャンス、仲直りをする機会を教えてくれたのではないかと思いました。
主人に仕事を辞めて母を手助けしたいと話したら
「お前が悔いが残らない方を選ぶのなら、俺はいつでも支えてやる」と嬉しい言葉を頂きました。
ご住職様に一生懸命就職祈願をしていただきながら申し訳ない、私を快く受け入れてくれた今の職場に申し訳ない、と思いましたが、母を支える、父を支える道を選ぶ決心をしました。どうせなら、再就職決まる前にこうなってほしかったかな、だけれども、「お前ならどちらを選ぶ?選んでみよ」というお試しなのでしょうか。
親子仲直りする最後のチャンス、今度こそきちんとやり遂げます。
新しい仕事は、それが終わってから転がってくるでしょう。そう信じて頑張ります。
今度は容量オーバーではなく、ほどほどに、いい塩梅に。
必ずやり遂げますから、ご住職様、見ていてください。」と。

就職祈願を依頼されたとき、実は「違うぞ!これは!」と思いながらも、祈願させて頂きました。
信者さんが本当の幸せを掴むために今一番は必要なことは子授け!と信じて蔭ながら祈願していた私は、就職が決まったとき、私の願い、祈りは間違っていたのか?と諦めましたが、このメールを頂いて、祈願再開!
信者さんが本当の親子の絆を掴むためには、子供を抱くこと!
親になって初めて、親の気持ちを理解することが出来る、心から親を許すことが出来る!と思うからです。
就職が決まった後で、「お試し!」それもありますが、もう一つ仕事を捨ててまでも親を選んでくれた娘への感謝!親子の絆は深まるでしょう!
それに、孫の顔を見たらご両親は病気も吹っ飛び、全て上手くいくはずです!
本当の幸せを掴んで頂きたくて!蔭ながら祈る私です。
そして、「お大師様お導きを有難うございます」と祈る私です。合掌

悔いのない人生を H23.5.13
先日の信者さんからのメールです。
「ご住職様
”住職のひとり言”を読んで、「あ、やっぱり!」と思いました。
1月になってすぐだったのか、祈願の御札をいただいてからなのかは覚えていませんが
「今年で〇歳だから、子どもの事を考えないといけないのかな」とずっと思っていたのです。
色々心配していただき申しわけありません。有難うございます。
どうりで御札からのオーラというか、発せられる空気というか、「就職祈願の御札の雰囲気が・・・変? まあいっか、気のせいか」と思ってたのは当たっていたんですね・・びっくりです。
主人と二人で話し合わないといけませんが、ご期待にこたえられますよう、すべて万事良い流れに行くよう努力いたします」と。

何とメールが届くか?少々心配していましたが、安心しました。
幸せの道をまっしぐら、歩んで頂きたいと思います。

と、そこへ午前0時18分メールが届く。
「遅くに申しわけございません。嘘をつくと、嘘に潰されます。嘘ついて苦しんでます」
と、始まったメール、父が末期癌で本人に告知せず嘘をつき苦しんでいると!
「とにかく今から読経します。今日はこれで最後のメールです」と返信。
しかし、観音経があがらない!途中で般若心経を唱えている!何度読経し直してもダメだ!助からない!助けられない!焦れば焦るほど………!その間もメールが鳴っているが無視して読経!
ところが、固定電話が鳴った。これには出ないわけにはいかず!
「拝まなくて良いですから、早く休んで下さい」と信者さん。
その場は「ハイ、分かりました」と電話を切ったが続けて読経。何とか納得するまで読経し、終わったのは丑の刻!
信者さんには、厳しい事を伝え、助かる方法はただ一つ!伝えた。
後は、信者次第!さて、どうなるのか?

今朝不登校の高校生に「人はいつ病気するか分かりません!悔いのない人生を」とメール!
高校生「おはようございます。行ってきます」といつもより早くメールが届く。
何か感じてくれたかな?

長い人生、いつでも良いことと、今やらなければならないことがある。
悔いのない人生を送るために、そのことをしっかり考えてほしい。
幸せになるために、努力を惜しまず、神仏を信じてほしい!
神仏は私達を試します!どんなことがあっても信じて精進するものにだけ力を貸します。
どうぞ、諦めずに信じて、信じて、精進して下さい。合掌

篠栗参拝満願 H23.5.17
先日、父親が末期癌と言われた信者さん、助かる方法早速実行。
実は、信者さんに「今年お父様と奥様気を付けた方がいい!」と伝えていたので、信者さんは二人の厄落としのため歩いて篠栗参拝を始めていた。「それが終わったら今度は自分のため篠栗参拝します」と言われていた。先日、私から伝えた助かる方法は「詳しい検査結果が出る前に、一日も早く篠栗参拝満願して下さい」でした。
(信者さんの息子さんから届いたバンクーバーの桜)

そして本日、「無事に満願しました」とご来山。
大師堂で祈る信者さんの肩は震えていた。胸が………!
帰りがけ「今度は自分のために参拝しますか?」と尋ねると、少し沈黙の後
「……今は親父のためでしょう」と返事。
今度は私の方が沈黙 ……その言葉にまた胸が痛い!

また一つ私の行が始まった。気合いを入れて神仏に祈る!
助かることは無理かもしれないが、一日でも長く生きて信者さんとの時間、思い出を作って頂きたい。
残念ながら、どんな人でも必ず死を迎える。
死を迎える者も、見送る者も、仲良く楽しく後悔しないよう日々精進する事が大切です。

立春の日に倒れた信者さん、昨日自宅まで行って来ましたが、顔色も良く家の中の空気も変わっていた。(観音様から頂いた言葉、運命は変えられる!)
運命は変えられつつある!最後の仕上げまであと少し!精進してくれると良いのですが!

どうぞ後悔しない人生を!合掌

検査結果 H23.5.19
先日の信者さんから検査結果のメールが届く。
「今日の病院の結果、CT撮影結果、今のところ、転移ヵ所見つからず、手術可能との事でした。まだ楽観はしてませんが、私の気持ちは凄く楽になりました。
願いを叶えてもらう時の線香の本数は、何本ですか?教えて下さい」と。

私もホッと胸をなで下ろしました。
仏教では、3と7と21(3×7)は成就を意味します。
長い人生、必死で祈願をする事もあるかと思いますので、どうぞ覚えておいて下さい。合掌

信仰は心で感じるもの H3.5.21
信者さんからのメール。
「一年間供養をお願いしたいのですが!
この方は私のおお叔母さんです。家にお大師様を祀ってありました。大きな力を持ってられました。この方の葬儀の時に私はお大師様(小柄な方でした)を見たのです。この方、生前は真言宗徒でしたが!亡くなって一度も真言宗のお経を聞いていません。是非加藤住職の読経を聞かせてあげたいのです。私のお願い聞いて下さい」と。

今日がお大師様のご縁日だったからでしょうか?
供養ご依頼から数日たちましたが、毎日読経中眠いこと!眠いこと!
それもそのはず今日は〇〇家のご先祖様が沢山来られていた。それで眠いのかと納得していると、全て金色で、前机(本尊様の前の机)の上にお衣を着て安らかに眠っている尼僧様のお姿。
さすが仏に帰依し沢山の方を救ってこられた方だけあって、仏様の世界で安らかに眠っておられる。と感じた。
こんな事を書くと、またあるHPで、「オカルトのようなこと」と書かれるのだろうな?と思いながら……。

信仰は頭で考えるものではなく、心で感じるものだと思います。
最近信者さんに送ったメール
「……人間ですからね。色々あるから人生面白い!神仏を信じ切ったら楽しいばかりですよ」
信者さん「う~ん!最後は神仏ですか!目の前で奇跡を見せてもらえたら信じられるかも?」
私「信じ切ってお試しにも動揺しない心を持ったとき、初めて神仏の存在を感じることが出来ると思いますが!」
信者さん「あはは!まだまだ先ですね!お試しにバリバリ反応しています」
私「そんなに簡単に信じられなくて当たり前かもしれませんね。本物を掴むためには時間がかかります」と。

本当に見えない世界を信じなさいと言われても、なかなか信じることは難しいかもしれません!
信者さんが言われるように、奇跡でも見せてもらえたら信じられるかもしれませんが!
最近お大師様からいただいた言葉です「今を幸せと感謝して生きていれば、自ずと幸せは訪れる」勿論、どんな状況であっても感謝を忘れてはいけないと!
信仰とは、幸せとは何でしょうか?すべて自分の心にあると思います。心で感じるものだと思います。どうぞ、見えない神仏に感謝し、ご先祖様に感謝し幸せを、心の安堵感じて下さい。合掌

護摩堂落慶法要から一年 H23.5.23
護摩堂落慶法要から今日で一年。初めて護摩堂でお勤めしたとき、お不動様が片腕を振り上げて「さ~!行くぞ」と声をかけられましたが、一年でこんなに境内が整備されるとは思っても見ませんでした。本堂前に七観音、干支のご本尊様、観音様、お地蔵様を安置し直し、駐車場の整備そして、稲荷大明神、淡島様堂、七福堂、夫婦地蔵堂、大学地蔵堂、梅林堂を建立し、さらに大師堂建立と一年前には想像もしませんでした。
これも神仏、皆様方のお力添えのお陰と心から感謝申し上げます。有難うございました。

現在、来週の大師堂落慶法要に向けて準備中です。
私には「未来は明るい」そうお大師様が言われているように思います。
どうぞお大師様とご縁を頂いて幸せを掴んで下さい。皆様とのご縁を楽しみにしています。
また、お饅頭を御接待して下さる信者さん。有難うございます。心から感謝申し上げます。

今日、お手紙下さった方有難うございます。
たとえ登山口は違っても目指す頂点「心」は同じだと思います。
一人でも多くの方に笑っていてほしい!幸せ感じてほしい!その願いは変わらないと信じています。先ずは目の前の方を幸せに導くこと!これが一番大切です。また気合いが入ります。心から御礼申し上げます。有難うございました。合掌

お大師様のお計らい H23.5.27
落慶法要の準備に追われ、猫の手も借りたい毎日です。
一昨日坊守と「尚法さん(高野山で修行中の弟子)がいてくれたらな~」と会話。

そして昨日、一本の電話が入り「尚法です。昨日、加行の前期が終わり十日間の休みを頂いて今、実家に帰って来ました。明日、落慶準備のお手伝いに伺います」と。
電話を受けた坊守は、お大師様のお計らいに感激して涙を浮かべていた。

偶然とは思えない出来事に、私も弟子も坊守もただただお大師様に感謝、感謝!
おまけに今朝神戸から帰ってきた二男と四人で落慶法要の準備が出来る喜びは何とも言えない有り難い一日でした。

今日、名古屋からお参り下さった方に、「お大師様の笑顔は、未来は明るい!と言われているように感じます」とお話しすると、「本当に笑顔が素晴らしい有り難いです」と感動され涙を浮かべていました。これでお大師堂の前で泣かれた方は何人目???

お大師様のお計らいに感謝してこれからも精進してまいります。
落慶法要の翌日は15名の皆さんと四国巡拝!
翌31日、二男は西表島のパイナップル畑の農作業のバイトへ出発。
6月4日弟子は高野山へ!それぞれ自分の道を歩んでいく。
明日は誰にも分かりませんが、明るい未来を目指して日々精進あるのみです。
頑張った者には必ず神仏のお計らい、御加護があるのですから、信じて精進して下さい。
今日一時間電話でお話をした信者さん!
笑っていれば全て上手くいく!頑張って下さい!合掌

大師堂落慶法要無事厳修 H23.5.29
大師堂落慶法要無事厳修いたしました。
悪天候にもかかわらず宮崎、熊本、佐賀、大分、山口からも参加頂き心より御礼申し上げます。有難うございました。
念願の護摩堂、そして大師堂がこんなに早く建立できたのは皆様のお陰と心から感謝申し上げます。
今日のこの思いを忘れることなく、これからもお大師様のご誓願「密厳国土」この世に極楽浄土をつくること、精進してまいります。一人でも多くの方が、幸せを感じて生きていけるよう皆様と共に生きていきたいと思います。どうぞこれからも宜しくお願い致します。心より感謝を込めて合掌

大日堂地鎮祭 H23.6.8
大師堂落慶法要も無事に終え、翌30日から四国巡拝、現在落慶法要の片付けお礼状発送準備中!
そして一番気になる「もう諦めました」と届いた信者さんのメール。
「検査の結果、手術して3ヶ月、手術せず6ヶ月。住職様ならどちらを選択しますか?」と。
私「お父様の意志を尊重します。私としては一日も長く生きてほしい。それだけです。言葉が見つかりません」と返信。

先日祈願したときに観音経があがらず、助からない事が分かっている父親の病気!
それでも最後まで私が出来ること精進したいと延命祈願行中!
最近、ひとり言の更新が出来ず申し訳けございません!

また、本日大日堂(4尺×3尺の10日ほどで終わる工事)建立工事のため地鎮祭を執り行います。
この大日如来様は、八木山峠に山賊がでるため黒田藩から派遣された長濱殿様が熱心に信仰された仏様です。長濱殿様の思いが込められた有り難い仏様です。
ご縁をお待ち致しております。合掌

漂う H23.6.10
信者さんからのメール。
「………流れに逆らうつもりはありませんが、流れに乗っているというよりは、漂っているって感じです…幸せな悩みなのかも知れません」
私「漂っている!皆さんそうかもしれません!暗闇の海原あがいて右に左にかいを漕ぎ、もうどちらへ行ったら良いのか分からず、とうとう諦めて漂っている。今はそういう時期なのでしょう!良いとか悪いとかそんな問題ではなく………」
信者さん「……以前、〇〇さんの自伝の中の前書きで、これまでの人生を振り返ると、自分なりに人生の海を一生懸命泳いだつもりだが、結局は確かな目標を見つけられないまま波に弄ばれ漂っていただけのようにも思われる。人生はそんなものかもしれないし、別に後悔はしていない。タイトルを「人生漂流記」とした理由である。
この言葉に目が止まり………私の人生の海そんなに深刻ではなく、琵琶湖にプカプカ浮いているって感じですかね(笑)」
私「やっぱり幸せな悩み、幸せな方だと思います。早く岸辺にたどり着いて頂きたいです!」
信者さん「彼岸ではなく、岸辺ですか?」
私「漂う!だから岸辺(彼岸)にたどり着いて頂きたいです!本当の幸せを掴んで幸せになって頂きたい方です」
信者さん「岸辺(彼岸)にたどり着きます!もうしばらくお待ち下さい」と。

誰もが悩み漂って幸せ(彼岸)にたどり着く!本物の幸せを掴むためには通らなければならない道。
漂うことを「幸せな悩みなのかもしれません!」と言える信者さんは、それだけ悩み、悟りの世界に近づいたからです。
もし、「自分は不幸だ!」と思っている方がいたとしたら、それは幸せの入口です。
どうぞ、悩み、苦しみ、悟りの世界へ喜んで漂って下さい。合掌

幸せが幸せつれてやってくる H23.6.17
14日大坂の弟子に会い勉強会、翌日15日から今日まで駐在のため高野山へ。
高野山はお大師様のご生誕(15日)を祝う青葉祭で賑わっていました。

これは、大師堂落慶法要記念品の招福絵言葉タオルです。

お大師様から「今を幸せと思わなければ、明日の幸せはない」と有り難いお言葉を頂き、皆さんに伝えなければと思っていた時、授与品のカタログを見て、お大師様が皆さんに差し上げたい記念品はこれだ!と思いました。カタログには落慶記念品等にお勧め「幸せが幸せつれてやってくる 幸せは数珠つながり。今の幸せを喜ぶ心が明日の幸せをつれてきます」と書かれていました。
どうぞお大師様のお言葉を心に受け止めて精進して下さい。
たとえどんなに苦しくとも、小さな幸せ見つけて大きな幸せ掴んで下さい。
皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。合掌

社内報「皆さんのお陰です」 H23.6.19
蛍が今年も飛び始めた。何故か蛍を見つけると嬉しくなり、必死に見つけようとする。
それは明るい未来を追い求めて生きている人の姿なのかもしれませんね。

信者さんが上司から頼まれ書かれた社内報を紹介します。
「しょうえん」を見ていると皆さん色々な趣味をお持ちのようですね。
さて私の趣味は何だろう?無趣味? 趣味かどうかは別として、楽しい時(時間)を考えてみました。 『遍路・巡礼』なんですね。 渋い!年寄りくさい!などなど御意見もあるかと思います。
会社には28歳の時就職。30代はセンターに勤めていました。旅行好きなので1年半~2年位のペースで海外旅行へ行っていました。 当時としては珍しい「アラスカのオーロラ」地球を体で感じました。南の果ては南極と、今思えば30代の時行っていて良かったなとつくづく思います。
40代は〇〇支店で勤務。46歳の時四国遍路が最初でした。 その後「百観音」を知り、三年かかって昨年9月「百観音達成」しました。 最初に「楽しい時間」と書きましたが何処が楽しいの?と疑問に思われている事と思います。 「人との出会い」です。人が一生で出会う人、ましてやご縁を頂く人はほんの一握り。旅好きであったのも理由かも知れませんが、『遍路・巡礼』を始めて出会った人が不思議な事に色々な事に繋がっていく。
西国で知り合った人から「歩き遍路」を知り、篠栗八十八箇所を歩き、私がこれまでにない尊敬出来る人と出会えた事。小豆島八十八箇所を歩き出会った奈良の親子(父・息子)。坂東の旅ではどうしてもツアーの関係で4ヶ寺残ってしまうところ、西国でご一緒した千葉の方が御主人の運転で丸一日かけて同行して頂いた事。まだまだ他にも沢山!
しかし、よくよく考えてみたら、こうして好きな事が出来るのは皆さんの「おかげ」
会社のお休み頂だける、上司に感謝!
休む間仕事のカバーをしてくれる同僚に感謝! (この書面を借りてお礼申し上げます)
家の事を頼める家族に感謝!
ツアーがあるから参加出来る旅行社に感謝!
健康でいる自分にも感謝! と、言い出したらきりが無い。
「お参りの旅」は贅沢な旅だと思います。 人との出会い、学びがあり、それにご利益まであって! 「心惹かれるところ、ご縁のあるところ」 これからも心惹かれるところ(事)にチャレンジしていきたいと思っています。 考えるよりまず行動!
そこから物語が始まります。迷った時は立ち止まって考えてみる。どちらを選んだら後悔しないか。半世紀を生かされ、益々これからが楽しみな私です」と。

「考えるよりまず行動!」と言われる信者さん!
これからどんな未来が待っているのでしょうか?楽しみです。
ひとり事をしっかり受け止めて生きて下さっている皆さんも、楽しみです。
また、今日は在家得度式、坊守が25年と4ヶ月ぶりに御衣を着ました。
こちらもどうなるのでしょう?楽しみです。合掌

坊守にお祝いの花束 H23.6.21
「真誠様 人生50年の節目の今年、真誠様としてのスタートおめでとうございます」とメッセージカード添えて。

今日はお大師様のご縁日。
信者さんはお大師様のご縁日に合わせて花束を送って下さいました。
また、お祝いのメールたくさんの方から頂き有難うございました。心より感謝申し上げます。

人は、大なり小なり悩みを持っているものです!
今日、娘がこんな事言っていました。(色紙の名言を考えている)
「悩みの種から芽が出たら、幸せ(笑顔)の花が咲きました」と。
どうぞ、この花束のように美しく咲いて下さい。
そして、周りの人に喜びや感動を分け与えて下さい。
心よりお願い申し上げます。合掌

大丈夫すべてOK H23.6.22
娘が描いたご本尊様聖観世音菩薩様です。
本人曰く「観音様の手は大丈夫すべてOKって言って下さっているみたいで好き!」
???
私「観音様の手は施無畏印。右手の5指をそろえて伸ばし、手のひらを私達の方に向けているよ」
娘は慌てて確認いきました。
当山の観音様の手には、五色の紐が結ばれ参拝者は紐を通して観音様と握手が出来るようになっています。ですから娘にはOK!に見えたのでしょう!
ですが、観音様が大丈夫すべてOK!本当にそう言われていると思います。
だから、皆さんも自信をもって精進して下さい。
昨日、1時間電話した信者!大丈夫だから頑張って下さい!合掌

希望の光 H23.6.25
午後12時13分、娘が2660グラムの女の子を出産しました。

小さな体ですが、大きな命、希望の光です。
私も、あなたもみんな、希望の光です。
もう一度、自分の命、尊い命を見つめてみて下さい。合掌

全て必然、今の流れなんですね! H23.6.30
信者さんへの返信メール
「こんにちは。お疲れさまでした。また次のステップへ進んでいけるでしょう!
全て必然です!
ただメールみていて,何をそんなに自分を責めているか?
充分○○さんは、自分が出来ること実行していると思います。

自分を生かしたい!そういう思いが自分を責めているのかな?そう思います。
焦らずにポチポチまいりましょう!
ですが、これで良いとも思っています、。
全てOK!必然ですからね!」と。

信者さん「ありがとうございます。そう言って下さると救われます。
自分を責めている…そうなんです。だから疲れる!
自己一致していない。良し悪しつけなければよいものを、つけている!
全ては頭で理解した事が、現実には自分のものとなっていない。
繰り返しへこみながらも前進するしかないのですね。
「先ずは、私が幸せになる事」にこだわりすぎていたのかもしれません。
自由であれば良いものを、逆にどんどん縛っていたのかもしれません。
住職さんに何回言われましたでしょうか「ポチポチまいりましょう。それしかないですね」と。

私「はい!ポチポチまいりましょう!ですが、これでいいんです」
信者さん「これが今の流れなんですね!」
私「ハイ、そう思います。すべてOK!幸せになるための道のり、必然です」と!

こうやって、すべてOK!何度も何度も繰り返し!幸せに近づいていくのです。
焦らず楽しみながら、日々感謝して生きていれば、いつか希望の光は、美しく輝き始めるのです!

我が家の長男 H23.7.4
「跡取りしない」宣言をしてシナリオライターとして頑張っている我が家の長男。
給料10万円では暮らしていけないらしく、給料が昇給する九月まで援助してほしいと!電話が鳴る。
この数ヶ月、お金の大切さ、人の大切さ、親に対する感謝………いろんな事を感じたらしく穏やかにそして、素直になっていた。
あれだけ毎日「般若心経」を唱えなさいと言っても「信仰の話はしないでほしい」と拒絶していた息子だが、「自分の力ではない。何か見えない力で生かされていること、手を合わせる事の大切さ実感している!」と、今日から般若心経唱えると約束して電話を切った。
その翌日、夢を見た!と電話が鳴る。
夢の中では、新しいアパートに引っ越していて、お風呂にはいると、そこにはワニが二匹。余りの恐ろしさに体が動かず今にも食いつかれそうになったとき、亡くなった祖母が現れてワニを退治してくれたそうです。
息子曰く、「般若心経を唱えた翌日にこんな夢を見るなんて!偶然とは思えない!やっぱり、僕は守られている」と話す。
(話の中で、「僕の姪っ子(先日生まれた姉の子)だから、この子は大物になる!と、相変わらず自信過剰な息子に呆れながらも頼もしい!)

跡取りしない宣言をした息子。
さて、これからどうなるのでしょう?
神仏のお計らい、お導きが、楽しみな私です。
神仏のお計らい、お導きと言えば、二男と娘婿。
こちらも僧侶の道を歩ませたいのですが、どうなるのでしょう?
二男は、沖縄でパイナップルの収穫に追われているらしく、新聞配達よりも大変だと愚痴りながらも頑張っている。5キロも痩せたらしく再会が楽しみです。
娘婿は、当山に始めてきたとき「お不動様からもう逃げられない!」と、思ったらしく、今回娘の出産で福岡の来たときも車から降りるやいなや「この場所は、前世にご縁があったのでしょうね!懐かしく感じます」と!はて?どうなるのでしょう?楽しみです。合掌

功徳を積む H23.7.12
先日一年間のご祈祷を依頼された信者さんからのメールです。
「東京も梅雨が空け、毎日暑い日が続いております。
全国的に例年より早い梅雨明けということで、節電を強いられている関東地方の人間には少々きついです。

明日は、一日だけですが東北にボランティアに行って参ります。
おん さんまや さとばん
阿字観瞑想の講師の先生が、三摩耶戒を唱えた後に、
「出来ないことは無理しない、でも、出来ることはサボらない」というお話をされます。
非力ではありますが、自分のできる役割を果たせたらと思います。

それでは、暑い日が続きますが、皆様どうぞご自愛くださいますよう」と。

祈願成就のために、手を合わせ事は勿論大切ですが、功徳を積むことはもっと大切です。
人が喜ぶことをたくさんして、自分も周りの人も共に幸せを感じることが出来たら何より嬉しいことだと思います。
また、本日メールの信者さんからお供えの花が届きました。
心から御礼申し上げます。有難うございました。

先日、供養祭のお手伝いに泊まりがけで参加下さった信者さん、朝の勤行の時にたくさんのご先祖様が来ていました。
普通はりんを叩いたときに線香の煙でご先祖様が来ていることを私に教えて下さいますが、この日は光の粒子で教えて下さいました。
やはり、「功徳を積まれる方のご先祖様は成仏している」と改めて感じました。
ご先祖様も私も嬉しい朝の始まりでした。

また、先日坊守(石鎚山参拝7/7)が松山港で荷物を持って差し上げたご婦人(田川で同窓会)から愛媛の海苔と御礼の手紙が届きました。
坊守もご婦人も忘れられない楽しい旅になりました。合掌

感謝 H23.7.16
信者さんからのメールです。
「……会社の休みが有るのなら、そちらの草取りお手伝いも考えましたが申し訳ありません。
そのお詫びと言ってはナンですが、明日栄養ドリンク60本送ります。金曜日には着くと思います。
この暑さ、体が基本です!
17日の瓜封じ、皆さんの御祈祷してご住職が倒れたのでは洒落になりません!
どうぞ、栄養ドリンク飲んで夏を乗り切って下さい。
そして、17日には瓜封じ祈祷に来られた方達にも、どうぞ一本づつお接待して頂けたらと思います。神仏・御先祖様の御加護とドリンクがあれば「鬼に金棒」です!
長くなりましたが、お体大切にお過ごし下さい」と。

信者さんに「草取りが大変です」と愚痴をこぼしたものだから、草取りの手伝いが出来ないお詫びに栄養ドリンクを送って下さった信者さん!
心より感謝申し上げます。有難うございます。

また、昨日参拝下さった信者さんと坊守の会話。
信者さん「私がもう少し若くて元気だったら、草取りやお掃除のお手伝いしたいのですが、足も手も思うように動かなくて残念です。本当にいつ来ても綺麗にして感心します。誰でも出来ませんよ」
坊守「いえいえ、なかなかいきとどきませんが、信者さんがお参りに来て下さるから頑張れますし、こうして日々健やかに過ごさせて頂いています。本当に皆様のお陰です」
信者さん「そう言われてみるとそうかもしれませんが、私も杖なして歩けるようになりましたし、お参りする事がとても楽しいです」と!

坊守が言うように、本当に信者さんのお陰で、私達は力を頂いています。
心温まる言葉や励ましの言葉、共に生きる喜ぶ。
そして昨日も「住職のひとり言」の冊子を送って下さった信者さん。
皆々様方には心より感謝申し上げます。有難うございます。
明日は、夏祈祷瓜封じ!皆様のために心よりご祈祷させて頂きます。合掌

子授け祈願 H23.7.18
先日、1時間半かけてわざわざ子授け観音様お参りに来て下さった方。
あなたが灯したローソクです。
観音様はしっかりお力を貸して下さっています。
どうぞ夫婦仲良く、ご両親を敬い、ご先祖様(朝夕の読経、墓参り)に感謝し日々心豊かにお過ごし下さい。
そして、誰でも出来る無財の七施精進して下さい。

1.眼施(げんせ) やさしい眼差(まなざ)しで人に接する
2.和顔悦色施(わげんえつじきせ) にこやかな顔で接する
3.言辞施(ごんじせ) やさしい言葉で接する
4.身施(しんせ) 自分の身体でできることを奉仕する
5.心施(しんせ) 他のために心をくばる
6.床座施(しょうざせ) 席や場所を譲る
7.房舎施(ぼうじゃせ) 自分の家を提供する

良き報告を楽しみに待っています。合掌

誰もが神仏に導かれて H23.7.19
信者さんからのメール。
「住職のひとり言の写真凄いですね!びっくりしました。
神仏の世界、お力は本当に凄いなぁ!とあらためて思いました。
また沢山の方がご住職様に救いを求め、お参りに来られますね」と。

私「おはようございます。全ては神仏のお導きです!有り難いことです!
あなたも神仏にご先祖様に守られていますよ!日々感謝です!」と。

また、久しぶりに近況報告の信者さん
「ご無沙汰しております。ご住職様も奥様もお嬢様も赤ちゃんも、みーんなお元気ですか?
こちらは全員元気です!毎日、楽しく頑張ってます。今年も充実した日々が送れそうです。
そして私って、ピンチかなぁ、と思うと誰かが手を差し伸べてくれたり、恵まれてきたなぁ、と
なぜか最近更に強く感じています。きっと両親のおかげですね。
私も子供たちに、そういう徳を残してあげられる、生き方をしていきたいと思います。
あんまり、頑張ります!とか、順調です!と書くと、すぐにお試しが来るので…謙虚に。
大丈夫です、いつもありがとうございます」と。

また、毎朝モーニングコールの高校生。
電話に出ないので私からメール「おはようございます。今日は終業式でしょうか?
楽しい夏休みが始まりますね。いってらっしゃい」

高校生「おはようございます。先週から期末テストで明日までテストがあります。
夏休みはまだもう少し先です。いってきます」と。

皆さん、神仏に導かれて嬉しい朝の始まりです。
そして、私も皆さんと共に神仏に導かれて有り難い嬉しい朝の始まりです。合掌

お知らせ>
大師堂落慶法要の記念さらしタオル、好評でしたので販売することにしました。500円です。

あおいくま H23.7.23
ここ2ヶ月ほど体調を壊し、会社に出勤出来ず自宅療養しながら仕事をしている長男が、ものまねのコロッケさんの話をしていたので紹介します。
コロッケさんが子供の頃、お母さんが「あおいくま」と話していたそうです。

	あせるな!
	おこるな!
	いばるな!
	くさるな!
	まけるな!

まけるな!は他人ではなく自分に負けるな!だったということを大人になってわかった!そうです。

息子はこの言葉を聞いて、今の自分そのものだ!と。
焦って頑張りすぎて、自分で自分を苦しめて、食事も出来ず体調を崩し、周りの人に迷惑と心配をかけてしまった。
ですが、今回の事は良い勉強になったと!

社長さんへの感謝、何かに守られていること、自分の心に素直になれたこと、いろんな事に興味が持てるようになったこと、そして朝夕般若心経を唱えるようになったこと……

苦しみ(病気になったこと)を自分の問題と捉えて解決したとき人は大きく成長します!
しかし、苦しみを世の中が悪い、他人が悪いと他者に向けたとき、人は焦り、怒り、威張り、腐り、負ける事になると思います。

それは心に余裕がないからではないでしょうか?
今年のテーマ。自己を見つめること、愛すること、信じること、諦めないこと、信仰心をもって日々感謝して生きることだと思います。

息子が般若心経を唱えるようになって、息子は「手相の財運線がでてきたよ!」
「そんな馬鹿な!そんなにすぐに出るわけ無い」と思いながらも、「そうか!それは楽しみ」と苦笑いしながら親として安堵している今日この頃です。合掌

親子家族 H23.7.24
娘が描いた絵です。
娘が「〇〇ちゃんがミクシーで家族って何だろう?最近分からなくなりましたと書いていたよ」と話す。

家族って何なんでしょうか?
親子って何なんでしょうか?
この絵を見て皆さんはどう思われますか?
母(親)になった喜び!それだけで充分幸せだったはずなのに!
どこで家族の幸せはバラバラになったのでしょうか?

これを機に、家族から見た自分の存在が正しい生き方をしているのか?
もう一度自分をしっかり見つめ、家族の絆深めて頂ければ幸いです。
合掌

ご報告 H23.8.4
最近、延命祈願その他、行に忙しく「ひとり言」を書けずにいます。
昨日、娘と孫が神戸に帰りました。淋しくなりましたが、お盆の準備のため余情に浸っている暇もなく………

報告1
昨年5月1日に当山のお大師様から「今年は仕事に励め、来年高野で待つ」とお言葉を頂いた弟子が無事に加行を終え(7/28)、晴れて高野山真言宗の僧侶になりました。
僧侶になる厳しさが分かっていないからなのか?今年中は高野山に残りまだまだ鍛えられそうです。立派な僧侶になるためには心の修行をしっかりさせられますが、辛抱して心を磨いてほしいと思います。

報告2
7月1日から工事に取りかかっていました大日堂は無事完成しました。
大日堂にお祀りされています大日如来様は、黒田藩から旅人を山賊から守るために派遣された長濱殿様がお祀りされていた大日如来様です。
毎日読経しながら、長濱殿様の思いに馳せ、旅人を守る!そして自分と家族、家臣を守るため、生きるためどんな思いでこんな山の中に住んでいたのだろう?どんな思いで大日如来様をお祀りされていたのだろう?
そんなこと考えていたら僧侶も同じだなぁ!長濱殿様のように命をかけて守っているだろうか?まだまだ足下にも及ばない!と反省しながら………

あなたも「守るべき者(物)」しっかり守って下さい。
意識を持てば、守る力存分に発揮出来るはずですよ。
勿論、神仏の力借りれば鬼に金棒です。信じて精進して下さい。合掌

命をかけて H23.8.6
八月に入ってからたくさんのご先祖様が来られて、読経は睡魔との戦いです。
そんな私にむち打つためなのか?昨日のひとり言、命をかけて旅人を守った長濱殿様の事を書いたからなのか?
夕方、山の神様をお参りしていると、日が落ちた薄暗い山林を見せられた。
その光景を見て、本四国参拝の時、信者さんが足が痛いので私にお賽銭をことづけて休憩しているところに、修行大師が現れて言われた言葉を思いだした。
「そなたはここまでバスで来たであろう!私は道なき山野を駆けめぐり、やっとの思いでここにたどり着き、衆生済度のために寺を建てた、歩こうと思ったら歩けないことはない」と。

「道なき山野を!」全くその情景でした。当たりは暗闇灯りもなく、足下は道もなく草をかき分けて進まなければならない。しかし恐怖と不安で一歩も進めない。けれど刻々と当たりは暗闇に包まれていく!
昔の僧侶、行者は、命がけで行に励んでいた事を思い知らされました。
「私の命をかけない行など、行のうちにははいらない。まだまだ精進が足らない」と言われたように感じました。
「命をかけて!」もう一度初心に返って考えなければならない!

そう思っていたところに信者さんからのメール!
数回のメールのやり取り後「は~い!私はこのままで、これからも住職さんに導いて頂きます。ついていきます。宜しくお願い致します」と。

有り難いメール!信者さんに感謝しながら、間違った道へ導かないようにしっかり行して自分を磨いていきたいと思いました。 合掌

人生を楽しむ H23.8.7
娘から届いた写真です。
娘「今日は、娘に手作りの髪飾りを作りました」と、髪飾りの写真と共に送られてきた写真です。
「夕べは夜中中ぐずって朝6時にやっと寝てくれて!」と本人も睡眠不足で疲れているでしょうが、髪飾りを作り、新米ママは頑張っているようです。
そんな大変な中にも、遊び心人生を楽しむコツを知っている娘。
野菜のおじさんは笑っている!それは、娘の心の現れだと思う!
人生はどんな時でも笑って楽しまなければ損です。
今、あなたは笑っていますか?
この写真を見て笑っていない人は、もっと人生を楽しむクセをつけてほしいと思います!

十日ぶりの信者さんからの電話。
「お久しぶりです。今日は住職さんの声が聞きたくて電話しました。」
私「お久しぶりですか?つい先頃電話したばかりですよ!この間は、居眠りかぶって何と話しているのか分からず??必死で聞いていましたよ。翌日「私、携帯持ったまま朝まで寝ていましたが、失礼なことしたのではないですか?」の元気な声に安心しましたよ!今日も元気そうで良かった」と会話。
落ち込んで電話してきた信者さですが、心の切り替えが早いのには感心します。

人生は楽しみましょう!
たとえどんなに落ち込んでも、心の切り替え早くして今日を楽しく生きましょう!
簡単なことですよ!心に命じればいいのです!
良かったら、私が心の特効薬差し上げましょうか!
神仏、ご先祖様しっかり敬って信じて生きることですよ!
信じますか?信じてくれますか?信じる者が勝ちなのです!合掌

丑三つ時行 H23.8.9
信者さんからのメール(8/8)
信者さん「昨夜、膝が痛いのを我慢できるまで正座し、4時迄読経しましたら、朝起きる時は非常に痛かったのですが、夕方には痛さも忘れてました。荒療治になったのでしょうか。今から確かめてみます……!」
私「こんばんは。無理をすると後でたたります。もう若くないからほどほどに!」
信者さん「程々にできない性分なのです、これから、眠くなるまで読経します。おやすみなさい」
翌日(8/9)
信者さん「年だから逆らわずに言われた事に従うべきでした。荒療治、膝の回りの全体が痛くなりました。痛みが取れていたのに私は馬鹿です」
私「やってみなければ分かりませんから!ですが膝は大切にして下さい」
信者さん「朝からいらぬメールをしてしまいました」
私「いらぬメールどころかメールこなければ大丈夫か?と心配です。笑えないほど心配です!特に丑三つ時の行」
信者さん「 「私が過去に送信したメール「あなたが幸せならば!あの世に帰るとき生きていて良かった!そう思っていただきたくて!」私を真っすぐ見てくださいました事がとても嬉しかった。
私が今、あの世に行くとしても、10年20年先だとしても私は感謝してます。
これから私の身に何が起ころうと私は幸せです。住職様に出会えて良かった。
今、私が体験できない事も体験できています。
見えなかったものが見えてきたら、同じ道をめざすでしょう。
追伸・丑三つ時の行のお陰でしょうか、眠りが浅いのか深いのかわかりませんが、よく寝れます。良いか、悪いか、わかりませんが、凄い体験してます。寝てる私の回りを何人の者が歩き回ります」
私「何度もメールしていますが、丑三つ時は恐ろしい!決して良いものとは思いません!
どうしても丑三つ時の行をされるなら、決して心に隙をみせてはいけませんよ!
心は清く正しく!世のため人のため命をかけて行をして下さいm(_ _)m
私の思いを忘れないで下さい」と。

昔から「泣く子も黙る丑三つ時」と言われますが、丑三つ時は低霊がうごめいています。
最近は深夜まで起きている方が多くいますが、低霊に左右されて、精神病に陥っていたり気が短く怒りっぽい方が多いのは低霊に支配されているからかも入れません!
基本、丑三つ時(1時から3時)は寝ていることが大切です。どうぞ用心して下さい。

追伸、今日、旧暦の7月10日は、観音様をお参りすると4万6千日お参りをしたくらい御利益があると言われる日です。今日ご縁を頂きました方しっかり御利益頂いて下さい。
心よりお祈り申し上げます。合掌

神仏のお導き H23.8.11
先日の信者さん昨日来られて!
可愛そうに膝は痛々しかった。ですが、表情は晴々としていた。
神仏と交信ができ楽しい!そんな感じでしょうか?
お盆のお申し込みをされ見送ったはずの信者さんが、滝場から登って来られて、
「お不動様から、何か忘れ物はしていないか?」と言われ、祈願塩を買うのを忘れていたことに気付いたそうです。

「うむ~!お不動様と心は一体化してきているのかな?」
祈願塩は毎日風呂場で水行(水をかぶる)するために買われます。

昔、滝場のお不動様から「如何に真剣に神仏と向き合えるか!が大切」と言われましたが
神仏と向き合う信者さんは本当に真剣です。

この方は、ずいぶん前にひとり言で「金の糸」で紹介した信者さんです。
私と信者さんは前世、兄弟弟子もしくは師弟関係だったと思います。
だとするならば、信者さんの言われるように(同じ道をめざします)、僧侶の道を歩むのでしょうか?楽しみです。

報告1、高野山の弟子、神戸のお寺で役僧として働くことになりました。
報告2、娘婿が僧侶の道を歩む決心をしました。

さて、さて、これから神仏はどう導いていかれるのでしょうか?楽しみです!合掌

お盆お膳供養 H23.8.13
今日からお盆です。
皆様ご先祖様をお迎えのことと思います。
当山でも恒例のお膳供養をさせて頂いています。
40膳限定のところ、今年は58膳と堂内はご先祖様、水子さんで大賑やかです。

先日12日夕方の勤行の時、本尊観音様と不動明王、そしてお大師様が雲の上に座っておられる映像を見せられました。
私に改めて仏様は、何億光年宇宙の果てにおられる事を教えて下さいました。大学で学び理解はしていても、目の前にお姿を見ているとすぐ側におられるように思います。
何故、お盆を前に仏様の世界を見せられたのか?
きっとそれは、ご依頼のお盆供養のご先祖様、水子さんは三日間仏様の世界極楽浄土で供養させることを教えて下さったと思います。
三日間、ご先祖様水子さんに喜んで頂けるようしっかり読経、お膳供養させて頂きます。

どうぞ皆様もご先祖様と楽しいお盆をお過ごし下さい。合掌

生き仏 H23.8.18
昨日から電話普通のためインターネットが出来ず、一口法話送信が遅れましたこと心よりお詫び申し上げます。

当山では恒例のお盆お膳供養、そして16日のせがき供養を無事に厳修いたしました。
皆様も良いお盆を過ごしになられましたでしょうか?
当山の信者さん、16日どうも元気がなく尋ねてみると
「実家に行って食べた牡蠣フライにあたったのか?嘔吐と下痢で大変でした。昨日は家族でハーモニーランド行くはずでしたが、私だけ留守番した」と、孫の前で言ったので、その場は黙っていましたが、盆の15日に家を空けようとしたことが原因だとすぐに分かりました。それだけご先祖様がお盆を共に過ごしたかったからだと思います。
お盆の三日間は、ご先祖様を敬い感謝し、お膳に読経、朝に夕にご先祖様と共に一日中過ごすのが本来です。15日は送り団子やお土産を持って、家族でお墓にお見送りにいくものです。

また、お墓参りに家族が行ったから私は行かなくてよいと思っていた信者さんもいました。
誰もが、いつかは入る墓!誰もお参りに来てくれなかったら淋しいですよ!家族みんなでお墓参りには行ってほしいです。そして次なる先祖(親)生き仏、ご両親に家族の顔を見せて親孝行!そして自分が死んでも家族で仏壇参りに来てくれると親を安心させてあげる大切なお盆です。
何故なら、いつかは自分が生き仏、そしてご先祖様になるのですから!
子供達にしっかりお盆の大切さを伝えていかなければならないと思います。
この世に存在する生き仏が、ご先祖様であることを忘れてはならないと思います。合掌

娘婿が僧侶になる決心をした理由 H23.8.20
娘婿が僧侶になる決心をした理由。
お盆は亡くなった父親に結婚と子供が産まれた報告にお参りに行くよう娘に話していましたので、子供を連れて叔父の寺へ挨拶に……。
若い僧侶に住職(従兄)に面会をお願いすると、住職は6月7日に他界されたとの事。
叔母に「将来僧侶の道を目指そうと思っています」と伝えると、「叔父と息子の形見は私が持っているより僧侶を目指すあなたが持っていて下さい」と大切な念珠を下さった事。そのことが直ぐに僧侶の道を目指すきっかけになったようです。
また、娘がお産で6月3日帰省しましたが、娘に「今日は読経の時旦那さんのご先祖様がたくさん来ていたから亡くなったお父さんの名前と命日を尋ねておいて!」と言ったのが、従兄が亡くなった6月7日だということが携帯履歴から分かったこと。(父親が亡くなった従兄と親族連れて祖聖大寺に喜んで来たのではないか?)
母方のご先祖様が陰陽師であったこと。
勤め先に「肉の匂いが境内にして法事ができない」と僧侶が怒鳴り込んできて……最終的には友達となり「父方も母方も寺なんですよ」と話すと「僧侶の仕事は良いですよ」と勧められた事。
まだまだ不思議な事が他にもありますが、娘婿の心は僧侶の道を歩み始めました。
さてさて神仏はどう導いて下さるのでしょうか?
ただただ、自分が目指す道を信じて精進していくしか道は開かないのです。
そんなに簡単なことではないことは、誰もが分かっていますが、全く動揺していないのが娘です。
母は強し?旦那の生きる道はこれしかないと信じているからでしょうか?
これから我が家は賑やかになりそうです。
先ずは、心の修行。僧侶として一番大切な修行です。合掌

娘婿の母方のご先祖様をネットで調べてみました。
賀茂忠行(かものただゆき) ? - 960年(天徳4年)
後に世襲陰陽家の名門となった賀茂氏の祖。賀茂保憲の父。安倍晴明の師。奈良時代に活躍した修験道の開祖・役小角の末裔であると言われている。940年に平将門の乱・藤原純友の乱が勃発した際、この対策のために時の権力者藤原師輔に、当時は密教の高僧でも知らなかったとされている「白衣観音法」を進上したことがきっかけで重用されるようになった。陰陽道にかぎらず天文道・暦道など様々な分野に明るかったほか、卜占(ぼくせん)にもよく通じておりその正確さは有名で、村上天皇が水晶念珠を見えないように箱に入れてその中身を占じさせたところ、見事に言い当てたという伝説が残っている(三善為康「朝野群載」)。早くから嫡男・賀茂保憲や弟子・安倍晴明の才能を見出し育成したことで知られている

全ては繋がっている H23.8.23
全ては繋がってる!と娘婿の事でしみじみと思いました。
娘婿のご先祖様が陰陽師の賀茂家で、賀茂家は役行者の末裔であったこと。
娘婿は、役行者が自分のご先祖様だと言うことを知らずに金峯山寺(役行者が創建した寺)で得度をしました。偶然にしては必然なご縁に繋がっていると思います。
1月12日のひとり言で娘婿の事を紹介していますが、娘婿は夢でいろんな事を教えてもらったり、見えない世界を感じたり不思議な力を持っています。それは役行者様が先祖である有縁でしょうか?
五剣の滝に「今の自分は怖くて行けない(役行者を祀っている)」と言ったこと。
「ここに来ると懐かしく感じる」と言ったこと。
「慈音の滝の向こうの山(山伏塚がある)が気になる」と言ったこと。
「もう逃げられない」と言ったこと。全て繋がっていると思います。

また、賀茂忠行が「白衣観音法」を進上したとありましたが、こちらも繋がりました。

坊守のブログ「仏の子」より
「先日、勤行の時、観音様の顔だけが、ふと右に移動したかと思うと、そこに夏凪(孫)の顔が………!あ~!この子は観音様の子!そう思いました。
何故なら、6月28日、実家の母が当山で読経していたときに、
「白衣観音様が現れてそのまま夏凪ちゃんの顔が白衣観音様になったよ!」と言っていたのでした。
白衣観音様は、私(婆~ば)の守護神(仏)様です。
私の恩師が「年ちゃんをお参りすると必ず白衣観音様が現れるよ!」と言っていました………」と。

こちらも繋がっているのでしょうか?
最近、奈良の十三仏霊場に参拝された信者さんから坊守に届いたメールです。
「こんばんは!う~ん、娘婿さんが僧侶となる決心のいきさつそうだったのですね。
「陰陽師・阿倍清明」ですか…?
う~ん、これも偶然か!
住職に買ったお土産
先日のレポート(7ページ)にも書きましたが 、「安倍文殊院」では「ぼけ酒」なるものを購入。
陰陽師・安倍清明公出生寺院であることから、2004年の「安倍清明公一千回忌」を記念して境内植込み他、特別栽培の「ぼけの実」を採取し、特別に醸造した薬膳酒です。とあった。

まあ、あまり関係ないか!笑」と。

人生は必然、全ては繋がっています。
良縁、悪縁、人生色々ありますが、全ては前世、現世、来世へと全て繋がっています。
今が、幸せであるか、不幸であるか、全ては過去の結果です。
人の幸せをうらやむことも、自分の不幸を他人のせいにすることも出来ないのです。

しっかり自分を見つめて、幸せな方は、幸せを人に分け与えて頂き、不幸だと思う人は、誰も怨むことなく、自分をしっかり見つめる事が大切です。
そして、人を大切に生きることです。
人は、人によって人生は切り開かれていくのですから。

何故なら娘と娘婿のように………これから始まる人生は決して楽ではありませんが、二人なら(三人だった、孫を忘れていた)どんなことも乗り越えていってくれると信じていますから。
きっと、このブログを読んだ娘婿が一番をそれを感じていると思います。(笑)!合掌

お大師様のお慈悲 H23.8.24
18日読経していると、お大師様があくびをしながら?背伸びをしながら?「仕方がないな~!」と言わんばかりに、重い腰をあげてどこかへ???
私は「えっ?えっ?えっ?そんな~!これでも私は私なりに頑張っていますよ!」と、複雑な心境でした。

翌日、NHK福岡放送から「篠栗霊場のテレビ取材の依頼」の電話が入りました。
当山では、座禅のレポートだそうです。
きっと、お大師様はこのために動いて下さったのでしょう。
お大師様のお慈悲に感謝です。
明日取材ですので、放映日またお知らせします。

先日参拝の方から届いたメールです。
「いつも一口法話、有難うございます。毎日楽しみに拝見させていただいております。
一昨日夫婦二人で、そちらのお寺にお参りに行かさせて頂ました。
おそらく 奥様と思いますが、お茶を出して頂き、色々とお話を聞かせていただいた上、冊子まで頂戴いたしました。 私事ではありますが、今年に入り 上手く行かない事が多々あり 正直、疲れていました。 なにか糸が縺れたような、もやもやした気持で神仏を続けていく自身を失いかけていました・・・  そんな矢先に奥様のお話、そして冊子に書かれている沢山の事を読んで行くにつれ、何か縺れた糸の糸口が見えてきた様な気がします。
住職さま、奥様 有難うございます、有難うございます。また歩き出そうと思っています。それでは、お二人のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。 有難うございました」と。

坊守「こんにちは。昨日はメール有難うございました。(大師堂の写真を添付して)

今、大師堂前からメールしています。
お大師様が「笑って入れば道は開かれる!」そう言われているように思います。
どうぞ、笑って今日一日を大切に生きてください!
一人ではありませんよ!素敵な奥様が側にいますよ。みんなで力を合わせて今を乗り切ってください。その先に幸せが待っていますから!
不安になったり落ち込んだ時はいつでもメール下さい。

参拝の方「ありがとうございます。力強いお言葉とても励みになります。
お大師様も「しっかりしなさい」と、おっしゃている気がします。今日の一口法話のように逃げずに 歩いて行こうと思います。
PS.私達 若く見えたみたいですが、結構年いってます…
あっ、今自分で笑ってしまいました。明日も笑って過ごします。ありがとございました」と。

きっと、参拝の方は一生懸命頑張っていたから、坊守を通じて、観音様、お大師様からお慈悲を頂いたのでしょう。これから、道は開かれ明るい未来が待っていると思います。
精進して下さることを心からお祈り申し上げます。合掌

神仏に呼ばれて H23.8.25
本日取材終了。29日(月)18時10分NHK福岡放送の福岡ナウで放送されます。
数分だと思いますが、見て下さい。県外の方はごめんなさい。

先日、信者さんが「自転車で四国霊場結願しました」とお土産持ってご来山。(数回に分けて巡拝)
「炎天下の中、死にそうでした!」と、いう言葉に身振りしながらも日焼けした身体は、大変さを物語っていました。
次は、「高野山」と眼を輝かせて話す姿に、未来は明るいと思いました。
信者さん自身、何のために四国霊場を参拝するのか?今は分かっていないと思いますが、全て意味があることを、いつか分かるときが来るでしょう。その日を楽しみにして……。

また、今日から楽しい旅に出発された方がいます。
どんな出会いが待っているのでしょう?
自分で行動とっているようにみえますが、見えない力で呼ばれているのでしょう!

今日落ち込んでメールを下さった信者さん。
落ち込んだ次は、楽しいことが待っていますよ。じっとしていてもなかなかそこからはい上がれませんから、気分転換!心を外に向けて、気分を変えて下さい。悩んでいたことがアホらしくなりますよ!先ずは、行動!
何なら、一緒にティータイムしませんか。待っていますよ。笑い!合掌

有り難い充実した八月 H23.8.29
今月の全ての行事を終えホッと一息!ですが、世の子供達と親御さんは夏休みの宿題に追われ大変な月末でしょう。
私にとって、8月は有り難い充実した月でした。
一年で一番大切な供養月、お盆お膳供養は信者さんの思いが届いた有り難い供養祭でした。
そして、その思いを強くしたのが、16日の夕方の読経も終え、毎日しているお行(読経)を疲れた身体にむち打ってしていたときに、5月21日のひとり言で紹介していました尼僧様(私が初めて見た極楽浄土に行かれている仏様)が、私の右横に座って一緒に読経をして下さいました。
疲れも一変に飛んでいくほど有り難い出来事でした。
また、先日読経しているとやはり私の右横に、山伏?娘婿賀茂家のご先祖様?まさか役行者様?はっきり分かりませんが、山伏が立たれて観音様に深々と会釈をされました。
それはきっと、高野山真別所の総監督、私の学友に年齢に引っかかる娘婿を特別に許可頂いて加行(僧侶になるためのお行)を受けることが出来るようになったからではないか?と思いました。
観音様に御礼に来て頂いたということは、娘婿が僧侶になることをご先祖様が望まれている!僧侶の道を歩む選択が正しかったと確信できた有り難い出来事でした。

奈良県の冊子をお接待して下さる信者さんからのメールです。
「…ところで娘お婿さんのご先祖さんが「役行者」さんとか!
「役行者」さんといえば、
「葛城山」…我が家はまさに葛城山麓にあり!
「役行者御誕生所 吉祥草寺」…我が家からはほんの数キロ!
(前を通ることは幾度とありますが、本格的にお参りしたことはありませんのでお参りに行ってみます)
また「一言主神社」(時々お参りに)と縁あるところが点々と……
これも何かのご縁でしょうかね?」と。

私「一言主神社???」と、調べてみましたら、「……そもそも小角(役行者)は奈良県北葛城郡葛城山東麓に住み、この山に鎮座する一言主神をまつる祠官の家に生まれた」とありました。
私が不思議に思ったのは、最近加行を終え、無事に僧侶になった私の弟子が役僧として働いている寺がなんと神戸の「一言寺」という寺なのです。
なにか不思議なご縁を感じる毎日です。

NHK福岡ナウ見て頂けましたか?
篠栗霊場に沢山の方がご縁を頂き、神仏の御加護を頂けますよう心よりお祈り申し上げます。合掌

お砂踏み H23.8.31
明日から9月です。
昔から、陰暦正月と五月と九月は忌むべき月とされ、結婚などを避け、厄払いなどします。
そこで、霊場参拝をお勧めします。また、お近くの方は博多スターレーンで小豆島、知多、篠栗霊場のお砂踏みがありますのでお勧めします。
神仏の御加護を受け無事に九月を乗り切って頂きたいと思います。

明日からまた忙しくなりそうです。
お彼岸の供養お申し込み受け付けます。
ご先祖様、水子さんにに喜んで頂けるよう心を込めて供養させて頂きますので、どうぞご遠慮なくお申し込みください。合掌

信者さんからの旅の報告書 H23.9.3
新学期が始まり毎日のモーニングコールが始まった。
「おはようございます。授業めんどくさいです。いってきます」と返信メールが届く。
私「わかる!わかる!みんなそうだし、そうだった!いってらっしゃい」と、楽しい新学期を過ごしてくれるよう祈りを込めて返信。

かなり長いですが、のんびり読んで下さい。

2011年8月 四天王寺・高野山・奈良の旅(8月25日~28日)
7月末に奈良の旅(七福八宝・大和十三仏の内11ヶ寺)を終え、まさかその一ヵ月後に再び奈良へ訪れるとは思っていなかった。
この日程が決まるまでも一転・二転・三転…とあったが、最終的に出発となった。
出発前から色々な事があったが、ともあれ出発となった。今回はどんな出会い・事があるのだろう。

8月25日(木)
〇〇駅14時20分発の列車に乗り、目的地の姫路駅には17時43分に着いた。
そこでAさんと再会。
昨年坂東のお参りの時は作務衣姿だったが、今日は普段着(あたりまえ)若く見えた。
駅前のホテルでバイキングの夕食。その後電車とタクシーで移動して御自宅へ。

まずは最初の目的だった「百観音掛軸」を見せて頂いた。
掛軸にするとほこりは着くし劣化もあるのでとガラスの額縁に納められていた。
観音様のお顔は丸く幼いようなやさしいお顔立ちをしていた。
こんなお顔だったかな?と記憶なんていいかげんだと思った。
百観音の御朱印とは別に、Aさんがお力を頂いた(神仏を見せて頂いた)2ヶ寺の御朱印も加えられていた。四国三十八番金剛福寺と高野山慈尊院である。
「バランス悪いけどこれは私の百観音の掛軸だから」と彼女は言う。
確かに彼女の百観音なのだからそれで良いと思った。

彼女との時間はいつも彼女が話している。
どんな風に仏様が見れるとか、こんな凄い事があったとか。以前聞いた話も度々出てくる。
今回一枚の写真を見せて頂いた。四国金剛福寺での一般のお参りの方との写真。
Aさんは紺色の作務衣姿。その左腕のところに「紋」が写っている。
Aさんは「すごいでしょ!」と言うが、確かに何も無いところにはっきり「紋」らしきものが写っているのだが、それがどういう事なのか私には解らなかった。
現在自宅は改装中で、道場となる所も見せて頂いた。
外観は和風、家の中は洋風。迷路のような家だった。

8月26日(金)
Aさん宅8時に出発。四天王寺を目指す。
彼女の歩き方は早い!置いていかれないように早足で歩く。
付いて行っただけなのでどの電車にのったとかルートは全く解らなかった。
今回の四天王寺・高野山も私が「西国三十三の白衣の御朱印が抜けていた」と話したら「私も年に一度は四天王寺・高野山へいくのよ」と言うので「ではご一緒に」がきっかけだった。
四天王寺には10時頃到着。
前に巡礼でお世話になった先達さんが言っていた「四天王寺は奇麗にまとまっていて僕はあまり好きではない」
なるほど、解るような気がする。高貴で整った雰囲気があった。
広い境内だが、今回は高野山へ移動しなければならないのでお参りだけに留めた。
南海なんば駅で12時01分発(急行)の電車に乗る前に立ち食いソバ屋で昼食。
高野山へは四国遍路のツアーの流れで2回とも車だったので、電車やケーブルは始めて。
最後ケーブルに乗り高野山駅には13時43分着。トントン拍子に着いた。
なんと朝から晴天だったのに山頂は雨!
Aさんが言う「私には竜神様が着いているから雨になるの。でもザッっと降ってすぐに小雨になるわ」
確かに昨夜も姫路駅に着いたら雨、しかし自宅に着いた頃には雨は上がっていた。

駅に着いたらBさんが待っていてくれた。
急な雨で傘が無い!と、駅に「困った方は傘をどうぞ」と書かれた所に傘があった。
一本お借りした。

金剛峯寺の駐車場に着くなり豪雨。車の中でしばし様子伺い。
まだAさんとBさんが出会って数分。
Aさんが「奥様巫女さんのような方ですね。純粋でこんな奥さんを頂いた御主人お幸せですね」と言う。そう言われたBさんも嬉しそうだった。
普通の雨になったところでお参り。その後奥の院へ移動。
一応傘は持って行ったが、雨も止みゆっくりお参り。

宿泊先の〇〇寺には丁度5時に着いた。
4部屋は離れ(本堂の後ろ)で3部屋使わせて頂き、残りの一部屋は宿泊者なし
なので貸切状態だった。壁で仕切ってはあるものの縁側の廊下は4部屋繋がっている。
出入り口から出なくても廊下で行き来できた。贅沢な宿坊だった。

5時半からAさんのお部屋で夕食。
夕食の時「明日の朝の観行の時、供養・祈願を申し込まれましたら読み上げさせて頂きます。」
と、申込書を持って来られた。〇〇寺の甥っ子(役僧) さんだった。
顔がそっくり!間違いないと思った。
夕食時、Aさんはいつものペースで自分の体験をBさんに話す。そして〇〇寺の甥っ子さんが部屋に来てからもその話は続く。甥っ子さんの顔が困ったように見えた。時間が気になるようだ。
3人がそれぞれに供養の申込みをした。(1ヶ月、五千円・お彼岸だしね)
ここは宿坊、いつまでも食事の時間を頂ける訳ではない。お開きとなった。

職場のお土産を夕方買い、ここから宅急便で送ろうと空箱を寺務所へもらいに行った帰りに〇〇寺の甥っ子さんと廊下で出会う。
私「ところで先ほどの話(Aさん)正直にどう思いました?」
甥っ子さん「う~ん。そういう話は聞くのですが、私自身まだ体験していませんので、正直なところ半信半疑です。母も見ているそうなんですが」
私「え!お母様が?でもそうですよね。自分が体験しないと100%信じられませんよね」
甥っ子さん「叔父からは一万回唱えろと言われるんですがなかなか…叔父はしているそうなんですが、凄いです」
私「一万回?」
甥っ子さん「神仏と一体化になるそうなんですが、叔父になったのか?と尋ねるとニヤリとわらってはぐらかすんです」
私「お忙しいところ足を止めさせてしまってごめんなさい。おやすみなさい」

8月27日(土)
6時半からの観行。その後壁に掛けられている
「地獄曼荼羅」を僧侶が楽しく説明して下さった。
「供養の大切さ」である。

〇〇寺を9時に出発。すぐに下山。
まずはAさんの希望「慈尊院」へ。
Aさんがお力を頂いた2ヶ寺のひとつ。
彼女が初めてお参りした時、初対面の彼女に
「多宝塔修理のお金が集まらなく無利かもしれない」と聞かされたそうだ。
「初対面の私によ。その場は2万円納めたの。きっと誰かが寄付して下さるわよと思いつつ。
でもねその後、私がしなかったら誰がするのって思ったの。で、その後700万円させて頂きますと連絡したら住職驚いていたわ。それから断念しかかっていた工事も今ではこの通りよ」

私もここには2回来たが本堂に入るのは初めて。
今回、多宝塔工事の為、普段は塔に納められている「胎倉界五仏」が本堂に並んでいる。
すっとした爽やか系のお顔である。
そのまま帰ろうとしたがやっぱり気になり私も小額だが「多宝塔修理」に三千円住職に手渡した。
お礼にと大判ハンカチ?の入った封筒を4枚頂いた。
三千円で4枚頂いては殆ど修理に廻らないな…そんな事も思って感謝した。

三輪神社へ行く途中にある「子嶋寺」に寄ってもらった。
先回、気になるお寺だったからAさんなら何か感じるかな?と思った。
例の彼が笑顔で迎えてくれた。
彼を見るなり「彼、良い顔しているわね」とAさん。
本堂中に座って彼の説明を聞く。話終わったところでAさんが自分の体験を話し出す。
彼も興味ありげに聞いていた。その間、私は一服できた。
お寺を出て「彼、いい目しているわ。霊感無いと言っていたけれどあるわよ」
私「子嶋流の行は厳しい、嘔吐したり、下痢したり、何がそうさせるのですか?何の為にそんな行をするのですか?」
Aさん「幼子に重たい荷物を持たせたらつぶれるでしょ。それと同じよ。何故行をするか、仏様に出会い浄土を見せて頂いたら世界が変わるからよ」半分解ったような解らないような…

子嶋寺を出て三輪神社へ向う途中の会話にAさんの守護霊の話が出た。
Aさんの守護霊は四天王。
長女はお不動様。
二女・三女・四女は山伏(実際に存在した山伏三兄弟だそうだ)
孫の男の子は天狗
孫の女の子は巫女
霊能者に見てもらったそうだが「こんな一族初めてだ!」と笑っていたそうである
私も笑ってしまった。

そんな話をしていたらBさんが「三輪神社へ行く途中に吉祥草寺、役行者誕生のお寺がありますが寄りますか?」と言うと「お願いします」とAさん。
結局行くのか…と私の心の声

こじんまりしたお寺。本堂に入ると厳つい顔をした五体の仏像がお出迎え(>_<)
ところ狭しとにらまれた!
Bさんと苦笑いしながら話す
「祖聖大寺の娘婿の役行者の話。Aさんの山伏の話。そして吉祥草寺ですか?」

そして再び車で移動して三輪神社へ。
と、着いたは良いが駐車場はいっぱい。小雨も降ってきた(晴天だったのに)
時間は丁度お昼。なので昼食を先に取ることにした。
「あらら、再び竜神様なのかしら」と思いつつ…
昼食中、結構横降りの雨だったが、お参りを始めた頃には小雨になっていた。
昨日、高野山駅でお借りした傘を返すのを忘れ車に積んだままだったのが幸いした。
しかしこの傘、「高野山○○会」「南無大師遍照金剛」と書かれてある。
神社にこの傘?と、ちょっと抵抗感はあったが傘は傘である。

拝殿のお参りを済ませ次のお参りをしようとしたがAさんが拝殿横の幟があるテントの椅子に座って何かしている。係りの人に聞いてみた。
私「何の受付ですか?」
係A「秋の講社崇敬会大祭の幟です。幟に大祭までの間(約一ヶ月)お名前を記載して立たせて頂きます。(三千円)」
私「ではお願いします(これも彼岸の頃だし良いかな、神社だけれど・笑)」
係A「では、ここにお名前と御住所をお願いします」
係A「え!〇〇県〇〇からですか?え!!〇〇県〇〇からですか!?」(連呼された)
私「はい、昨日高野山へ行って、その流れです。昨日駅で傘を借りて返すの忘れてこの通り
高野山と書かれた傘を使っているんです。でも助かりましたけどね」
係B「高野山に行かれたのですか?私の家は大門の近くなんですよ。
高野山と三輪山は関係あるんですよ。弘法大師が修行したお滝がありそこには大きな岩に
「れい(礼?かな)」と書かれ高野山の方向を向いているんです。」
私「え!そうなんですか?そのお滝には行けるのですか?」(と、食いつく)
係B「ええ、行けますよ。そうそうみつとりいを見せてあげたら?案内してあげたら(とAさんに言う)」
係A「そうね。よかったら拝殿に上がってみつとりい見ますか?どうぞ着いて来て」
私「みつとりいですか?あ、はい」

何だか解らないけれど拝殿へ上がれるらしい。高野山の傘のおかげか!
皆に声を掛け、集合!拝殿へ上がらせて頂いた。
巫女さんが案内してくれた。
「まずここで手と口を水で清めてください」その後拝殿へ
拝殿横の廊下を奥へ、一番奥へ行ったところから覗き込む
巫女「お山自体が神ですから三つ鳥居の向こうは入れません。三つ鳥居に一番近い所です。つまり神に一番近い所です」
その後、拝殿中央に行き、そこでお参り(正座)
巫女「両手を着き、2回伏せて、2拍手、「住所・名前・お願い事」を唱えましたら両手を着き1回伏せて下さい。」
・・・「お願い事するの忘れてた!ご縁をありがとうございますしか言えなかった(>_<)くぅ~」

以前言われた事を思い出した。
神様は厳しいけれど即効性があると…う~ん、まさに、ご利益即効!
幟の三千円がお大師様のお話と拝殿参拝、ありがとうございました!

三輪神社を後にしてAさんを近鉄奈良駅で見送り、宿はB家でお世話になった。
この日は眠たかったので(今回の旅はやたら眠い。電車や車の中でもウトウトしていた)
10時過ぎには床に就かせてもらった。

8月28日(日)
さて、十三仏の残りの2ヶ寺のお参りである。
まず西大寺へ行った。
本堂のお参りを済ませ敷地中央にある塔跡(石の足場だけ残る)をぐるりと廻って歩くと愛染堂があった。
これはお参りしなければ!と一人堂内に入りお参り。しっかり?お参りしてきた。

最後のお寺へ行く途中に150ヶ寺の「法華寺」に寄った。
本堂に入り受付の人に「途中にあった池の中の建物は何ですか?」と尋ねると
「護摩堂です。今日は28日なので護摩をたいています。まだしているかしら?そろそろ終わる頃なんですけどね」
そうだ!今日は28日お不動様の縁日だった!
「先に護摩堂へ行ってきます!」と、本堂のお参りを後にして先に護摩堂へ行った。
外で待っていたBさんに「護摩たいていますよ!」と声をかけ二人で護摩堂へ急いだ。
間に合った!
護摩堂の入り口は狭く、すでに三人腰掛けておられたので池の外からご真言を唱えさせて頂いた。
ありがたいご縁に感謝です!
その後、本堂に戻りお参りさせて頂いた。

十三仏の最後は「円成寺」(大日如来)となった。

今回も近鉄奈良駅でお別れとなるのだが、昼食を駅近くで食べようと興福寺の駐車場に車を停め興福寺境内を通り、商店街へ行こうとしていた。
ここへは西国の時にも訪れた場所だ。と、何やら工事をしてた。

平成22年に興福寺創建1300年を迎え、平成30年(2018)に中金堂の落慶を目指して計画が練られています。
この再建には60億円という多額の費用が見込まれています。
千円から十万円まである寄附に中から、私は、軒丸瓦、軒平瓦 1枚 5,000円をさせて頂いた。
「勧進いただいた皆様のお名前は、芳名録に記載し、後世に伝えさせていただきます」と、言う事で旅の締めくくりはこの瓦に先祖供養と記載した。
しかしお参りの旅はお金がかかる。
供養貧乏になりそうだ。しかしそれ以上に大切なものも頂いている。だからお参りの旅はやめられない。

夏休み最後の日曜日。帰りの新幹線は指定席が取れたが、〇〇の指定席は満席だった。
今回、兵庫から高野山へ行く時、Aさんが話してくれた事を思い出していた。
「旅に出る時や、仕事で何かを始める時『スムーズにいきますように』っていつもお願いするの」
私もやってみた。『スムーズにいきますように』(今回の場合空席がありますようにという意味)
6号車の入り口から乗り込み、殆どの人は6号車の席のあるほうへ流れた。
私は逆の5号車の席の方へ移動した。なんと入り口すぐの席がひとつ空いていた。
心の中で「ありがとうございます」を連呼した。

今回も皆さんのおかげでお参りが出来ました。ありがとうございました。

で、これで終わりかと思ったら、留守中にパソコンにメールが数件来ていた。
埼玉の友人から「10月に京都へ仕事で行きます。会えるかな?」と
再び関西ですか?これも流れですか?ならば行きましょう!と、計画中です。

そしておせっかいをひとつ。
子嶋寺の彼に電話をした。Aさんが言った事を彼に告げると
彼「先生からも言われます。目の奥に観音様がいらっしゃる。背中には大日如来様がおられると。私には全く解らないのですがね」
疑問を聞いてみた
私「嘔吐や下痢って、厳しいとは単に体力的な厳しさではないのですよね。ではどういう事なのでしょうか?」
彼「ええ、体力的という意味ではなく、波動と言いますか…解りにくいですよね。なので最初の頃に比べたら随分楽になりました。そして、 「この世で出会う人は前世で500回出会っているそうです。何度も出会うそうですよ。」
私「では私達も前世のどこかで会っていたのでしょうね」
彼「そうかもしれませんね」
これで本当に今回の旅は終わった。
十三仏も結願し、百観音は終わっていたが、白衣も出来上がり、本当の意味で百観音から卒業したような気持ちになった。

卒業したのなら、次は進級かな?
さ~てどこに進むのでしょう。
楽しみです!」と。

報告書皆様はどう思われましたか?
すべて必然!ご縁なのでしょう!
これからどう展開していくのでしょうか?
私も楽しみです。合掌

今を大切に生きる H23.9.5
信者さんからのメールです。
「台風の影響でまだ小雨が降っておりますが、そちらはいかがでしょうか。
今年は東北大地震の津波といい、この台風の大雨被害といい、水に関わる被害が大きいような気がしております…………」と。

本当に日本中どこに住んでいても恐ろしいと感じる今日この頃です。
私に何が出来るのか?考えたところで、自然の力にはなすすべもありません!

そんな重い心で読経…………しかし、観音様もお大師様も笑っている???
何故なのか?その答えは、読経が終わる頃には出ました。
「いつ何が起こるかわからないからこそ、今を大切に生きる!縁ある方と和合して生きる!そのことを伝えなさい」そう諭されたように思いました。

これからも観音様お大師様の思いを皆さんに伝えていきたいと思います。
幸せの輪、もっと大きく大きく広げたいと思います。
どうぞ、みなさんもご協力お願い致します。
何故なら幸せの輪は、人から人へ繋がっていくのですから!合掌

自転車遍路旅日記 H23.9.6
信者さんから「自転車遍路旅日記」が届きました。
「遍路は良いですよ!」と私が言っても自分で体験してみないとわかりません。
そこで、皆さんに四国遍路お勧め致します。
平成27年4月2日から5月21日まで、高野山開創1200年記念大法会が高野山であります。
それに合わせて、今からお金を貯めて四国遍路に挑戦してみませんか?
かなり長い旅日記ですが、読んで刺激される事を心から願います。

	自転車遍路旅日記(同行二輪)

「遍路」・・・今となってはなんと重い言葉だろう。千二百年前、弘法大師は四国で修行に励んだ。
その化身と言われる金剛杖を手にすることで、弘法大師と共に歩んでいるという同行二人(どうぎょうににん)の修行の道である。死者の装束でもある白衣を身にまとい、行き倒れとなれば墓標となる金剛杖を手に行く難行は、近世まではまさに死と隣り合わせだった。
しかし近年では遍路道も整備され、自転車やバイク、乗用車やバスツアーでの遍路も多くなっている。歩き遍路もバックパッキング、あるいはトレッキングの延長として静かなブームともなっている。

次男は、私立の中高一貫校に合格したが、中学2年生の時から学校に行かなくなった。高校は、引きこもりの子どもたちを集めた学校に移ったが、ほとんど登校していない。
三年前、同様の高校生が40日以上かけて四国88ヶ所霊場を徒歩で回り、学校に行けるようになった本を読んで、自分は自転車で行きたいと言い出したのがきっかけだった。
こんな事で学校に行けるようになればと、私は次男を連れて四国に渡った。
1番札所の霊仙寺で準備を整え、2番、3番とサイクリング気分だった。夜は、温泉センターでテントを張った。10番、11番と進むにつれ厳しくなり、12番札所の焼山寺は人里離れた山寺だった。子どもを励まし、自分にむち打ってペダルを踏み込む。止まってしまったら、降りて押す。徳島は、発心の道場といわれる。ここで、このまま続けられるか問われている気がした。山門をくぐったときは、ふたりともへとへとだった。
23番薬王寺で、徳島県が終わる。ここでいったん帰宅したが、その後次男は何かと理由を付けては付いてこなくなった。

それからは、3,4日の休みが取れると、自転車を抱えて一人で四国に渡った。
室戸岬の24番最御崎寺を目指す。23番薬王寺から80km。車なら2時間のドライブだが、歩き遍路は、二泊三日で歩き通す。これを、自転車に乗って一日で行く。
快調に走り始め、歩き遍路を次々に抜いていく。しかし、すぐに国道55号線は山道となり、試練を与えてくれた。ローギヤでギュンギュンこぐが、すぐに疲れて自転車を降りて押す。さっき抜いたばかりの歩き遍路が、平気な顔をして抜き返してゆく。
うなるようなエンジン音を立てて迫ってくる大型車は、脇によってかわすが、トンネル内ではジェットエンジンのような騒音となって迫ってくる。吸い込まれそうになるので自転車を停め、排ガスで汚れた壁に、身を寄せる。
峠の日和佐トンネルを抜けたら下りになり、スピードに乗ってくる。自転車を右に左にバンクさせながら、駆け下る。バイクならいいが、自転車にとって、少なくとも私にとっては、怖いくらいのスピード。中学生なら狂喜乱舞だろうが、分別を持った大人は、減速して左に寄る。すぐに後ろに付いて来ていた子分たちが、次々に追い抜いて行く。最後の大きな子分は、お礼のつもりか黒煙をくれた。

お世話になった徳島県に別れを告げ、いよいよ高知県に入る。海まで転がり落ちるような急斜面を、国道55号線は山肌にへばりつくように走り、一路、室戸岬を目指す。
雲の間からもれる日射しは、広大な太平洋を照らし、そこだけ黄金色に輝くのを、国道脇の観音像が静かに見つめていた。
日もだいぶ西に傾き、4時を過ぎる頃、巨大な青年大師像が迎えてくれた。
空海が修行したという御蔵堂に入る。暗い洞窟の中から入り口に目を向けると、空と海しか見えない。まさに空海だ。
少し先の登山道入り口に自転車を停め、納経帳や線香等を持って登山道を駆け上がる。きついよ。きついよ。と、つぶやきながら、5時になったら納経所が閉まる。納経所が閉まる。と、自分で自分の背中を押す。
あと、15分。間に合った! まず、納経所に飛込んだ。
高知は修行の道場と呼ばれている。
高知に来て思うのは、札所が山の上にあることが多いような気がする。

31番札所の竹林寺は、高知市南部の五台山山頂にある。
また、山頂だ。
自転車を登山道脇に停め、15分ほど登ると着いた。下から見えていた五重塔が、そばで眺めるとさらに美しい。やはり、寺院を含めた日本家屋の美しさは屋根にあると思う。伽藍の屋根の大きさ、その曲線美。筆舌に尽しがたい。400円払って、庭園と宝物殿を拜見させてもらった。 夢窓国師による庭はどことなく南国的で、真ん中二つの大岩がなんとも言えない風情をかもしだしている。主人と客が、話しでもしていかのようだ。
宝物殿は必見もので、鎌倉時代と言われる阿弥陀仏に、見事な曲線を描く後拜。
両脇の勢至、観音菩薩も見事だが、となりの大日如来は、胎臓界のものではないかな。
いつもは、金剛界ばかり見せられているので、新鮮だ。
大好きな「見仏(けんぶつ)」で、すっかり遅くなってしまった。まだ、今夜の宿も決まっていない。こんなときは、自転車に付けたカーナビと携帯電話が頼りだ。
カーナビで付近の宿泊施設を調べる。高知市中心部まで、約4kmある。自転車なら、十分に射程距離だ。繁華街のネオンが頭に浮かぶ。
今度は、携帯電話のiモードで楽天トラベルにアクセスし、「付近」と「今夜」にチェックを入れた。宿の名前が、次々に出てくる出てくる。日頃お世話になっている「西鉄」の文字に目が止まり、禁煙、シングル、4,900円。楽天ポイントの使用で4,400円になった「西鉄イン高知市はりまや橋」に決定だ。
今夜は、高知市の居酒屋で、土地の肴、土地の酒で「反省会」ができる。修行でなくなったはずの煩悩が、ふつふつと湧いてくる。カーナビをはりまや橋にセットして、発進。今までに、ないくらいの速度だ。どこにこんなパワーが残されていたのだろうか。自転車は、寒風を切って疾走してゆく。今、この自転車を走らせているのは、煩悩以外の何者でもない。
ホテルのチェックインを済ませ、すぐ、夜の街に飛び出して行った。
もはや理性で制御できなくなった煩悩は、はりまや橋アーケードにいた。
大晦日だ。ほとんどの店は、シャッターを下ろしている。もうすぐ紅白がはじまるためか、皆、家路を急いでいるようだ。
開いている料理店のウインドウをのぞいてまわり、坂本龍馬の看板がかかった店ののれんをくぐった。
年越しの晩だというのに、以外に混んでいた。
私以外にも、今年に飲み残した人はいるようだ。
席に案内され、渡されたおしぼりで顔をふく。ほっとする瞬間だ。
ひとりであれこれ注文してもたべきれないし、「晩酌セット」をたのんだ。カツオのたたきを中心に、土地の名物が並んでいる。
うまい。なんてうまいんだろう。一本付いた日本酒は、ちょうどよい燗で、肴の味をひきだしてくれる。
高知の酒は、五臓六腑に染み渡り感性が研ぎ澄まされてゆく。今までにたたきを食べたことはあったが、地元で味わうと言うことがどれほどのものであるのかが、わかった気がした。
食べ終わったらうどんが出されたが、なにか物足りなくて、地元で評判という枕詞の付いた「石焼きかつおたたき丼」を追加した。
すっかり満足して、ホテルに戻り、風呂にはいって、明日の予習。
時間があったら、桂浜にも足を伸ばしてみたい。
テレビをつけると、紅白も終わって除夜の鐘が流れてきた。これで、煩悩をすっかり取り去ってくれることだろう。
零時すぎて年越しの「どん兵衛そば」をいただき、久しぶりのベッドに潜り込んだ。

今宵の桂浜も、きっときれいな月が出ていることだろう。

今日は、36番札所の青龍寺を打って、四万十の37番札所の岩本寺を目指す。
行程70km。室戸岬を目指した80kmに次ぐ難所だ。
緊張感からか、6時に目が覚める。
青龍寺には、8時過ぎに到着。
ここは、「朝青龍」の名前の由来になった寺だ。
朝に青龍寺を打つのは、なんともごろ会わせがいい。
これから60km。薬王寺から室戸ほどではないが、山道なので、ばてないか心配だ。8時半に青龍寺を出て、順調に進む。
須崎から、標高287mの七子峠を目指して道は登り始める。
この峠を越えれば、岩本寺のある四万十町(旧窪川町)は、遠くない。
歩き遍路も、この国道56号線の北か、南の遍路道を行くことになる。
なに人も避けて通れない七子峠だ。
登り坂。ギヤをどんどん落としていって、ローで頑張る。歩いた方が早いくらいのスピード。そのうち、太股が痛くなって左足を地面に着ける。何度か大きく肩で息をしてから、自転車を降りる。あきらめたように、押して歩く。下り坂になったら、また乗ってハイギアでこいでスピードをつける。登り坂になるとギヤを落としてゆき 、止まってしまったら、また降りて押す。もう、何十回繰り返しただろう。
歩道がなくなり、路肩も狭いので、降りて押して歩く。「七子峠まであと○キロ」の案内がたっている。そこに書いてある数が、ゆっくりとではあるが、確実に減っていった。
ついに「七子峠」の標識が見えたとき、死闘が終わった。自転車を放り出し、道路脇に大の字になって倒れ込む。息が整って、景色を楽しむ。建設中の高速道路の遥か彼方に、波静かな土佐湾が望まれる。
ここからは、降り一本だ。突き刺さるような寒風から身を守るため、ダウンジャケットを着込む。シャーっと、一気に駆け降りた。
道の駅に自転車を停めて、一息入れる。
遍路にとって、道の駅はコンビニにならんで、とてもありがたい。
ここまでくれば、今回の打ち止めである37番札所岩本寺は、すぐそこだ。国道をはなれ、街の中を走る。窪川駅を通過、岩本寺の案内が見える。角を曲がると、山門がやさしく迎えてくれた。
3時半。まず宿坊で旅装を解く。手続きを済ませ、部屋に案内される。綺麗だが、テレビもない、殺風景な部屋。これでいい。今の自分には、これが一番ふさわしい。
丁寧に岩本寺を打って、窪川駅まで歩く。ひとりだし、帰りの指定席は取れた。
正月の田舎街は、どことなく落ち着いていて、初詣の人々だけがあわただしい。
部屋に戻って、夕食までひとっ風呂浴びる。同宿の歩き遍路さんとの、話が弾む。
夕食は、宿坊とは思えないくらい豪華だった。さしみやてんぷらの他、郷土のご馳走に舌鼓を打つ。さすがに、般若湯(酒)は頼まなかったが、なにも不足は感じなかった。

早起きして、6時半に本堂で朝のお勤めに参加させていただく。開いたばかりの本堂は、吐く息も白い。ここは、一般から奉納された500枚以上の絵画が、天井を飾っている。僧侶の勤行に、我々も続く。お堂の寒さも手伝ってか、緊張感が張りつめる。宿坊は、やはりこの瞬間がいい。
お寺の縁起を聞いて、朝食に案内された。
雑煮まで付いた朝食は、お勤めで冷えきった身を、真から暖めてくれた。
不要な荷物を宅配便に託し、世話になった岩本寺をあとにした。
駅で、いつもがんばってくれる自転車を解体し輪行バッグに詰め、車中の人となった。
車窓からは、昨日、不安な思いで自転車をこいだ道が見える。その道の脇を、列車はいとも簡単に走りぬけてゆく。
もう何もすることのない車中で、今回の旅の思い出が、走馬灯のようにめぐっていた。

次の遠征では足摺岬を回り、舞台は菩提の愛媛に移った。
ここで、全行程のほぼ半分が終わったことになる。
GWには43番明石寺まで終え、内子駅から車中の人となった。

年末年始の遠征で、輪行バッグを抱えて、内子駅に向かう列車に乗る。まだ6時前だというのに、数人の若者が乗っていた。中には、スノーボードを抱えた者もいる。スキー場があるらしい。じゃ、自転車は大丈夫なのかと不安がよぎる。
列車は、雪などみじんもない松山市内を走り抜ける。大丈夫と自分に言い聞かせたが、長いトンネルを抜けると、夜明け前でもわかるくらいの一面銀世界だった。
列車で一時間走っただけなのに、これほど違うものなのか。
自転車と共に内子駅に降り立った私は、完全に浮いていた。
今日のコースは、約50km。峠を二つ抜けて、久万高原にあるふたつの札所を打つことになっている。地面は凍結しており、誰が見ても自転車の出る幕ではない。
予約していた久万高原の宿に、電話を入れてみる。
そこは雪に埋もれており、自転車は絶対無理と言うこと。涙を呑んで、キャンセルさせてもらった。
気を取り直して、特急で雪のない松山に戻った。松山市付近の8つの札所を回ることにする。駅前で自転車を組み立て、カーナビをセットし、快調に走り出す。
札所に着いて、山門で一礼し、手を清めて、灯明、線香、納め札、賽銭、般若心経と進む。一心不乱に経を上げていると、この世を離れて仏の世界が広がり出す。そんな時、「ゴーン」という信者の打つ鐘の音でこの世に引き戻される。
陽が西に傾いた頃、7つめの52番太山寺に向かってペダルをこいでいた。
印をもらう納経所が閉じるのは、夕方の5時。あと、15分しかない。
心の中で、鐘が鳴る。「カーン、カーン、カーン」。コーナーを回ったら、山門が見えた。「やった、間に合った!」。
山門に着いたら、その遙か先に次の山門が見える。乳酸がたまった太ももに、力を入れ、また走り始める。二つ目の山門の脇に自転車を停め、納経帳を抱えて駆け出す。

看板に、「本堂まで300m」とある。「えっ?」まだですか?
幸運にも途中に納経所があったため、先に飛び込む。
「今年最後の参拝者です。」の栄誉?をいただいた。

初日の出は、松山のビジネスホテルの小さな窓から眺めた。
いつもならもう出発する時間。正月で寝過ごした。一昨年の高知でもそうだった。昨日打ち残した53番円明寺に向かう。休日の朝の街は、誰もいなくてすがすがしく、ペダルを踏む足にも力が入る。(この辺までは、調子よかった。)
円明寺を打ち終わると、寒風吹きすさぶ海岸沿いを進む。普段は波静かな瀬戸内海にも白波が立ち、海辺に張り出した歩道の下から、波の音がする。ありったけの服を着ているが、凍えそうだ。顔は、あまりの寒さで突っ張っている。
35km走って、54番延命寺に着いたのは昼過ぎだった。
ここからは、数キロごとに札所が並ぶ。55番南光坊の山門には、うまく鐘楼が組み込まれていた。山門の天井から下がっている紐を引くと、落ち着いた鐘の音があたりにこだまする。
56番泰山寺、57番栄福寺まで来て陽がだいぶ傾いてきた。58番仙遊寺は山の上。昨日のようには行かず、後ろ髪を引かれる思いで、今治のビジネスホテルにハンドルを向ける。
旅装を解いてすぐに、冷え切った体を湯船に沈める。いつまでたっても、暖まった感じがしない。相当冷えているようだ。満足できるまでに、1時間以上かかった。
夕食後は写真の整理と原稿書きで、床についたのは1時を過ぎていた。

61番香園寺は、大きな鉄筋コンクリート作りの伽藍である。初詣の参拝客で、他の札所とは比べものにならないくらい込んでいる。大師堂がどこにあるのかわからないままに、1階中央の賽銭箱の前で、般若心経をあげていた時だった。すぐ左側に、人の気配を感じる。腕をつかまれて、引っ張られているようだ。経が終わって左を見るが、誰もいない。
正面に、「左脇の階段を2階に上がってください」と書いてある。上がってみると、広くて薄暗い伽藍の中、金箔に輝く大日如来と、弘法大師が待っていた。
さっき、左腕を引いて大師堂を教えてくれたのは、いったい誰だったんだろう。
香園寺は「こうおんじ」と読むそうだ。「こうえんじ」かと思っていた。
さっきは国分寺だったし、62番宝寿寺の次は、63番吉祥寺だ。中央線つながりで、次は八王寺が来るかと思ったが、さすがにそれはなかった。
西条市にあるのは64番前神寺までで、次の札所は遠い。
今日は早めに宿に入り、明日の最終日に、天候を見ながら60番横峰寺までピストンしよう。

7時過ぎ、宿に不要な荷物を預けて難所で有名な60番横峰寺に挑む。
天気はいいのだが、霜が降りており、路上駐車の黒い車も真っ白だ。
このコースは車道が途中までしかない。登りはきついが、降りが楽なので行けるところまで自転車で行く。
正面に立ちふさがる山々は、白い化粧をしている。今回の遠征は今日まで。帰宅できるのだろうか。不安が頭をもたげる。
積雪もなく楽な車道だったが、次第に白いものが現れ始め、坂も急になって来た。日蔭は凍結しており、転倒しないよう降りて押し上げる。靴のグリップも効かなくなってきて、道路脇に自転車を停める。
終点の駐車場からは、1.6kmの登山道となる。
積雪の中を、滑らないように一歩一歩確実に踏みしめてゆく。
途中、誰とも会わない。1時間ほどで、雪をかぶった山門が見えてきた。
鐘を突いて山中に荘厳な音を響かせ、登ってくる信者にもう少しだと知らせる。
シンと静まりかえった雪の山寺に、かすかにつららから落ちる水の音が聞こえる。白い息と共に吐いた経が、あたりの雪にしみこんでゆく。時折、ドサッと屋根から落ちる雪の音に驚かされる。
納経所は、冬の旅人を温かく迎えてくれた。本日、二人めの参拝者とのこと。熱いココアの接待を受ける。なんとおいしいココアだろう。冷え切った体に、甘さが染み渡ってゆく。
鐘の音に呼ばれたのか、4人のお遍路さんが上がってきた。
電車の時間があるので、11時前には下山を開始する。焦る気持ちを抑えながら、足下に気を配る。
12時過ぎに宿に預けていた荷物を受け取り、最寄りの駅に急ぐ。
駅前で自転車を解体し輪行バッグに詰め、約束していたヤマト運輸に託す。
最低限の荷物を持って、車中の人となる。
車窓からは、一昨日凍えながら自転車をこいだ海辺の道が見える。
今は暖かい車内で、弁当をいただいている。修行が終わったことを感じた。
今回参拝が許されなかった山々は、今日も白い冠をかぶっている。
迷惑な雪だが、美しい。

今度は、気候に恵まれたGWの遠征だ。
前回、久万高原の降雪と凍結で打てなかった44番大宝寺と45番岩屋寺のリベンジから始まる。
すぐに上り坂が始まった。今回の遠征で、最大の難所だ。379号線、380号線、33号線と乗り継ぎ、県道12号線で45番札所岩屋寺に着いたのは14時を過ぎていた。
昼過ぎから降り始めた雨が、本降りになってゆく。駐車場に自転車を停めて本堂まで参道を20分駆け上がる。
岩壁に開いた穴に、はしごがかかっている。見事な仙人堂だ。
ここで、大師が修行したのか。
県道12号線を、44番札所大宝寺に急ぐ。
4時半に到着し、納経セーフ。
雨に濡れ寒くなったので、民宿一里木に転がり込んだ。
酒類はなかったが、料理がおいしく他のお遍路さんと情報交換に花が咲いた。
明日は、松山に降りて、駅から列車で前回の最終札所64前神寺近くの石鎚山駅に向かう予定だ。雨は、今日までにしてほしい。

6時前に起床。朝食をたっぷりといただき、7時に宿を後にする。
松山と高知を結ぶ国道33号線を、JR松山駅に向けてペダルをこぎ出す。いきなり坂道。三坂峠だ。
ばてる寸前に峠に着き、下り始める。風が寒い。
松山市街を眺めながら、上着を翼のように広げて右に左に高度を落としてゆく。
駅前で自転車を解体して輪行バックに詰め、電車に乗せてもらう。
前回打ち終えた前神寺がある石鎚山駅まで、1時間半乗った。
車窓から、穏やかな瀬戸内海に沿って国道が見える。正月に、寒風の中、顔を凍らせながら走ったことが思い出される。

四国中央市、三島の旅館を7時前に出て、三角寺への坂を登る。はじめはひどくきつい坂だったが、だんだん緩くなってくる。眼下に朝の瀬戸内海が広がる。今日は、天気が良さそうだ。
70番本山寺を打ったところで、タイムアウト。
観音寺市のヤマト運輸に自転車を預け、車中の人となった。
あと、18札所を残している。次回で、結願としたい。

初めての、真夏の遠征だ。
71番弥谷寺をめざす。はじめはよかったが、10km過ぎた頃から上り坂になり頭がくらくらしてきた。暑い。背中と言わず、全身を汗が流れるのがわかる。汗が目に入り、痛い。
参道で自転車を停め、納経帳を抱えて歩く。手前の俳句茶屋でしばらく休憩し、ゆっくりと本堂を目指す。
帰りの下りは楽だと思ったが、頭がくらくらしてハンドルさばきがうまくできない。

熱中症か。
真夏に、自転車は向かない。少なくとも、私の体調には。
昨晩、フェリーで眠れなかったこともあるのだろう。
72番曼荼羅寺の手前で、パンク。落ち込む。
ファミマでしばらく休んで頭と体を落ち着け、修理にかかる。
初めてのパンク修理だったが、用意していたチューブに変え、完了。
曼荼羅寺への上り坂。暑い。くらくらする。 もうろうとする意識の中、修行僧のような者が現れ、旅館まで連れて行ってくれた。冷房の効いた玄関に、大の字になって倒れ込む。
いつの間にか、先ほどの者はいなくなっていた。幻だったのか。
荷物をあずけ、しばらく休んでから、空荷で曼荼羅寺と73番出釈迦寺を打つ。
宿に入って水シャワーをあびるが、火照りがなかなか静まらない。
夕飯まで昼寝をして、なんとか落ち着いた。
それからは無理をせず、体をいたわりながら午後の峠越えは避けて回った。
80番国分寺では、雷と夕立に足止めされた。
山門にしゃがみこんで、歩きやバイクの遍路たちと、黒沢映画に出るような土砂降りをどうすることもできずにただ眺めていた。
4日目の朝から86番志度寺を打ち、87番長尾寺も済ませた。いよいよあと一つ。
88番大窪寺は山の中だった。これまで苦労してきた努力が報われると思う反面、これで終わってしまうのかという無常観をかみしめ、山道を行き最後の山門をくぐった。万感の思いを込めて鐘を突き、結願証明書を授かった。

旅館や民宿が多かったが、野宿もしたし、宿坊や善根宿の世話にもなった。
至る所で地元の方々の暖かい御接待を受け、感謝し、今の自分は生かされていると認識させられた。
四国は九州よりも山が急峻で、山寺も少なくない。上り坂はきつくペダルをこいでもダメなときは、押して歩いた。もう自転車はいやだと何度も思ったが、下り坂になると右に左に傾けながら軽快に降りてゆく自転車は最高だと思い始める。さっきとは正反対だ。私は、なんと勝手な者だろう。
弘法大師のお陰で、7回の遠征で事故にも遭わず、元気に巡礼する事ができた。
どう考えてもわからない、不思議なこともあった。

あれほどきつい思いをしたのに、墨と朱で埋まった納経帳をめくりながら、今度は歩いて巡礼したいと思う今日この頃である。
最後に、勝手な私を笑顔で送り出してくれた家族に感謝したい。合掌

如何でしたか?
皆さんも四国遍路挑戦してみませんか!合掌

祖聖大寺信者の会 H23.9.7
今日届いた信者さんのメールを読んで、各県で「祖聖大寺信者の会」をつくっては?
なんて思いながらひとり楽しんでいました。
世の中には不思議な体験をされている方が沢山いますが、無信仰な方にそんな話をすると退かれてしまいますし、信仰の話もタブーだと思います。
ですから、皆さん黙っていますが本当にそれでよいのでしょうか?
信仰の話、不思議な体験、意見交換、もっと語り合っては如何でしょうか?
今はネットの時代。信仰仲間を募ってみるのも面白いかもしれません。

信者さんからのメール
「今朝起きて『あー、お寺仲間がほしい』と思ったんですよね。 『一緒に般若心経唱えようね』とか、神仏の話をしたり、とか、それこそお遍路を経験した方の話を聞きたい、とか!祖聖大寺の信者さんも私の住む〇〇県にいるはずだから、そんな人達と話をしてみたい、とか、なんかそんなことを思っていたら、今日はお遍路さん体験記でしたね。
情景を思い浮かべながらはまりつつ…途中でわからなくなりつつ……
私もやってみたいなぁ、と思ったけど、すぐ棄権しそうだから『ほら~くじけず歩こうよ』って言ってくれるような、お寺友達がほしいなぁ、と 思いますね。
ご住職様と奥様はもぅ、別格で、お友達…なんて、とっても失礼なはなしで、私には家族と一緒で、いなくなったら困る人…です。

昨日は子供達の学校に、夏休みの作品展を見に行ってきました。
二人とも、よく頑張ってます。特に〇〇ちゃん!
初めて書いた習字。パパに三日間も特訓された習字。一番ダントツに上手でした。
みんな、本当によく頑張ってくれてると、有り難く思っています。
またメールします。いつもありがとうございます」と。

お寺友達出来るとよいですね。合掌

お不動様と滝行 H23.9.11
今日は、彼岸供養祭。無事に水せがき供養を終えました。これから、お彼岸まで、または一ヶ月間読経ご供養させて頂きます。お申し込み下さいました皆様には心より御礼申し上げます。

数ヶ月前から九州三十六不動霊場をツアーで巡拝している信者さん(何故不動霊場と密かに思っていたのですが?)先日、電話をかけてきて「巡拝で知り合った方が、私の顔を見るなり、貴女は私を導いてくれる方!」と言われ「お寺が主催する四国巡拝に行きたいのですが、どこかお寺さんを知りませんか?滝行もしたいのですが」と尋ねられたので「祖聖大寺を紹介しました」とのことでした。

そして、今日四人で供養祭に参加され、
「私、数日前から右肩がゾクゾクというかワクワクというかそんな感じなんです」と話をされた方、家族のためにお行をしたいと言われる68歳の方、「私は何も見えません」と笑って話される70歳の方、さすがに不動霊場に導かれて巡拝される方だと思いました。

私「何のために、滝行をするのですか?大変失礼ですが、年齢が年齢ですし、自分の為の滝行ならお勧めしません。世のため人のために滝行をしたいと言われるのなら考えますが、家族のためにと言われるのなら、滝行をするよりも、世のため人のために徳を積んで下さい。功徳を積む事が一番の子孫繁栄に繋がります…………」とお話しさせて頂きました。

今日は供養祭ですので話は進みませんでしたが、夕方の勤行の時のお大師様は笑っておられました。さてさて、これからどうなるのでしょうか?
お不動様に導かれてご縁を頂いた皆さんですから、世のため人のために動く方々だと思います。何故なら皆さん前向きで明るかった。また一つ楽しみが増えました。合掌

先祖供養は喜んで H23.9.16
信者さんから「最近身体の調子が悪いのですが、お盆に供養した祖父母の供養をお彼岸にしなかったからでしょうか?今から追加で祖父母の供養お願いできますか?」と電話。
よくよく話を聞くと「祖父は愛人がいたらしく、後妻の祖母は姑と折り合いが悪く………ご先祖様に問題があったから………」と、どう考えても極楽浄土へはいかれていないようです。
死んだら何もない!妾を持つことは男の甲斐性!と思って生きてきた祖父。
姑が悪い、憎いと思って生きてきた祖母。
お二人とも死んで始めて自分の生き方が間違っていたと気付いたと思います。

現代社会は、男女共に性の自由とばかりに楽しむ傾向が強いようです。世の中は誘惑だらけ、どうぞあなたも誘惑に負けないように常に心、魂を律して生きてください!
子や子孫に怨まれるような生き方だけはしたくないですね!

ですが、信者さんに「ご先祖様を怨んではいけません。色情因縁をもつご先祖様をもつということは、ご自分も同じような因縁をもっているからご縁を頂いたのです。怨んで先祖供養をしてもご先祖様は肩身が狭いだけです。心配しなくて大丈夫です。私がしっかりご供養させて頂きますから安心して極楽浄土へ旅立たれて下さい。と声をかけてあげて下さい。心は明るく喜んで供養すれば、安心して成仏されます」とお話させて頂きました。

そして最後に「私は、供養や祈願をさせて頂きますが、最終目的はあなたが笑っている顔を見たいから!そしてあなたの笑っている顔を見た時、私の全ての苦労は報われるのです」と。

「ひとり言」読んで下さっている皆さん!
笑っていますか?幸せですか? 生きていることが楽しいですか?
明日、生きているとは限りませんよ!
今をどうぞ大切に生きて下さい。心からお願い申し上げます。合掌

早速お寺仲間が出来ました H23.9.19
先日、「お寺仲間がほしい!」とメールをくれた信者さん!早速お寺仲間、信仰の話ができる友達ができました。
信者さんからのメール。 
「お尋ねです。光明真言って何ですか?最近よく 光明真言って字を見ます。 前から本とかいい話を読んだり、聞いたりしたら(もちろんひとり言からも) ノートに書いて自分ノートを作ってるんですが、そのノートの最初の方に、光明真言…書いてました。
書いたこと覚えてなくてそちらで購入したオレンジの経本にもありました!…と言うことは真言宗のマントラ?になるんですよね?
なんとなくいい感じがして、唱えてます。
般若心経、十句観音経、不動真言、観音真言、時間がないときは家事をしながら、運転しながら唱えています。
心を込めるともっといいんでしょうが、なかなかじっくりとはできません。
子供達が、真言たくさん覚えてしまいました。さすが柔らかい脳です。
不動真言、光明真言、それぞれに こういう状況の時に唱える!とか、やっぱりそれぞれに意味があるんですか?
時間があるときに教えてくださいm(__)m

それから、家を立て替えようという話があるんです。詳しくはそちらに行ってお尋ねしようと思ってたんですが、元々湿気が多く日陰なので、部屋(カビだらけなんです) 私が毎日アルコール除菌をしてたんですが、人間の手に負えない状態にきました。
そんな私の様子と、子供たちの健康を考えて主人が決心してくれて、動こうとしてます。
ただ、来年厄年なので、気になります。いい時期、悪い時期を教えてくださいm(__)m

メールするのは大変なので電話で会話。その後届いたメール。

光明真言を唱える時、光に包まれるイメージで…とある本に書いてありました。
私は唱える時、子供たちが光に包まれて、プラスのエネルギーで満たされるイメージをしています。

それから、不思議な事がありました
お兄ちゃんの保護者の方。学年が違うから話したことはなくて、ただお顔だけ知ってて、会釈程度。でも私はその人と友達になったら楽しいだろうな~と思ってました。
その人も私と話してみたいとずっと思ってくれてたみたいで、少しずつ話す機会も増え、その中で 不思議な感覚があって『もしかしたら霊感あります?』 って聞いたら、びっくりしてて。
『あるんです。でもその事で昔、周りが遊び半分で寄ってきて封印したんです。あなたとはいつかこういう話をするんじゃないかと思っていましたよ』と。
お母さんもそうだったらしくて、見えたり感じたりするんですって!
私は相変わらずわからないし感じない。ただ目に見えない世界は信じてるから、
『やっぱりあるんだな~』と思いました。
先日会合があって、その人を家まで送ったんです。
彼女が降りるとき、『あ!あなたに渡したいものがあるから!待ってて!』と 慌てての中に入っていって、持ってきたものが、
お観音さまの絵はがき。鳥肌が立ちました!
彼女『意味はわかないですが、これはあなたが持っているべきものだと思うので、飾っててくださいね。お好きかどうかわかりませんが…』というから、
『好きも何も今度詳しく話しますから!!(時間がなかったから)』と帰りました。
何度見ても、お観音さま!
あ~守ってくださってるんだなぁ~と感じました。
その人には『私はあるお寺が好きで、たまに行ってるのよ』とは話しましたが、そのお寺のご本尊様が観音様とは言っていませんでした。
たまたま……じゃなく、必然?
やっぱりそんな不思議なことはあるんだ~!と思いました。
わからないけど、真言の力もあるんだろうなぁ、と思います」と。

観音様は、一生懸命精進している者の言葉(真言)や思いをしっかり受け止めて、御利益くださった!と思いました。
残念ながら家を建てるのは厄が終わってになりそうですが、ご主人様の優しさ思いやりにふれて今一層幸せを感じて生きていけると思います。
信者さんの悩みの持病は、好きな信仰の話ができる友達が出来た事と、ご主人様の愛のスパイス(優しさ思いやり)によって治るのではないか?と密かに期待しています。合掌

奈良十三仏巡拝の御利益? H23.9.20
今日からお彼岸です。
ですが、台風15号の影響で日本中が荒れ狂っている。気象庁は最大級の警戒と呼びかけ不安な夜を迎えている。何事もなく台風が通り過ぎることを心よりお祈り申し上げます。

17日、お彼岸の供養の申し込みの為に奈良十三仏巡拝した信者さんが一泊予定で来訪。勿論お砂踏みをお勧めしましたので、重たいお賽銭(88箇所×三霊場分)を持って博多スターレーンへ。そしてお参りも終わったときに「おめでとうございます。あなたは入場者500人目です」と記念品(常滑焼きの急須)と篠栗霊場会長と記念撮影。
さすが、功徳を積む人は違いますね!御利益しっかり頂いています!
本人曰く「16日の一口法話”有難うございます”の言葉は神仏に対しての最高の言葉です」
これを実践しました。篠栗・小豆島はお礼参りのつもりで「ご縁をありがとうございました」と頭を下げ、まだ行った事のない知多は「今回のご縁ありがとうございました」とお参りしてきました。
なのでご褒美頂いたのかもしれませんね!」と。さすが!!!

また、十三仏巡拝のお土産、先日のひとり言でも書きましたが、安倍晴明ぼけ酒も届きました。これで呆けない!と思うとお酒がすすみますね。大変美味しく幸せをかみしめていただいています。

18日、篠栗駅まで見送りましたが、大雨のため博多駅で足止め結局もう一泊。
何故足止めくらったのだろう?答えは直ぐに見つかりました。位牌堂に行くと坊守が下げ忘れた信者さんの永代供養のお茶が!「あっ!これだ」と思いました。
そのお茶を持って本堂に戻り信者さんに尋ねてみました。
「今日、位牌堂でご先祖様にお別れの挨拶しましたか?」
すると「昨日来た時はお参りしましたが、今日は位牌堂に行っていません」
私はやっぱりと思いました。
そして、信者さんと一緒に夕方の読経を終え、せがき供養(川へお茶を流し浄土へ送り届ける)をしました。
ご先祖様は、きちんと挨拶して帰ってほしかったのでしょう!
供養は、真心を届けることが一番大切です。
この三日間、旅の話、信仰の話、未来の話、楽しい時間を過ごしました。
また、来月は奈良、京都へ行かれるそうです。また、旅の土産話が楽しみです。合掌

大師の子 H23.9.25
ずっと気になっていた信者さん、その内お話しするチャンスがあるだろうと、じっと待っていましたが、このメールを見て「もう待てない!」そう思い「私に時間を下さい」とメールした。

信者さんから届いたメール。
「お砂踏みに行ってきました。………今月初めから、お不動様にお願いしたい事があり、
時間を見つけては真言を唱えておりますが、背中がとんでもないくらい熱くなり、お不動様がいる!と思いましたが、冷房の効いた部屋でもあまりの熱さで気を失いそうになりました。
また、実家に祀ってある豊川稲荷の前では何も起こりませんが、家で豊川稲荷のホームページを何気なく見るとお供えのお酒であろう、とても強い匂いがしたり。
先週友人に「お土産よ」ともらった英彦山神宮の土鈴を鳴らすと、鈴の音に惹かれているのか、それとも何かに呼ばれているのか、一瞬気が遠くなったりします。

今朝がたは、お不動様の真言を一生懸命何度も唱え、もののけが憑いた人を助けようとする夢を見ました。目が覚めた時、母方の曾祖母や祖母はこういう事をやっていたんだろうなと思いました。

自分のまわりなのか、自分なのか、何かが変わりつつあるような気がします。
今日のお砂踏みも、決めていた時間より早く着き、東長寺にも行ってきました。
お砂踏みで背中が軽くなったというか、気分が晴れたという感じです。
「住職のひとり言」見ててよかった。ありがとうございます」と。

時間をいただき、先日色々なことをお話しさせて頂きました。いくつか紹介します。
お盆は、ご住職様が心のこもった読経している姿を自宅から見ました。
ご先祖様が涙を流して喜んでいる姿を見て供養してもらって良かったと思いました。
「まあるい光に包まれているような感じがします」と言われるので「何色ですか?」と尋ねると「緑です」と。緑は不動明王。お不動様に守られていると思いました。そして「お不動様の手って大きいですね!親指と厚みがこんなにあります」と自分の指で私に大きさを教えてくれ、お不動様と一体化している方だと思いました。
義祖父は、真言宗のお寺の役僧として働いていたそうですが、住職さんが真言宗から浄土真宗に改宗してしまった‥‥‥そして明日は義父の三回忌の法事などなど。まだまだたくさんありますが!

翌日届いたメール。
「今日、義父の三回忌法要も無事終わりました。
法要へは、普通の一般的な略式数珠を持って行く気が起こらず、いつも使っている真言宗のお数珠を持って行きました。
法要(浄土真宗)が始まって手を合わせた時、「そは浄土真宗にあらず、真言なり!」と怒っている感じの声が聞こえました。
数珠の事を怒られたのでしょう、ちょっと怖かったです。
(ごめんなさい、でも普通のお数珠を持って行く気が無かったんだもん!と思いながら。)

それから黄色い袈裟を着た十数人ぐらいの僧侶が見えました。
浄土真宗のお経、阿弥陀如来うんぬんとご院家があげれば
それに合わせて、私が見えている黄色い袈裟の僧侶は阿弥陀如来の真言をあげ、
また浄土真宗のお経で他の菩薩様の名前が入ったお経をご院家があげれば
お経に合わせて、その菩薩様の名前が入ったお経が聞こえ、
(真言宗にそんなお経があるかは知りませんが)
法要が終わるまで、ずっとそんな感じでした。

空耳か?妄想か?

実家の母に話すと「あんた、変じゃない?気のせいよ」と笑われました。
ははは・・・そうですね、そうかもしれません。
お数珠、失礼だったかな・・・お義父さんに、阿弥陀様に謝っておこうかな」と。

翌朝早く、私の返信メールを見て二度寝をしたそうです。
「祖は浄土真宗にあらず、真言なり」
・・・ああ、そうだ、義祖父はそれを知っていたから、真言宗のお数珠を使っていたんだ。
そう思うと、すごく納得がいきました。そしてまだ眠かったので床に入り・・・(^^;

実は、そちらにお伺いした日、帰るときに頭痛が突然したんです。
有難うございましたと玄関を出たときなのか?滝のお不動様に帰りの挨拶をしたときなのか?どちらにせよ、この頭痛、意味がわからない。と思いました。
お不動様に聞いても気配すらなく、私を無視(--;
昨日もほぼ一日中痛かった。ただし法要中は頭痛は感じませんでした。
明け方目が覚めた時も頭がズキズキと・・・。
でも、「そは」は「祖」でなぜか納得した後、
うつらうつら二度寝する中で(頭痛は誰かお話があるのですか)と一生懸命聞きました。
なんとなくご先祖様が気になり、問いかけるとまた黄色の袈裟着た僧侶が十数人・・・。
昔の古い言葉で長々お話をされました。
夢うつつですが、現実であろうとなかろうと、妄想であろうとも(笑!)
心動かされる言葉でしたので、下に↓書いておきます。

「真言とは人の心に明かり灯すものなり。
檀家寺、今は宗派違えども、住職、人の心に明かり灯し、良き住職。
これまた真言の教えと同じなり。
宗派違えど宗派超え、我が祖お大師様だと思い慕う者、祖は衆生の心に光与うるものなり。
祖の心、知る衆生、救わんと。
祖の心、いまだ知らずや衆生、我ら、祖とともに救わんとす。
その者、大師の子なり。大師の子、大師と共に道歩む者なり。
我ら、大師と共に、子を支え歩む者なり。
その者、夫の光。夫の幸、その者の笑顔。
夫、その者なくば、光失い、闇に包まれる。
その夫、そなたの影となり、そなたを支うる者なり。
その者笑顔、これまた夫の宝なり。

祖聖大寺僧侶、厳しき行乗り越え、心静かに祈り供養する者なり。
されど、その者の熱意、炎の如く不動の如く熱きものなり。
真言の教え、衆生の心、光灯すものなり。

不動、そちと共にあらん。
大師、不動と共にあらん、それすなわち、そちと共にあり。

頭痛、しこり残るが軽くなるであろう。許せ。」

・・・まだ痛いんですけどね、軽くなった気はしない(--;」と。

祖(お大師様) その者(信者さん) 
大師の子!凄い信者さんがお不動様に呼ばれたものです。私はおちおちしておられない。
一層の精進心がけなければ!冷や汗!冷や汗!合掌

お不動様の効力と改宗のいきさつ H23.9.26
昨日の信者さんからのメール。

ご住職様
「住職のひとり言」、あんなにたくさん載せていただいて・・
恥ずかしいやら、嬉しいやら。有難うございます。

今朝は、主人のがっちりした腕が顔に飛んできたから目が覚めてしまったのですが(;_;#)

主人の肉離れが治るまで、お不動様は腕を貸してくれるらしいので、主人には、仕事始める前にお不動様にお願いしなさいと伝えました。
しかしながら、不思議な現象を私のように簡単に信じない、えらい彼。(笑)
「お不動様、腕を貸しても、本当に腕の痛み取らないと彼は信じないですよ」
とお昼前につぶやいてみました。

夕方、ちゃんとお不動様にお願いしたか聞くと、「うん、した。」
腕はまだ痛いか尋ねると、「うーん。何かすうーっと昼から軽くなった」

効いた!と思いました。

携帯の待ち受けにしているお不動様は、どこのサイトから見つけたかというと
あのお不動様の絵は、日光山輪王寺のものでした。
グーグルで画像検索して、いちばん気に入ったんです。(笑)

ところで、夕べ、インターネットで、島原のお寺について検索してみました。
島原のお寺の方すら改宗したいきさつは知らないので
歴史的背景など探してわかる範囲で説明するとすれば、このようなものかと・・・。

西暦701年
 奈良時代の名僧行基が雲仙に満明寺を建立。
西暦790年
 お大師様が雲仙の山を登山。そのころの満明寺は真言宗。
 比叡山・高野山と共に、天下の三山と称される。
西暦1115年
 焼失したが再建し、一時は300坊別所700坊、合計1千坊もの僧 坊を誇る。
西暦1260年頃
 〇〇家の菩提寺は満明寺の末寺として、この頃開基。
西暦1637年
 島原の乱にて満明寺焼失。この乱で焼失した寺院多し。
 (おそらく〇〇家菩提寺も焼失)
西暦1643年
 〇〇家菩提寺は浄土真宗の僧侶が来て改宗となる。

島原の乱で、ことごとく島原の寺院は焼失したようなので、その後、寺の再建に他の宗派が島原に入ってきて・・・ということが多かったようです。
改宗になった原因はおそらくこれだと思います。
ちょっと歴史の勉強になりました。

明日も良い日でありますように。」と。

これから、楽しいメールを沢山紹介できそうです。
お不動様(神仏、ご先祖様)に守られて、夫婦仲良く、家族仲良く、縁ある方と仲良く皆さんも今日一日を大切に生きて下さい。合掌

苦しみは幸せの入口 H23.9.30
信者さんからの電話
「娘が大変なときに、孫まで………こんな不幸が重なるなんて!主人はこんな事になったのはお前が悪いからだと離婚すると言い出し、私は今まで一生懸命先祖供養をして頑張ってきたのに………」と。

私「本当に先祖供養一生懸命頑張ってこられましたね!だからこそ今こうして良くなるために問題が起こってきたのですよ!」

信者さん「え~!そうですか?」

私「はい!大師堂落慶法要の時、ご主人はそれはそれは爽やかで一番嬉しそうに見えました。私はそのとき、何かが動き出したと思いましたよ。それはいつも貴女が心からご先祖様を敬い感謝しご供養されてきたからだと私は思います。
娘さんとお孫さん、二人一緒だったから良かったです。お互いに苦しみを理解し合える、心が通じ合えますよ。そして母親として祖母として自分に何が足らなかったのか?しっかり自分を見つめて下さい。 ご主人には私からお話しますから「私が会いたがっている」とお伝え下さい。住職のひとり言読んでいるのならわかりますよね」と言うと、信者さんは「ハッ」としたかのように「わかりました」と明るい声で電話を切った。

その声を聞いて、私が言わんとしたことを「理解してくれたな」と思いました。
苦しみは幸せの入り口!
この苦しみは、お大師様からいただいたお慈悲だと思います。
長年のこだわり捨てることは、なかなか難しく簡単なことではありませんが、一歩一歩心の整理をして頂き、生まれてきた意味、ご縁しっかり考えて、夫婦の絆、親子の絆、勘当した娘さんとの絆、そして孫との絆、家族みんなで、家族の絆深めて頂きたいと思います。それは、ご先祖様の願いでもありお大師様の願いでもあります。
家族の絆きっと深めてくれると信じて、蔭ながらお祈りします。
とても明るい性格の信者さん、きっとこのチャンス生かして幸せを掴んでくれることでしょう!

今、本堂前ではキンモクセイの花が咲いています。
この香り、皆さんに届けたいです。
きっと、皆さん幸せになれると思います。いいえ!なれました。笑い!
合掌

滝行 H23.10.3
今月の修行道場は4人。皆さん、滝行を楽しみに参加。
9月11日のひとり言「お不動様と滝行」の方2人参加。
68才のご婦人は見学と聞いていましたが、朝になるしっかり滝着を着て滝場に・・・
終了後、感想を尋ねると、皆さん目を見開いて「気持ち良かったです、水は柔らかかったです。感動のあまりに涙がでました」……と。

皆さん色々な思いで滝行に参加されているようです。
「自分の心を強くしたい」
「霊感を得たい」
「霊感をもって人を助けたい」等々

68才のご婦人、話をしていて眉間が痛くなり「力のある方、魂の綺麗な方」と思いました。
よくよく話を聞くと「若い頃滝行をしていたらしく、今も浴室で水行している」とのこと。さすが行をされる方は違う!

また、見えないものを見えたいがばかりにいらないものまで背負い込んでいる方も!
「自分の回りに仏様が寄ってくるので供養しますが、祓いきれないときはどうしたら良いでしょうか」と尋ねられ、
「見えたい見えたいと思っていると、心に隙だらけです。そこにあなたなら助けてくれると仏様が寄ってきます。それは決して良いこととは言えません。背負い込みすぎてキツイ思いをしますよ。心はいつも凛としていないとこの世界は恐ろしいですよ」と。

滝行は、心身共に清めることが目的です。
清まった心と体に、神仏が降りてきてお力を貸して下さいます。
常に、魂を磨き一瞬の隙も見せず、世のため人のために自分を生かして生きることが大切でしょう。合掌

二男神戸へ H23.10.5
待ちに待った二男が沖縄のパイナップル農園のバイトを終え昨日神戸へ到着。
娘夫婦の引っ越しの手伝いと、明日娘婿と二人で高野山へ加行の面接に行くためだ。
さあ~て、全ては動き出しました。これからどうなるのかはわかりませんが、
立派な僧侶になるためにしっかりお行をして力を付けてもらいたいと思っています。
皆さんも、自分に与えられた使命に向かって精進して下さい。
そして、あの世に帰るとき良い人生だったと過去を振り返り笑って瞳を閉じて下さい。
そのために私達はこの世に命を与えられたと私は思います。
どうぞ後悔のない素晴らしい人生を!合掌

迷い H23.10.7
昨日、二男と娘婿高野山へ。
僧侶になるためには厳しい修行を乗り越えなければならないこと。
そして、厳しい現実を知らされた。
何故、僧侶になるのか?志は大切だが、現実食べていかなければならないこと。
最近は、無神論者が多く、葬式もせず直葬(亡くなったら直接火葬場へ)して法事も何もしない人が増えている。僧侶は不要な時代になってきたこと。
それでも僧侶の道を目指すのか?と聞かれ返答が出来なっかたらしい。

帰宅後、娘にその旨伝え、それでも僧侶の道を目指して良いか?娘の返事待ちと報告。

これが現実ですし、娘は育児に追われ今は働くことも出来ず、来年婿が加行を終えて帰ってくるまで収入はなく、私達の世話にならなければなりません。
きっと、迷い悩んでいると思います。

そこでお願いがあります。
先日、娘が描いた「全てOK」の観音様の絵、信者さんの目にとまって、
「その絵を売ってもらえませんか?入院している叔母にその絵を差し上げたらきっと元気になると思います」と、言われるので「いくらでも良いですよ」と言うと二千円だして喜んで買ってくれました。
これから娘が描いた絵を紹介しますので、気に入った絵がありましたら買ってあげて下さい。
絵は、皆様のご多幸を心よりご祈願致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。合掌

文句は悶苦 H23.10.12
信者さんからのメールです。
「今晩は。今日は月に一度の高野山のお参りに行ってきました。
うちの奥さんは別の用で大阪へ。息子は「今日は遠慮しておく」とゆっくりお休み。
と云うことで、一人ノンビリと10時半出発で参拝してきました(^o^)
先ずは金剛峯寺にお参り。季節もお天気も良く、たくさんのバスや乗用車が止まっていました。
そして奥之院へ。いつもは中之橋大駐車場に止めるのですが、今日は一之橋の近くに止めてゆっくり色んなお墓を見ながらの参拝。

納経所前へ着いたのが1時前。丁度ミニ法話が始まる時間。
聞いてからお参りしようと最前列へ。(聴衆は数人)
(日に数度あります(のハズ)。前回は待っていたのに無かった?!)

御大師さまの教えや“即身成仏”、お釈迦さまの“出家”の話などを聞かせていただきました。そして、宿坊などでの“修行道場”の話。

ある期間、修行をなさいます。
朝夕の勤行、写経をしたり、瞑想を行ったりします。
ある方が瞑想になると何処かへ行かれる。
それがいつもなので、別のある方がお坊さんに「みんなに合わせるようにいって下さい」と言うと、お坊さんは「人のことは放っておきなさい!」と。
人ごとに構って“怒る”。「自分で自分に“苦”を作っているのですよ」と諭されたそうです。

“他人の過ちは見ない”“文句は言わない”
「自分の事だけに集中しなさい」と言うことです。と!

それを聞かせていただき思いました。
“文句”は“悶苦”なんだと!
“文句”は、自分で悶え苦しむ事なんだと!
今日も良い話を聞かせていただきました。

法話後、コンビニで買ってきたおにぎりで軽い昼食後、御廟をゆっくり参拝。
幾つかの団体さんも参拝。御真言などを唱えるも団体さんに釣られて上手く唱えられない(笑)。

帰りにいつものように慈尊院にも立ち寄りお参りして、16時過ぎに帰宅。
今日も良いお参りが出来ました。」と。

なかなか面白いと思いました。
文句は悶苦!(もんくはもんく!)
悶(もん、もだえる)(意味は心に思い悩む。または苦しくてからだをよじる)
私達は人に文句を言って、自分で自分を苦しめているのですね!
僧侶の言葉「自分の事だけに集中しなさい」本当にそうですね!
さあ~、明日から修行!良いこと聞いたら早速実行!

文句は悶苦にならないように、私も精進します。!
今夜の神戸発門司行きのフェリーに娘家族と二男乗船。不安と夢と希望を胸をふくらませ……!明日篠栗へ!
さてさて新生活どうなるのでしょうか?
私は楽しくて仕方がない。人を幸せに導いてくれる僧侶になる方だと信じているから!合掌

自分を信じて生きる H23.10.17
「悪霊を御祓いして下さい」
「私には低霊がついていると思います」
「私は、前世悪業を積んだと思います」

最近、耳にした言葉です。
全て気の迷いだと私は思います。
悪霊や低霊に惑わされるのは、弱い自分がいるからです。
たとえ、御祓いして清められても心が弱ければまた、悪霊や低霊に支配される。
また、前世悪業を積んだと思い悩み過去にこだわり生きる事ももったいない生き方です!

確かに、私達は前世の行いの結果、この世に生まれてきています。
ですが、前世の清算をした(苦しみを乗り越えた)後は、この世の幸せ、来世の幸せのために生きるのです。

そのためには、過去にこだわらず自分を信じて生きることが大切です。
自分を信じるとは、誰が見ても正しい生き方、尊敬される生き方です。
簡単そうで難しい!
それでもやらなければ、仏の世界へは到達せず、心の安堵、幸せは訪れないのです。

誰が何と言おうと自分が信じる生き方を一歩一歩歩んで下さい。
そして、幸せの輪を広めて下さい。心よりお願い申し上げます。合掌

青龍神 H23.10.24
神戸から僧侶になるために娘婿と娘が篠栗に帰って来ました。
早速、神仏のお計らいによりトラブル発生。
お陰で娘婿が背負ってきた大きな重荷はスッと軽くなったようです。
緊張していた眼は、優しい瞳と変わり本来の優しい性格に戻りました。(娘の感想)
これから僧侶としてしっかり勉強をしていかなければなりませんが、
我が家の一員として楽しく学んでいってもらいたいと思います。

この絵は今年の正月、娘夫婦が須磨の海岸に初日の出を拝みに行った時の出来事だそうです。
娘婿が一心に初日の出を拝んでいると、目の前に背中を向けた青龍神が光の玉を掴んで自分の方を振り向いたそうです。娘婿の僧名は龍光(りょうこう)!感動のあまり涙が止まらず
その時の光景を説明し娘に頼んで描いてもらった絵だそうです。

85㎝×55㎝
青龍神をネットで調べてみました。
青竜(せいりゅう、せいりょう、?音: q?nglong チンロン)は、中国の伝説上の神獣、四神(四霊・四象)、および四竜の1つ。東方青竜。蒼竜ともいう。

その名前から青色をしていると受け取られることが多いが、「青」の原義は青山(せいざん)・青林(せいりん)のように緑色植物の色であり、本来は緑色をしているとされる。

東方を守護する。長い舌を出した龍の形とされる。青は五行説では東方の色とされる。また、青龍の季節は春とされている。

天文学上は、二十八宿の東方七宿に対応する。東方七宿(角宿・亢宿・?宿・房宿・心宿・尾宿・箕宿)をつなげて竜の姿に見立てたことに由来する。

道教における人格神化した名前では、東海青龍王敖広と呼ばれる。
清瀧権現の善女龍王は中国・青龍寺に飛来したという。
秩父神社の「つなぎの龍」が青龍である。

俳句において春の季語である「青帝(せいてい)」・「蒼帝(そうてい)」・「東帝」と同義であり、春(東・青)の象徴である。但し、「炎帝」・「白帝」・「玄帝(冬帝)」と違い、「青帝」はあまり使われない季語であるため、小型の歳時記や季寄せから削除されている場合が多い。なお、春のことを「青春」ともいう。

何故、青龍が現れたのか?きっと、青龍の力を借りて、沢山の人を幸せに導いてくれる僧侶になる方だと私は思います。
私にとって、それが一番の喜びです。合掌

柴灯大護摩無事厳修そしてこれから! H23.10.30
「本日は雨の中、柴灯大護摩お疲れ様でした」久しぶりに信者さんから届いたメールです。
本当に雨の中来て下さった皆様には心から感謝と御礼申し上げます。
皆様の思いに報いる為に私が出来ることは、 やはりただただ祈り、皆様が神仏のご加護を感じて、幸せに生きて頂くことだと思いました!
そのために私は何を皆様に伝えていったら良いのか?今、自問自答しています。

何故なら、「ブログを全て読みました」と言った娘婿。
福岡に来て早速、親戚とトラブル!
まだまだ、不動心、平常心、仏心が身に付いていなかった(娘婿ですら、私の思い、ブログで伝えたいこと)を受け止めていなかった)ことは正直動揺しました。
ですが、三日間しっかり話をさせていただき、娘婿の瞳が優しく変わり、親戚とも和合してくれたことは何より嬉しく思いました。

今回のことで、私がやるべき事は、皆様とトコトン話をする事。
祈願と供養!祈りの力で神仏のご加護をいただき、神仏の言葉を代弁する事だと思いました。
勿論、あなたが幸せを感じて生きてほしいから!

さ~て、これからまた忙しくなりそうです!
「自分は滝場の用務員として祖聖大寺に呼ばれた!」と言った娘婿!
早速滝場の掃除をしてくれた翌日、滝壺に青竜神が左を頭にとぐろを巻いて鎮座していました。
きっとお力を貸して下さると思います!
娘婿も私も忙しくなりそうです。合掌

観音様のお導き H23.11.3
9月19日のひとり言で「家を立て替えたい」と言った信者さん。
「………家を立て替えようという話があるんです。詳しくはそちらに行ってお尋ねしようと思ってたんですが、元々湿気が多く日陰なので、部屋(カビだらけなんです) 私が毎日アルコール除菌をしてたんですが、人間の手に負えない状態にきました。
そんな私の様子と、子供たちの健康を考えて主人が決心してくれて、動こうとしてます。
ただ、来年厄年なので、気になります。いい時期、悪い時期を教えてください」

「残念ながら厄が明けてから」とひとり言で書きましたが、私の反対を押し切ってどうしても建てたいと強い意志。「そう言えば!」と信者さんが一年前ご来山下さった時に言った言葉「家の事で義父と話をしている映像が眼に飛び込んできました」を思いだし、あの映像は観音様が将来起こりうることを見せて下さったのでは?
結果、本人の意志を尊重し立て替える方向でご指導させていただきました。
そして、立て替えるなら今すぐ年内に!と指導しましたが、これは不可能なので、吉方へ建て売りの家を探して下さいとお願いしました。

そして、行き着いたところがビックリ!
ご自分の実家の斜め前の中古の鉄筋の家(今年の吉方だから行き着いた住居)。お値段もお手ごろ価格。
御主人のご両親にも了解を得て、希望通り年内に引っ越しになりそうです。
先日、信者さんから届いたメールです。
「もしかしたら、日程(全て吉日)も順調にいくかもしれません。
主人が8日の午前中、二時間だったら空き時間があるらしく、ダメ元で不動産の方に話してみたら、『一応その予定で大家さんにも話してみます。法務局の書類も急がせましょう』
と言ってくださって!!
帰りに神主さんのとこに寄って予定をお尋ねしたら、8日、9日は神社にいないから、10日の正午から御祓い始めましょうかと言って頂きました。
そうすると リフォームは12日から始められるかなぁ、と思ったりしてます。
来週にははっきりわかるけど、とにかく祈ろう、と思ってます。
それから、その神主さん。新しいの地図を見てるときに、『えっ』とびっくりしてるんですよ。なんと、新しい家の前の○○さん←つまり実家の隣の家。昔、同じ警察官で今はゴルフ仲間なんですって!
だから 何度も行った事あるし、結局あなたとはご縁があるんだねと。
私もゾクゾクしました!
神主さん、警察官を退職されて神主さんになられたんですね。
運転しながら『どこでどう繋がってるかわかんないから誰に対してもちゃんとしなきゃな』と思いました。
私はいつも 目に見えないし感じないから神仏の存在がよくわかりません。
ですが、こんな風に希望した流れになっていくって、色んな繋がり、ここ最近の出来事、それこそ神仏のお導きなんですか?
本当に流れが速くて、飲み込めないのは事実です。
私がそちらにお伺いしたのは、お肌のことでした。どうしても治りたいと。それから二年。
お肌の次に願望だった家が先に解決して、『順番に、本当にそのうち、薬なくて治るかも』とちょっと思ってます。
ちょっと?? いやいや、やっぱり心底…はまだかもしれませんが、期待しようと思ってます。
片付けをしながらゆっくりと噛みしめようとは思っています
今後とも、よろしくお願いします」と。

いろんな出来事から逃げずに一生懸命神仏を信じて精進したからこそ、観音様のお慈悲、お導きをいただきました。そしてこれからもっと幸せになる方です。
信者さんのように、ひとりでも多くの方が神仏とご縁をいただき幸せを感じて生きて頂きたいと思います。そのために私はまだまだ精進してまいります。合掌

娘婿得度式 H23.11.4
本日無事に得度式を終え、娘婿が私の弟子になりました。
式の半ばお経の声が震えていましたが、後から坊守が「涙を流していましたよ」と報告。
きっと、今までの人生が走馬燈のように流れ、今こうして目の前の観音様お大師様とご縁を結び新たな人生を歩むこと、感無量だったのでしょう?
そして、最後に娘婿と坊守と三人で読経を始めたとき、まるで沢山の僧侶と読経しているかのように堂内はお経の声が響き渡りました。きっと他界された吉祥寺の叔父、従兄、親戚一同みな御祝いに参上され、一緒に読経されたのでしょう。
12月前行、そして来年4月から百日間の加行(僧侶になるための行)。二男と二人高野山へ修行に行く。どんな僧侶になるのか今から楽しみです。今日の涙を忘れず精進してほしいと思っています。合掌

この世で成仏 H23.11.8
信者さんからのメールです。
「こんばんは!お久しぶりです。
今月の高野山参りに行ってきました。
天気予報では午後には晴れると言っていたのですが薄曇りの一日でした。
今日も多くの方が参拝しておられました。
紅葉はピークを過ぎていましたのであまり綺麗な紅葉は見られませんでした。(昨年の10月末の写真を添付しておきます(笑)

今日のミニ法話では「即身成仏」と「身口意」などについてお話されていました。
よく、人が亡くなられると「成仏して下さい」と言われますが
御大師さまは「死んでから幸せに成るのではなく、今、生きているときに成仏(仏となる)する、すなわち幸せに成れと説いておられます」
そのためには、「良い行いをする」「良い言葉で接する」「良い心を持つ」と…
次回はどんなお話が聞けるのか、また来月のお参りが楽しみです。

時々、思います。
参拝に行くと、大なり小なりの団体さんが来られます。
その方達はほとんどが真ん中に陣取り、参拝されます。
回りの他の方々の事は気にされていないようですが、
先達さんや案内の方も気にされているような風が見受けられません。
気持ち良くお参りしたいものですね。
(文句(悶苦、愚痴)を言ってしまいました)
「身口意」実践は難しいです・・・・・
御廟の正面から少し離れた所で一人のお坊さんが一心に経を唱えておられました…………」と。

人は自分がしていることに案外気付いていないものです。
特に一生懸命であればあるほど周りに迷惑をかけていることに気付かない。
だからこそ、人は日々感謝と懺悔、慈悲思いやりの心をもって生きていく事が大切なのではないでしょうか?
神仏、ご先祖様に感謝と懺悔!心を伝えて生きていきましょう。
この世で成仏するために、幸せになるためにどうぞ精進して下さい。合掌

摩訶不思議なご縁(出会い) H23.11.13
巡礼の大好きな信者さん。
今回は、名古屋の母方のお墓参りに行った流れで、海を渡らなければならない知多霊場の二ヶ寺を参拝。「素敵な出会いがありますよ!」とメールをしていましたが、早速報告メールが届きました。

信者さん「こんばんは!無事に帰宅しました。そして何とも摩訶不思議なご縁(出会い)を今回も頂きました。

知多四国の篠島(しのじま)には番外も含め3ケ寺あり、雨の中お参りしてきました。
その番外寺「西方寺」での出会い!
御朱印を頂こうとチャイムでピンポ~ン。
出て来て頂いたのは59歳の女性。
お寺の方(家族)ではなく、昼間お寺の仕事をされている様子。

59才の方「普段はあまりお参りに来られた方をそんなに見ないのだけど(家の)中から見ていたわよ。若いのに先ず本堂、次に大師堂、解ってるじゃない!と思ったわ。お経も丁寧にあげていたわね。」
信物さん「ありがとうございます。今回知多四国を始めるにあたり一日しかなかったので
とりあえず島(篠島・日間賀島)を廻れば、後は陸続きなので何とかなるかな?と思い今日来ました」と、簡単な会話をして話の流れで彼女の話になりました。

現在59歳。15歳の時島を出て御主人が亡くなる55歳まで名古屋に居たそうです。
その後、故郷の篠島に戻ってきた。
当時は100万円の月収の生活、島に戻ってきたら月10万円の生活。
でも、食べるものは皆さんから色々頂くし、貯金も出来るのよ。
何より「素の自分」でいられるのが一番、故郷って本当にいいわね。

表情豊かでざっくばらん!とても気持ちの良い方でした。

話は進み、島に戻ってきた時、島の水天宮へ行ったとき荒れ放題。
それからコツコツ掃除を始め、すると不思議と少しずつ島が良くなってきたとか?
今でも毎日、朝お寺へ来る前に掃除をしてくるそうです。

59才の方「役行者ってわかる?奈良の金峯山寺って知ってる?」
信者さん「え!金峯山寺ですか?先月行ってきました。今も奈良の知人から『今、金峯山寺に来ています』とメール頂きました」

二人とも唖然としたがその後ニヤリ!

彼女曰く「あ~やっぱり金峯山寺へ行かなきゃいけないのね。今朝も水天宮へ行ったら『金峯山寺へ行け』と言われたような気がしたの。で、あなたと会った。なるほどね」

信者さん「そうなんですね。金峯山寺へ是非行ってください」

その水天宮の開祖が「忍海」、金峯山寺の大アジャリだった方だそうです。
彼女曰く「私は水天宮と西方寺の阿弥陀如来に呼ばれたと思っているの」

信者さん「すみませんが良かったらお名前教えて下さい」と言ったら、名前と携帯番号書いてくれました。で、その後日間賀島へ渡りふと思い出したのが私の名前を伝えていなかったという事。早速電話して私の名前伝えました。

帰宅してパソコンで色々見ていたら「忍海」という地名、奈良の御所市のお隣にあるんですね!

翌日、「金峯山寺」が気になり彼女に電話しました。

一般の方ではないと解りました。
で、僧侶か?と聞くと「う~ん、護摩はたいているわよ。水天宮では決まった日に祝詞をあげている」
姪っ子に霊感の強い子がいて、その子と一緒だと力が倍増になる。
一般の人にも解るように炎で見せて頂いたり、物の向きをかえたり…。

彼女「あなたも霊感あるの?」
信者さん「いいえ無いです」
彼女「そう、でも霊感のある方と出会って言われなかった?あなたに付いている神の事」
信者さん「いいえ、御先祖様はいらっしゃると思いますが、神様の話は聞いた事がありません」

で、話しているうちに金峯山寺の権現のお経?の中に「東西南北」に関するお経?があり
「毎朝、それを唱えると力頂けるわよ」と言われ、電話で聞かせていただいたけれど良く解らない(>_<)

篠島で水揚げされたシラスを送ってくださるというので「その中にそのお経?を書いていただけますか?」とお願いしました。

彼女と話す度、疑問がドンドン増えていきそうです。悔しいけれど「知りたい」んです!」と。

私「知りたければ、素直に聞いてみては如何ですか?これがご縁です。
摩訶不思議なご縁(出会い)です。
これからのご自分の人生大きく変わる?
いえいえ、歩むべき道を歩むために必要な出会いです!
神仏のお導き、しっかり受け止めて下さい」と返信。

またまた、面白くなってきました。
世のため人のため、信者さんはどんな人生を歩んでいくのでしょうか?
楽しみな方です。合掌

苦難福門 H23.11.16
青森から電話相談!
ご主人の年回りが悪いときに家を建ててしまった。
奥様は今年引っ越しをしてはならない年だった。
家相が悪いことに気付いた。
一時間電話の後にメールが届いていましたのでメール返信。

私「不安ですね。
日本中の殆どの人が家相の悪い家に住んでいますよ。
何故なら、新築マイホームのチラシを見ますが、
どの家を見ても家相が悪い!これは本当のことです。
疑うのなら、広告チラシ見てみて下さい。
貴女に出来ること!
北東鬼門に白南天を植えて下さい。
裏鬼門には、キンモクセイ!
毎月(1日)は氏神様とお墓参り!
近くの神社に行って、ご自分の住所(新居)を言ってどこが氏神様か尋ねて下さい。
1日と15日は自分で家の回りに塩と酒を撒いて御祓いしては如何ですか?
他に、神主さんや真言宗の僧侶に来てもらって御祓いすることも良いと思います。
毎月出来なければ、正、五、九月だけでもよいと思います。
それと、近くに真言宗のお寺で祈願や先祖供養をされることも良いかと思います。
お金がかかることなので何とも言えませんが・・・!
毎日、生きていることに感謝して生きて下さい。
新しい家に住んで幸せになりたいのなら、感謝して生きることです。
納得いかないかも知れませんが、私と出会ったのです!
これは、必然ですし幸せになりますよ!
嘘だと思ったら、私を信じて感謝して生きてみて下さい。
絶対に幸せになりますから。
先ずは、ご主人様に感謝!
しっかり、手を握り合ってお幸せに!
ではでは、良い夢をおやすみなさい。合掌

青森の方「何度も何度も読み返しました。
熱くて、真っ正面から向き合ってくれる姿が見えました。
本当ありがとうございます。
やります。ご住職様を信じて、主人信じて、自分が出来る事全てやります。
そして、感謝と前向きな心ですよね。
そうですよね。家守は私の最大の役目です。
新婚生活の始めに主人に言われた言葉、今思い出しました。
頑張ります。自分自身に負けないように。
負けそうになったら、このメール読み直します。
ありがとうございます。おやすみなさい。合掌」と。

ほっと一息、安心しました。
苦難福門と申しますが、家相の悪い家を建てなかったらどんな人生を送っていったでしょう。
感謝とプラス思考!そして、神仏とご先祖様を味方に付けて、これから幸せな人生を歩んで下さることを心からお祈り申し上げます。合掌

「シラス届きました」信者さんからのメール H23.11.18
先日知多参拝の信者さんから届いたメールです。
篠島の○○さんから「シラス」が届きました。
びっくり仰天!こんなに沢山!
あの時「何人家族?」と聞かれて「4人です」と答えました。

釜揚げシラス④パック
シラスの佃煮③パック
カマス干物
アジ干物

全て○○さんの手作りだそうです。
で、もうひとつ楽しみにしていた「お経」ですが書かれていない(>_<)
宅急便の送り状には彼女の住所が書かれていない。
住所を書かなかったのは「私が気を使うから記しません」と手紙に書かれてありました。
彼女にお礼の電話をしました。
近くに知り合いがいらっしゃったので長くは話せませんでしたが、

「あら、書くの忘れっちゃった!ごめんなさ~い」
「○○さん、メールされますか?」
「この年だけどするわよ。そうね、メールだったらお互い時間を気にせずに出来るわね。
わかったわ、お経『明王号』って言うのよ。朝日に向って唱えるの。
手紙にお経とメールアドレス書いて送るわね。住所はあなたが気を使うだろうから書かなかったわ」
「うふふ、大丈夫ですよ。住所が無くてもお寺がありますから」
「あら~、参ったわ。手紙に私の住所もちゃんと書くわね」
「よろしくお願いします。色々教えて下さい」
「あれから色々あったの、あなたと出会った後本堂でね」
「え?何ですか?」
「今、知り合いと一緒だからこれも手紙に書くわね」
「解りました。また楽しみが増えました」

なかなかすんなりとは行きませんでしたが楽しみがまた出来ました。

以上、報告を終了致します

で、『明王号』ってどんなお経なのでしょうか?

私「東方降三世明王、南方軍荼利明王、西方大威徳明王、北方金剛夜叉明王、中央大日大小不動明王、五大力尊の事でしょうか?
毎朝、柏を叩き方角に向かって参拝。またお滝に打たれる時も五大力尊をお参りします。
さて、どんなお経でしょうか?楽しみですね。合掌

本当に全ては繋がっている H23.11.21
先日の信者さんから、柴灯護摩の前に頂いていたメールですがご紹介します。
9月3日のひとり言「高野山参拝旅の報告書」覚えていますか?
9/3のひとり言より「・・・Aさんのお部屋で夕食。
夕食の時、明日の朝の観行の時供養・祈願を申し込まれましたら読み上げさせて頂きます。
と、申込書を持って来られた。私の菩提寺の甥っ子(役僧) さんだった。
顔がそっくり!間違いないと思った。
夕食時、Aさんはいつものペースで自分の体験をBさんに話す。そして菩提寺の甥っ子さんが部屋に来てからもその話は続く。甥っ子さんの顔が困ったように見えた。時間が気になるようだ。
3人がそれぞれに供養の申込みをした。(1ヶ月、五千円・お彼岸だしね)
ここは宿坊、いつまでも食事の時間を頂ける訳ではない。お開きとなった。

職場のお土産を夕方買い、ここから宅急便で送ろうと空箱を寺務所へもらいに行った帰りに菩提寺の甥っ子さんと廊下で出会う。
私「ところで先ほどの話(Aさん)正直にどう思いました?」
甥っ子さん「う~ん。そういう話は聞くのですが、私自身まだ体験していませんので、正直なところ半信半疑です。母も見ているそうなんですが」
私「え!お母様が?でもそうですよね。自分が体験しないと100%信じられませんよね」・・・・」

信者さん「今日、びっくりする事がありました
会社に新しいお店が加わりました。
A社の販売店をされていたのですが、上部店との折り合いがうまく行かずA社を解約して私が勤める会社と契約しました。
保証人の用紙が提出されてきて、そこには菩提寺の住職の名前、間柄は弟。
まり住職のお姉さんだったのです。
この間高野山で会った甥っ子のお母さん。
そういえばお母さん、神仏の世界を感じる方って言ってました(甥っ子さんが)。
あらららら!びっくり仰天です」と。

繋がりはここで終わらず、またまたびっくり。
半月後、信者さんから届いたメールです。

信者さん「今日仕事で菩提寺の住職の姉、○○さんと電話でお話し。
息子さんと会った事伝えると、二、三日前に住職(弟)から聞いてびっくり!
そして、さらに25年~35年前の話だけど、当時ご主人は○○百貨店の総務に勤務。
実は母も当時経理に勤務。
なのでご主人、母の事知っていたんです。
母が辞めた後、私もバイトで二年間お世話になりましたので、総務の○○さん記憶が無いんですけど(会えば解ると思います…)ご縁をいただいていたのです。
しかし、ここまで繋がるとちょっと怖いですね、でも楽しいです」と。

全ては繋がっている!改めて確信しています。

皆さんは今幸せですか?それとも何か問題を抱えていますか?
全ては縁あって(人も問題も)繋がっています。良きことも悪きことも過去からのご縁、繋がりです。
そしてこれからどう繋げていくのか!それはあなた次第です。
さぁ~、どう繋げていきますか?

私はひとりでも多くの方が、幸せの道へと繋げてほしいと願っています。
そのために、神仏、ご先祖様を敬い感謝して今日一日を大切に生きて頂きたいと思います。
信者さんのように、ご先祖様そして人(ご縁)を大切に生きてください。
心からお祈り申し上げます。合掌

勤労感謝の日 H23.11.23
今日は勤労感謝の日。こうして毎日楽しく働くことが出来るのは、丈夫な身体に生んでくれた両親のお陰。観音様お大師様、そして信者さん、家族、皆様のお陰です。心から感謝申し上げます。

皆さんは今日の勤労感謝の日をどのように過ごされましたか?
信者さんからメールが届いていましたのでご紹介します。

Aさん「今、お墓参りから戻りました。雨もひどくなく帰宅しました。
日田へ行ったら立ち寄るお店があります。そば饅頭です。しっとりしていて美味しい。
今回初めて見るそば饅頭がありました。中のあんこが小豆ではなく全て栗。
今の時期限定!栗と小豆の両方を買いました。
1030円だったので1100円出しました。お店の方が百円玉を返すのです。
「丁度でいいわよ」と30円おまけしてくれました。
おじいちゃんから?(おじいちゃんのお墓参り)
お地蔵様から?(途中お地蔵様があったので手を合わせご真言)
八坂神社の神様?(これも途中で参拝)
ともあれ今年も日田にお参り出来ました」と。

Bさん「今日は、お稲荷さまのご縁日(午の日)という事なので氏神さまにお祀りされているお稲荷さまと一言主神社のお稲荷さまにお参りに行ってきました。
出来るだけ神仏のご縁日は気にかけてお参りしたいものです」と。

Cさん「今日、新しいに家に寄ってみたら、そちらから封筒が届いていました。無事に受け取りました。
新しい住所に一番に着いたお手紙が お寺の封筒で縁起がいいなと思いました。
護摩の灰(柴灯護摩の祈願の方に発送)は リフォームが終わって、家の周りにまきます。順調にすすんでます。
今、カーテンを見に行ったんですが、主人が『ちょっとゆっくりできる部屋にしたいからリクライニングチェアがほしいなぁ』なーんて言うから、せっかくだし、やっと自分の家だし、プレゼントしようと思ってます。
そして、家引っ越すから転校になること子供に伝えたら……『やったぁ~!だってここ寒いもんね。よかったねー』ですって!泣くかもと、心配してたのに。よかったです。一安心です」と。

昨日はいい夫婦の日(11.22)。
信者さんは、今まで以上に夫婦仲良く幸せなご家庭を築かれることでしょう。
家族がいるから頑張れる!誰かのために頑張れる!
働けること、働かせて頂けること。感謝ですね!
そして、お金があるから、お墓参りもお参りも出来る。全てに感謝ですね。合掌

御接待マカロン H23.11.25
信者さんからのメールです。
「今年もあと残すところ一ヶ月少々となりました。一ヵ月後には年末年始の準備ですね」と、いう事でとっても素敵なお菓子を見つけました。
住職さんに了解頂ければ年末にそちらへ贈りたいと思います。
寒い中年末年始へお参りに来られた方へのお接待です。

皆さんそれぞれに今年を過ごされた事と思います。
楽しく幸せに過ごされた方。
悩んでいる方。
苦しんでいる方。

幸せな方は今の幸せを大切に!
悩み苦しんでいる方には、ほんの一瞬でも笑顔を!

それが可能なお菓子のように感じました

以前メールで書きました「羽龍 章」さんのHPにも「うりゅうさんの小言」というのがあります。これも毎日チェックしています
11月23日「二人分のちから」
一票が動くと二票分の動きがあるように
たった一人の寂しさが癒されるだけで
二人分のプラス効果がある
一人が元気になることは
とてもパワフルな出来事なのだ!

お寺へ来られた方が笑顔で帰られる、ご住職様にとってそれが一番の幸せであり力になると思います。

ささやかですがそのお手伝いをさせてください。
お菓子のお接待という方法で!
きっと思わず微笑みたくなるお菓子です(多分女性は)
宜しくお願い致します」と。

有り難いメールに心から感謝申し上げます。
恩師から言われた言葉。
「御接待は、御接待する方のご先祖様も、御接待される方のご先祖様も御接待をいただくことが出来る!だから御接待の功徳を積みなさい」と。

信者さんのご先祖様も、ご縁をいただいた方とご先祖様きっと喜んで下さるでしょう。
どうぞ限定100個です。皆様もご縁をいただいて下さい。
お待ち致しております。合掌

お不動様のご縁日、信仰は素晴らしい H23.11.28
今朝早く、最近実家の側に家を買われた信者さんから電話が入る
「今日、父が福岡出張に出かけたのですが、今篠栗に来ているそうです。今からそちらに伺うとのことですので宜しくお願いします」と。

お父様はわざわざ「家の件でお世話になりました」とご挨拶に来られました。
また、たまたま会話の中でお墓の件が出ましたので、初対面で大変失礼かと思いましたが、
私が一番気になっていたお墓の件をお話させて頂きました
「今のままでは、娘(長女)さんは、嫁ぎ先の墓と実家の二つ墓、計三つの墓守をしなければなりません。出来ればお父様が奥様の○○家に養子に入り、娘さんの二男さんに実家を継がせたらよいと思います。そうすれば全て上手くいき子孫繁栄になります」と。

その後、信者さんからメールが届く。
「お世話になりました。 今日は お不動様のご縁日ですね!
しかも みやばぁちゃん(祖母)の祥月命日です。
母より妹より先に、まさか父が伺うなんてビックリです。
父は呼ばれた??のですかね?」と。

この信者さんのメールを見て、私がお墓の件を話したのは偶然ではないな!と思いました。みやばぁちゃん!ご先祖様が私の口を借りて言わせた!そう思いました。

また、先日知多霊場巡拝された信者さんか届いたメールです。
27日のメール「明王号とは、ご住職さんがおっしゃっていた五大力尊でした。早速明日から唱えます」
28日のメール「昨夜の最後のメール寝てしまいました。
今朝、早速唱えました。後から気付きましたが。今日は28日お不動様のご縁日です。関係ありますかね?」と。

今日はお不動様の日でしたので
仕事から帰ってからしばらく手を合わせました。
体調が悪くなってから、心にも余裕が無かったので
横になることが多かったのですが
少しずつ落ち着いていけたらと思います。

また、「奇妙な話」と信者さんからメール。
ところで、気のせいでしょうが、先週奇妙なことがありました。
スマートフォンで『住職のひとり言』を読みながら
「最近、金峯山寺の話が多いなー。どんなお寺だろう」と思って
グーグルで検索をかけて金峯山寺のホームページを見てました。
見終わって、サイトを閉じようとクリックしたら
検索欄に「金峯山寺」と入力されたままのグーグルの画面が出て
それを閉じようとしても何度もその画面が・・・。
何分か後にセキュリティが自動更新終了 表示が出たので
たぶんセキュリティの更新とちょうど合わさったのと
スマートフォンはすぐ画面が固まったりするので、それが原因でしょう。
ですがそれから、頭の中で「金峯山寺」という文字を思い浮かべると
とてもすがすがしい気分になるのです。
そして、自分の後ろの、ちょっと距離がある後ろのほうに
私が知らない神仏がいるような気配がするのです。
ホームページ見たくらいで、こんなことあるのだろうかと思いました。
おいで、と言われてるような・・・気もします。
とりあえず、奇妙な話?でした」と。

全て偶然はありません、必然です。
何故か?皆さんお不動様に守られている!幸せになるために導かれているのです。
それだけ皆さんが一生懸命お不動様を信じ祈っているからです。
信仰は素晴らしい!そして有り難いです!合掌

倶利伽藍不動寺へ旅だった弟子 H23.11.29
今年加行を受けた弟子が伝法灌頂を無事に終え27日当山へ挨拶に来ました。
今日は、お不動様に御礼報謝。初めて当山で護摩を焚きました。
立派になった弟子を見てお不動様も喜んで下さっていることでしょう。
そして、本日石川県の倶利伽藍不動寺へ旅立ちました・・・三ヶ月間の研修後正式に役僧として働きます。倶利伽藍不動寺

本人が席を外したときの母親の話です。
「去年の4月、南蔵院の大黒様から21日間日参をしなさいと言われ、息子と二人日参。
息子は私がお参りしている間、「苦しんでいる人々を救いたい」そう思って座禅を組んでいたそうです。すると「ならば霊場参拝している人々に御接待をしなさい。祖聖大寺があるだろうと言われ御接待をさせて頂きました。その後息子がお大師様から高野で待つと言われましたが、そんなことはあり得ないと思っていました。また護摩堂落慶法要の日お不動様から21日間日参参りをしなさいと言われ、半信半疑、神仏のお言葉を100%信じてはいませんでした。ですが、今こうしてお大師様のお言葉通り息子が高野山の僧侶となった事で、私はこれから神仏を心から信じることが出来ます。もう二度と神仏を疑うことはありません」と。

神仏からお言葉をいただく方でもなかなか神仏を信じることは難しい!
見えたり聞こえたりしない人はもっと神仏を信じることは難しいかも知れませんが、どうぞ神仏を信じて下さい。必ず見えない力で幸せへと導いて下さいます。
ひとりではない!神仏が守って下さる安心感と生きる喜びを与えて下さいます。
どうぞ縁ある全ての方々が幸せでありますように、心からお祈り申し上げます。合掌

師走から新年に向けて H23.12.1
今日から師走。今年はいろんな事がありあっという間の一年でした。
今月も、19日から29日まで、娘婿と二男が僧侶になるための前行を受ける準備に追われている。精神的に落ち着かないというべきかもしれない。
昨日石川に旅だった弟子から、前行と来年受ける加行(百日間行)のこと色々聞いてアドバイスをもらっていたようですが、二人とも青ざめていた!
しもやけ(凍傷寸前)になり印が切れなくなると山を下りなければならないこと!
消灯時間は決まっているが、それから勉強するので実質睡眠時間は2、3時間ということ。二人とも不安がよぎっているようです!

とはいうもののこちらは息子達に心寄せている余裕はない!
新年を迎えるに当たって準備と大掃除!猫の手も借りたいほど忙しい!
皆さんも師走、色々と大変だと思いますが、大掃除!一年のほこりはしっかりとって新年を迎えて下さい。清掃は心の清掃!清らかな心に神仏が宿り、運気上昇福徳円満、全て上手くいくのです。
今日は一日。氏神様は参詣しましたか?神様は宿りましたか?
見えない力で守って頂きましょう!そのためには精進しましょう。

昨日届いたメールです。
「ご本尊聖観世音菩薩様の霊験の強さに驚きと畏敬の念を感じました。観世音菩薩は、私の心の音を観ぬかれていたのです。・・・・」と。

あり得ないことがあり、結果私に全てを打ち明ける事となったのです。
何故か?それは、心の清らかな方だから観音様がお力を貸して下さったのです。
来年が楽しみな方ですね。
さてさて、残り1ヶ月!しっかり精進して神仏の力を貸して頂きましょう!
そして、良い年を迎えましょう。合掌

お大師様に叱られました H23.12.2
信者さんから届いたメールです。
「今週また父の具合が悪いので、お休みを取りましたが私の調子が悪くて見舞いに行けませんでした。少し仕事が立て込んでいたので疲れがあったと思います。
今日こそは見舞いに行こうか(または仕事に)と思いましたが、お大師様に叱られました。

“身も心も折れたまま、これ以上動くことはまかりならぬ”、と。

お大師様がどれほど深く心配をしているのか。
お叱りの言葉から知ることが出来ました。(実際はもっと長々と叱られました。)
仕事で紛らわそうとしても何もならん、というような事も言われました。

先日は祖父からも同じような事を言われておりました。
“なんでそんなになってまで頑張る必要があるのか”、と。
他にも祖父から色々言われました。
きっと限界一歩手前で止めようとしているのでしょう。
お大師様のお叱りの後に、お不動様からもお叱りを受けました(--;

さきほど電話で、父は腹水を取ってもらうとケロッと元気になったそうです。
ということで、お言葉に甘えて今日も家で休みます・・・。
ベランダで日差しを浴びて、大好きなミニバラで心を癒して・・・。」と。

皆様もミニバラ!信者さんと一緒に心癒して下さい。
大切な身体、体調を壊さないように皆様も気を付けて下さい。
信心一生懸命する方は、神仏ご先祖様に見守られています。有り難いことです。合掌

修行道場 H23.12.4
今月の修行道場は3名参加。
皆さんの感想をご紹介します。

男性Aさん「今回で4回目の修行道場です。毎回アットホームでいたれりつくせりの修行というよりリラクゼーションの二日間でした。住職ご夫婦の温かいもてなしの心に感謝です。
滝行はさすがに冷たく、ガタガタ震えましたが、とっても清まりました。有難うございました」

女性Aさん「神仏の温かいエネルギー(?)の中で静かに自分を見つめるきっかけが出来ました。本当に暖かく住職や奥様にも接して頂き、とても充実した時を過ごしました。朝からのお掃除も清々しく自分の心が清められました。有難うございました」

女性Bさん「もっともっと学びたいと思いました。奉仕行はとても楽しかったです」

その後女性Bさんより届いたメールです。
「土日2日間本当にお世話になりましたm(_ _)m
昨日帰りに、感想を…と言われたのですが,とっさの事で・・・・
いつもお伝えしたい事があったのでメールいたしました。
毎回、毎回、本当に心暖まるお接待(このような表現でよろしいのでしょうか)をして頂き、私はいつも救われ、心から感謝しております。
ご住職と奥様お二人の、深い愛で帰るときには、本当に元気になっていつも帰っております。
今回、気のせいと言えばそうかもしれませんが、私が感じるには、滝行で、何か分かりませんが、強い心がもてる何かが入って来たような感じがしました。元気なんです、とにかく!
また玉ねぎのように中から出てくるかもしれませんが、何だか確実に違うのが分かります。
私は色んな方々から助けられ、そして生かされているんですね。ただただ感謝のみです。
そしてまた深く深く感謝いたしますm(_ _)m
それでは、また行事に予定があえば是非参加して行きたいので宜しくお願い致しますm(_ _)m」と。

私共も楽しい二日間を過ごさせて頂きました。
奉仕行は、仏器磨き、窓ふき、大師堂大掃除、お陰で綺麗になりました。
本当に有難うございました。心から感謝申し上げます。

今まで沢山の方に参加頂き、いろんな事がありました。
特に夢で見せられる方が多いようですね。
「亡くなられたご両親が一緒に杯を交わそう!」と喜ばれた夢。(祖聖大寺とご縁を結んで、これから幸せ開運道を歩む娘に乾杯だったようですね!)
何かに襲われ、私達夫婦が心配そうに覗き込んでいる夢。(前世同じような状況があったと思います。多分同じ志を持つ修行僧だったのでしょう)

ご先祖様が喜んで一緒に来ている方。
生き霊が来ている方。
「足元を見よ」と観音様から言われた方。
亀の遍路笠を見せられた方。(二十日後父親の病気が見つかり翌月亡くなられた)・・・・

まだまだこれからいろんな方と出会い、ご指導させていただきたいと思います。
神仏のお導きに感謝、そして皆さん幸せの道を歩んで頂きたいと思います。
誰でも幸せになれること!ひとりでも多くの方に伝えたいと思います。合掌

意外な展開 H23.12.5
最近、知多霊場参拝した信者さんから昨日届いたメールです。
「こんばんは。昨日今日は、今年最後の修行道場、皆さんお疲れ様でした!
さて、今日ひょんな事からワクワクする事がありました。
知多霊場参拝したときに出会ったAさんとのメールです。

Aさん「神様=お不動様、これは横に置いておきます。時期が来たら解
ると思います。 私、友達にすっごい美人な恋人できたのと貴女の事自慢してるよ。
そしたら島のお巡りさんが、貴女の写メールみたいだって、お巡りさんも修行してますよ。
トンちゃんみたいだけどね。

信者さん「美人の恋人ですか!もったいない!ありがとうございます。
お巡りさんトンちゃんですか?
お仕事自体、世の為人の為、大変なお仕事だと思います。
さらに修行!頑張って下さい!とお伝えください。
「それでは、私の写真送ります」と、言うわけにはいきませんのであしからず!。
でも知多霊場会、もしくは福岡の篠栗霊場会に私の写真があるかもしれません。
今年秋、福岡で知多・小豆島・篠栗3大霊場お砂踏みがありました。
初日行ってきましたが500人目のお参りですと、常滑の急須を頂き、記念撮影(篠栗霊場会・会長といっしょに)させて頂きました。
その後その写真は見ていませんので、どんな風に撮れているのかわかりません。名前も聞かれませんでした。そんな事もあり知多へ呼ばれたのかもしれません。とお砂踏みと急須の写真を添付。

Aさんから「急須の写真はいいから貴女の写真送ってほしい!気長に待ちます」と返信メール頂いたので大神神社(三輪明神)で撮った写真を送信。

Aさん「なんと!秋に三輪神社のお山を裸足で登りノリトをあげれる女性(36歳の既婚者)と知り合いになりましたが、貴女と同じ時期に三輪神社にお参りしていたなんて奇遇ですよ」

信者さん「ひえ~!!!この写真撮った後、三輪山へ登りました。
この時の目的はお山に入る事だったんです。
その時、素足の方数名おられました。年齢も30代位の女性が数名。
すごいな~と感心しっぱなしでした」

Aさん「すっご、全て導きですね、知人に聞いておきます。なんか3人見えない糸でつないでるかもしれない。楽しくなってきたね!」

信者さん「素足の方達気になっていました。どういう方達なんだろうって!
また詳しく教えて下さい。楽しみいっぱい、嬉しいな~!」とメールのやり取り。

意外な展開、さてさてどうなるのでしょう?
神仏のお導き、怖いくらい楽しいですね!

今起こりうる現実、ご縁!すべて、見えない力で導かれている!
それは、その人の生き様であり生きた結果です。
もし今あなたが、悩み苦しんでいることがあるとしたら、全ては必然!
見えない力(神仏のお導き)で幸せ開運へと導かれている。
だから、悩みや苦しみに押しつぶされることなく、逃げることなく、前向きに対処して下さい。
神仏、ご先祖様、そして自分を信じて一歩一歩苦しみを乗り越えて下さい。
そうすれば、信者さんのように、必ず明るい未来が待っていますから!

信者さんの明るい未来!ひとりニヤリしています。合掌

観音(神仏)様の御利益 H23.12.6
昨日の「意外な展開」メール下さった信者さんから届いたメールです。
こんばんは
今夜は昨夜(5日)に千葉のMさんへメールしたその後のやり取りを紹介します
彼女両肩が痛むという事で11月にまずは左肩の手術をしました。
状況が解らないのでこちらからのメールは控えていました。
12月に入り退院したかな?と思い昨夜メールしました。
その返事が今日ありました。

Mさん「おはようございます(^o^)
今メール読みました、昨日(5日)入院生活を退院しました(^o^)まだ左手は全く使えませんが、これからリハビリをしていくうちに、回復してくるものと思っています。
今日もこれからリハビリに行って来ます。寒くなります。 風邪など引かないように充分気を付けて下さいね。」

信者さん「昨日退院だったのですね。片手が使えない(>_<)
でもMさんは頑張り家さんだからリハビリ始めたら、新年には随分動くようになっているのでしょうね
関東も段々寒くなってきたでしょう。風邪ひかないよう暖かくしてお過ごし下さい」

Mさん「リハビリをしながら、ついでに買い物をして今自宅に戻って来ました。
リハビリをするたびに思うのですが筋肉の動かし方が上手くいかないのです。
肩を上下したり廻したりが難しい!?腰の動かし方も難しい!? 動かし方を忘れているようです。情けないことですがこれが現実…ゆっくりと焦らずガンバルワ…その内に腕も下げられるようになるでしょう。」

信者さん「お帰りなさい。筋肉の動かし方ですか…普段そんな事考えて動かしていませんものね
体が覚えていますからゆっくり頑張って下さいね」

Mさん「有難うございます(^o^) 今の目標は腕を下におろし、真っ直ぐ立つことです。それが出来れば、楽に寝ることも可能に成るはず! 今はとにかくリハビリが大切な時。丁寧に確実にリハビリをするのみです。先生の話では順調に回復しているそうです。

信者さん「Mさん、すごい!腹がすわっているというか、私だったら凹んでいますよ
観音様、お大師様がしっかり守ってくれていますね。あ!ご先祖も(^.^)」

Mさん「私もそのように思います。何故なら、麻酔から覚めるか覚めないか…というぼんやりした時に、立木観音がベッドの足下で微笑みを浮かべて、じっと私を見つめてお出ででした。
観音様の周りにも何人かいらっしゃいましたが、お顔はハッキリ覚えていません。
しかし、とても幸せな気持ちになりました。その後又眠りにおちたようです。
入院する時は、坂東三十三番那古観音にお参りしました(^o^)が、何故か十八番の立木観音様でした。 新しい年になってからお参りしようと思っています。
有り難い事と手を合わせる毎日です。守られている幸せをかみしめている私です。」と。

立木観音http://www.rinnoji.or.jp/keidai/tyuzenji/tyuzenji.html

信者さんから私にメール「幸せの道歩んでいる方がここにもいらっしゃいました(しかしすごいです!こんな展開になるとは思っていませんでした)

観音様の御利益、皆さんいただいて、幸せになって頂きたいですね!
そのために、身も心も磨いてしっかり信心してください。
そうすれば、観音様(神仏)が宿り、私達を幸せに導いて下さいます。
修行道場(12/4)で滝に打たれ身も心も清められたBさんのように何かが変わってくるのです。合掌

PS.出勤途中の皆さん、現在毎朝6時に滝行をしています。心身共に清めませんか?
事前にご連絡ください。

全ては繋がっている H23.12.7
知多霊場参拝した信者さんから、三輪神社参拝裸足の方の報告が来ました。

Mさんからのメール転送致します。
「オハヨー、○○ちゃんすっごい始めて会った時も観音様が付いてる感じがしたけれど、やっぱり年末は氏神様に今年のお礼を伝えて、新年は神様に迎えさせていただいたご挨拶をし先祖様にも挨拶ですよね。
そうそう三輪山の素足の一行は、やはりメールやり取りの彼女達でした。
東京から毎月1ー2回登るみたい!皆さん若いのにすごい方々ばかりね。
私は少しでも皆のお役目が出来る事に感謝ですわ」と。

三輪山での素足の方達、当日すれ違った人と今回知多霊場で知り合ったMさんとのご縁で繋がった。
うむ~、未だに信じられないけれど現実
これからどんな展開になるのか楽しみでもあります

同僚の親戚のおじいさん昨夜夜中亡くなったそうです。(昨夜メールで危篤と連絡あり)
彼女曰く「こんなに葬式が続くなんて…」(祖母・祖父・祖母の弟/昨日のメールで母方と書きましたが父方でした)それぞれの49日を迎える前に葬儀です。こんな事もあるのですね。
私「我が家も父と母が4年の間。その間に義妹の祖父と祖母が一ヶ月の間に亡くなった。そして義妹のお父さん。私の40代は葬儀が多かったわ。年長者が亡くなると思うの『こうやって世代が交代していくのかなって』」

会社の販売店の○○さんからのお誘い、お願い?(高野山宿泊した時の役僧さんの母=菩提寺の住職の姉、その後信者さんが勤めている会社の販売店となった)
先日旅行に行ってお土産があるのだけれど会社まで行けないから私に帰りに寄ってほしい。皆さんの分ないので事務の人達だけよ。と言われました。
いつも電話で「今度遊びに来て」と度々言われていましたからね。
これも流れならと思い、今週土曜日仕事の帰りに寄らせて頂きますと連絡いれました。
これもどうなるのでしょうか?(私の単なる意識のしすぎかもしれません)

今、気になっているのは「氏神様」のお参りってどうすればいいの?
祝詞って仏教でいうお経みたいなものですか?」と。

私「こんばんは。お疲れ様です。
世の中には色んな不思議なこと、ご縁がありますね。
すべて神仏のお導きと確認させられます。有り難いお導きに感謝です。
貴女を通じて縁ある方々、ひとり言を見ている皆さん、神仏の存在感じさせられていますね。これも必然不思議なご縁です。全て繋がっているのです。
何故なら、貴女と縁ある方々は、これから世のため人のために生きていく人だからです。
本尊観音様、お不動様、お大師様に呼ばれた人だからです。(惚れられている)
きっと、魂の綺麗な方々ですよ。これからが楽しみな方々ばかりです。

祝詞。これもこれから必然なのかも知れませんね!
私は、毎朝山の神様をお参りするときに、禊ぎと般若心経を唱えます。
禊ぎをあげて先ず自分を清めます。
最近は六根清浄や天地一切清浄祓をあげたいと思っています。

さて、皆さんもこれからどんな展開するのでしょう?楽しみです。合掌

今から来年が楽しみです H23.12.9
信者さんからのメール。
「ご住職様
こんにちは。ご無沙汰しております。
この度は12月の好き日をお知らせいただきありがとうございました。
あっという間に12月が来てしまいました。
開業の件は、1月から本格始動となりそうです。

先日、星まつりのご案内を受け取りました。
お屠蘇や暦も入れていただき、ありがとうございました。
来年も健康で良い年となりますよう、御祈願の申し込みをさせていただきます。
後日、ファックスにて申込書を送付させていただきますのでよろしくお願いいたします。

すす払いのお手伝いに伺えず、申し訳ございません。
その分、茅ヶ崎のお寺で年末大掃除をお手伝いさせていただきます。
来年はぜひ修業道場に参加したいと考えております。
極寒の滝行はちょっと不安なので、少し暖かくなりましたら伺います。
今から、御住職とご家族の皆様にお目にかかれる日を楽しみにしております。

今朝、こちらでは雪が降りました。(当山も降りました)
急に寒くなってまいりましたので、お風邪などを引かれませぬよう、ご自愛くださいませ。
それでは、またご連絡させていただきます。」と。

信者さん、東京都にお住い!
およ~!とビックリしています。
ですが、今から来年が楽しみです。
今年は、震災、そして世界中が自然災害、経済不安・・・と続き先の見通しがつきませんが、
だからといってじっとしているわけにもいきません。
自分に出来ること、精進してまいりたいと思います。
信者さんに元気を頂いて、生かされている喜びをかみしめて精進してまいります。

奈良の信者さんから届いたメール、一部感動しましたのでご紹介します。
年末の慌ただしい時季ですが、
「忙しい」からと“心を亡くさない”ように心して精進します。」

本当にそうですね!皆さんも心してまいりましょう。合掌

すす払いに御接待のマカロン到着 H23.12.11
今日は、納め供養祭、そして一年間の本堂すす払い。
皆さん喜んで大掃除すす払いにご協力下さいました。
本当に有難うございました。心から感謝申し上げます。

そして、本日信者さんから御接待して下さいとマカロン100ヶ到着しました。
信者さんに御礼のメールをしましたら
「間に合ってよかったです。時間指定(午前中着)しておけばよかったと今日気づきました
今日は供養祭とすす払い。やはり徳を積まれている方達にはご褒美ちゃんと間に合いました。ご先祖様も大喜びですね。
余談ですが、今日知多霊場番外の○○さんから忙しくてメール出来なくてごめんなさいとお電話頂きました。
話の中で私が○○勤めを言うと、なんと知多の○○さん島に帰る前は私の勤める会社の販売されていたそうで、表彰もされた(一千万・五千万・一億と累計売上表彰があるのです)と聞きお互いまたびっくり!
彼女だったら人が集まるだろうなと納得。月収百万円がわかりました」

信じられない現実に私もビックリです。人の出会いは不思議ですね!合掌

19日から前行に行く我が家の弟子達 H23.12.13
朝の勤行を終え、娘婿が「五分、時間を下さい」と言う。
「今は忙しい」と言うと、「では三分、時間を下さい」と言うので、お互いに正座をし向き合った。
そして頭を深々と下げ「申し訳ございませんでした」と・・・

私「私から言われたくない!と言ったり、私より120%力がある!と言ったり、ひとり言で自分の力をひけらかしている!と言ったり、自分を正当化するばかりにおかしな言い訳をして、自分で墓穴を掘り、まるでピノキオ状態でみっともなかったし格好悪かった。
ひとり言を何故書いているか?あなたは知っていますか?
信仰の素晴らしさを皆さんに伝えたい。生きるということがどういうことか考えて欲しい。そして、誰でも幸せになれることを知って欲しい。そう思って書いているのです。
あのブログをみて私に凄い力があると思う人はいませんよ。わからないことはわからないと私のマイナス点も正直に書いています。それに力がある僧侶が良い僧侶とは限らない。ご祈祷して御利益頂くことは勿論大切ですが、御利益信仰は信仰ではないし人としての成長もない。御利益信仰では信者さんとの信頼関係も持てず淋しいものですよ。

私よりあなたに力があることも知っています。だからその力を引き出してあげたい、世のため人のために生きて欲しい!そう思って、あなたを僧侶にしたいのです。あなたが娘に「僧侶の免許を取ったらこっちのもの」と言ったそうですが、夫婦げんかをするたびに私は頭を抱えていますよ。
ですが、あなたを信じて私は自分が言った言葉に責任を持って、学費も御衣代もこちらで用意しました。
それにあなたが私に言った言葉が本心でないこともわかっています。
カッとなったら後先考えず暴言を吐く困った人です。
今回のことは、お不動様からあなたの一番の欠点、気が短いことを指摘するために起こった出来事です。前行(僧侶になるためのお行)に行ったらその欠点、これでもか!これでもか!とお試しがありますよ。しっかり心していないとお不動様のお試しに負けてしまいますよ。
それと、あなたは人を幸せにする前に、自分の家族を幸せにしなければなりません。
どうしたら家族を幸せにすることが出来るかわかっていますか?
辛抱ですよ!どんなことがあってもグッとこらえて辛抱することですよ!
それが、お不動様のお試しに勝つことですよ!」と。

もうひとりの弟子、我が家の二男はというと、前行に行くに当たって三礼(礼拝)の練習をしていましたが、まるで倒れ崩れるような三礼をしていましたので、もっときちんと三礼しなさいと忠告したばかり!それから数日後、膝を痛めてしまい、19日からの前行に絶えられるか心配しています。
こちらも、お不動様から神仏に対する心、敬う心がないことを指摘されたようです。
義兄が行くから一緒に免許とろうと単純な心で前行に行く息子にお不動様がカツを入れたのでしょう。神仏と僧侶?何のために僧侶になるのか?もう一度しっかり考えて前行に行きなさいと忠告でしょう。こちらもお不動様のお試しに負けないよう頑張ってもらいたい。

二人とも今からお不動様にカツを入れられ、僧侶になる厳しさを教えてもらいました。
19日から29日まで高野山での前行、高野山の寒さ厳しい環境の中、右も左もわからなず戸惑いながら、しっかり心の修行させられる二人!一番キツイ心の修行、お試しに負けないよう遠く篠栗から祈るばかりです。合掌

不思議なご縁 H23.12.14
12月2日、石川県の倶利伽藍不動寺に旅立つ弟子を見送り、車が見えなくなると次は愛寶さん(大阪の弟子)だな!そう思いました。
弟子は、今年専修学院(僧侶になるための専門学校)に行く予定でしたが、不景気の波にのまれ、専修学院に行くことを諦めました。そして、僧侶として世の中に役立てないなら、日本の林業は後継者不足ですさんな状況、林業で世の中に貢献したいと話していました。

最近本人からのメールです。
「毎日毎日バタバタで、なかなか連絡が取れずに失礼致しました。
以前、ご住職様と大阪でお話しさせて頂いた後、暫くしてから無事に京都の森林組合に就職が決まりまして、今は京都で暮らしています。
北山杉で有名な地域で(丹波の国)です。京都は京都でも(山城の国)ではありません。
山奥の小さな町です。電車も高速もコンビニも何も無い山奥の小さな町です。
林業の仕事はとてもキツくて体重も5Kg減りました。
大変に重労働で全職種で一番危険な仕事ですから、後継者不足でヤリガイはあるものの…
少し自分の時間が出来た時などは『自分はこんな仕事がしたかった訳では無い…』と、僧侶への思いが頭をヨギリ胸を締め付けます。
空海様の時代なら気持ちがあれば仏門に入れた筈ですが…
今は気持ちがあっても、金が無ければ僧侶になれない全くもって変な時代です。
私から言わせれば、今の世の中こそ、まさに末法の時代だと思います。
全国全宗派で仏門に興味の無い寺院の御子息が、嫌々寺院を継ぐ事に何の意味があるのでしょうか?
その様な気持ちで神仏に手を合わせて、果たして意味があるのでしょうか?
話がそれてしまい失礼致しましたが、中々連絡出来なかったのは、林業が全職種で一番危険な仕事と言う事で、家族から『他の仕事に変わって欲しい』と言われていて、この先どうなるか今は解らない状態ですので、連絡を控えていました。
ここ最近(30年ほど)のデータを見ても毎年、死亡者数は林業がダントツでトップでした。
ですが、今は特にやりたい仕事も無いですから…毎日毎日ただ生きてるだけの毎日ですから、取り敢えず…もう暫くは林業を続けながら先の事を考えます。
御心配して戴きまして、本当にありがとう御座います。
いつか、時間を見付けてまた九州に顔を出したいと思います。
事故に気を付けて毎日を頑張ります。
寒くなり雪の季節になりましたが…御身体に気を付けて下さい。
奥様にもよろしく御伝え下さいませ。 愛寳m(__)m

このメールを頂いて不思議なことがありました。(今は内緒です)
愛染明王様、観音様のご縁を感じます。
これから神仏はどう導いて下さるのでしょうか?楽しみです。合掌

話は変わって!奈良の信者さんから届いたメールです。
「こんばんは。篠栗ではもう雪が降りましたか!
こちらは未だです(金峯山寺(吉野山)の方では降ったと聞きました)
先週、今年最後のお参りに高野山に行ってきましたが日陰ではけっこう冷え込んでいましたので日が暮れてからのお山はかなり冷え込むでしょうね!
もうすぐ修行に行かれる息子さん、お婿さん共に、穏やかな季節でも大変だと思うのにこれからの季節はとても厳しいでしょうね
“頑張って”ほしいですと私は口で言えば良いだけですがご本人達は本当に大変だと思います
今までにご住職さんやたくさんのお坊さん方が修行をされて、今も続けておられる
石川県のお寺に行かれたお弟子さんもお勤めされた
お二人もどうか無事にお勤め下さいと心から願うばかりです。
これは私のお願いです。
“立派な”お坊さんにはならないで下さい。
皆さんに親しく慕われるお坊さんになって下さい。
祖聖大寺が“大きく立派な”お寺、ご住職さんが親しみにくいお坊さんでしたら(ご住職さま奥さま、ゴメンなさい悪意はありません)
私はきっと身構えて臨み、今このように親しく参拝、メールをさせて頂く事もなかった思います。

Aさんからご縁をいただき、遠い奈良から何度も参拝に行きたくなるようなお寺です。
いつも皆さんがお参りに行きたくなる、そんなお寺です。
皆さんが気軽にお話やご相談をされるお寺(ご住職さま、奥さま)です。
“前行に行かれるお弟子のお二人”も、どうかご住職さま、奥さまをお助けされて、親しまれる“立派な”お寺の後を継ぐお坊さんになって下さい。
“ひとり言”も日常の出来事が書かれているので構えず親しく読むことができるのです
いつも次の“ひとり言”が楽しみで待っています。
“お二人のお弟子さん”たちを応援しています。
“ひとり言”を読まれた皆さんが応援しています。
そして“立派な”お坊さんになって、私たちを幸せに導いて下さい。楽しみです!」と。
有り難いメールに感謝です。合掌

祈り H23.12.15
お大師様から「父親を背負って生きていかなければならない」と言われた信者さん。
父親がヘルパーさんを家に入れたくないと断るため信者さんひとりで介護。
介護の大変さ、そして自分との葛藤・・・・介護の大変さを実感させられ信者さんには頭が下がりました。

ここ数日の信者さんから届いたメールです。
12/12 18:13
皆さんお変わりありませんか!
私の祖母が死ぬ時、祖父が死ぬ時、母が死ぬ時、私を呼ぶ声が寝ている時に聞こえました。今父の声が昼間にも聞こえる様になりました。死はすぐそこに来ているのでしょうね!
いつも暗ーい話ですみませんm(__)m

12/13 0:38
「私の事を祈ってくれる人がいて私は幸せです。
私もお祈りしてますが、今日は水行を休んでしまい、お祈りしませんでした。
申し訳ありませんm(__)m情けない男です。
親父は私を寝せる気が無いのでしょうね!就寝して5時間で3回呼ばれました。
ハハハハ笑っちゃいます。忙しくしてくれて有り難う」

12/13 23:59
「父はガン細胞から血が出ているために、血液が無くなりかけて要るために輸血の準備に病院に行きましたが、体力が無くなっている事と低血圧の為に、二度意識を無くしました。病院から家に帰ってきても、グッタリ正気が無く、この辺で入院させようかなと思ってました!が、私が風呂に入っているのが分かっていたのに、どうしてもおしっこがしたかったのでしょう。退院して2ヶ月一度もひとりでトイレまでは歩けないのに、頭がふらつくなか、トイレに歩いてました。あわてて風呂から飛び出し、手をかしましたら、一言、「お前は風呂に入っとれ。風邪引くといかんからと、俺は大丈夫」と優しい声で言いました。(我が儘、暴言を吐く父親に始めて優しい言葉をかけてもらった)
私は真言の元気を見せて貰いました。お大師様は親父をとうして、「まだまだ父は大丈夫、頑張れ」と言われてるのです。真言の力見たり(合掌)
ご住職様有り難うございますm(__)mご住職様の祈りのおかげです。
涙がとまらないほど嬉しいです。(現時刻23時59分)

12/14 22:32
「父は、夕方入院しました。血液のヘモグロビンが成人の三分の一しかありません。輸血しないと死ぬ状況でした。
昨夜のでき事は私に別れの挨拶でもしたのでしょうね。そんな感じがします。もう家に帰って来ることも無いでしょう

12/14 23:11
これからが私の本当の修行だと思います。私の体験が、どれ程の力となり読経に魂を込められるか、本当に神仏に届くかが、私のお試しでしょう。それが奇跡になるのではないでしょうか。
これが私に与えられた人生。父の為に生きろだと今思います。

12/15 0:02
私はもう父の介護をすることはないでしょう。
明日が父の命日とし、祈り続ける事にします。
なぜあの時に私を助けて貰えたのか、お大師様の言われたとおり(父親を背負って生きる)になっているのか、それには理由があるはずです。それを確かめなければと思います。今度は自分の為に、諦めればそこで終わりです!やるしかないです
日がかわります。今日は何もせずに寝ます。今までの疲れを取るために!あすから
(現時刻23時59分)

・・・・・・・

父親の死をしっかり受け入れ、これから自分の人生と向き合って生きていく。
簡単そうで難しい!ですが、難しそうで簡単です。
今日、メール下さった信者さん!皆さん頑張っていますよ!
小さな事にとらわれて大切なこと、感謝と懺悔!忘れないで下さいね!
貴女が幸せになればみんな幸せになれます。祈りのパワー信じてください。
私も蔭ながらお祈りしています。合掌

いよいよ前行が始まる H23.12.18
我が家の弟子達、本日高野山へ出発。
夕方、無事に高野山大円院に到着。山内保証人をお願いしている大円院の上網様にご挨拶も終え、ホッと一息、電話が鳴る。
「忍耐です」と笑いながら話す娘婿は少し心の余裕をみせながらも・・・。
二男はというと、昨日膝に痛み止めの注射を打ってもらい不安の中前行・・・何とか痛みをこらえて頑張って欲しいのだが・・・。

いよいよ明日から前行が始まる。
寒さも一段と厳しくなってきた。
寒さ、睡魔、緊張感・・・・
この厳しさに絶えた者だけが味わえる、自信と誇り。
必ず掴んで帰って来てくれることを、遠く篠栗から祈り続ける。

人は誰も不安と孤独の戦いです。ですが、絶対に逃げてはいけない。
どんな事があっても、明るい未来のために、忍耐、辛抱、我慢・・・精進と祈り。
そうすれば必ず幸せを掴むことが出来ます!
そして、皆さんに伝えてほしい。忍耐の向こうに幸せがあると!

我が家の弟子達も前行無事に終える事が出来れば先ず一歩、自信と誇りを持って来年の本番加行(100日行)を向かえる事が出来るでしょう。合掌

心の病を克服して H23.12.27
二年前、鬱病で仕事も行けず家に閉じこもっていた信者さんの事を覚えていますか?
翌春には、中高一貫の学校に勤め、楽しい中にも仕事や人間関係で悩み苦しみました。
ですが、どんなことがあっても逃げることなく努力し心の病を克服したのです。
久しぶりに信者さんからメールが届きましたのでご紹介します。

「お久しぶりです。寒い日が続きますが、お元気ですか?
ちょっとわくわくした話がありましたのでお話させてください。
私、良いお話がまとまりそうです。あとはお金の問題なのですが…
その、彼のお父さんがお四国さんのドライバーをされていたそうで、100回近く回られてたそうです。先日も高野山に行かれたそうで、お土産をいただきました。
私を救ってくれたのはお四国さんに縁のある方々でした。
何かのご縁?と一人あつくなったのでした」と。

この話まとまると良いですね。
神仏を信じ、ご先祖様を敬い、近くの四国霊場参拝、お墓参り、そして私の話によく耳を傾け精進しました。二年後にやっとご褒美、幸せ掴みそうです。まだまだ人生は長いです。これからも明るい未来に向かって精進して頂きたいと思います。

世の中には心の病で苦しんでいる人が沢山いますが、病気と思ってじっとしていると治る病気も治りません。治りたい!その心から始まると思います。そして行動。良かったら祖聖大寺に遊びに来て下さい。電話でもメールでもいつでもご縁を楽しみにしています。合掌

正月用マカロン到着 H23.12.29
12月24日信者さんからメールが届く。
「風がピューピュー吹いています。
私の住む町は、昨夜・今夜花火大会ですが今夜は中止かな?音が聞こえません。

住職さんからのメールに『未来は決して明るいとは言えないかも知れませんが・・・・』
とありましたが、ご住職さんらしくないですね。
『仏教の素晴らしさを伝えたい』
ご住職さん一人では伝えられなくても石川のお弟子さん、娘婿さん、息子君、大阪のお弟子さん、僧侶となり彼らも又沢山の方に伝えるでしょう
種を蒔き、今は育てる時?(育つ時?)
きっと立派な僧侶となりますよ!
だってご住職とご縁を頂いた方達ですからね!
未来は明るいですよ!

マカロン100個すでに終了!約100人の方が笑顔になったのですね!嬉しいことです
私にそんな場所を提供して頂いて本当に感謝しています。
確かに現世の貯金は減りますが(笑)あの世での貯金(徳)は段々貯まっていますよ!嬉しいですね!
お正月マカロン注文致しますね(多分年内には着けると思います)
皆さんにお正月笑顔でスタートしていただきたいと思います!」と。

そして、「本日お正月用マカロン到着しました」と信者さんに御礼のメール。

信者さん「今日はお不動様のご縁日。
お正月マカロン、縁起ものばかり
これに神仏のパワー吹き込んで下さい。
大晦日、年始に来られた方、たちまちパワーアップ間違いなしです。
笑顔で今年を締めくくり、来年笑顔で始めましょう(笑い)です。
御接待よろしくお願いします」と。

今年も一年信者さんには大変お世話になりました。
心から感謝申し上げます。
どうぞ皆様、笑顔を頂きに年末年始お出かけ下さい。

正月元旦午前0時、初護摩を厳修いたします。
ご縁を心よりお待ち致しています。合掌